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終点

作者: 尚文産商堂
掲載日:2021/02/27

そこは、何もないところだった。

弾に行きたくなる、全く見知らぬ土地。

でも、実はというと、駅名には見覚えがあった。

良く乗っている電車の、その最後の行き先だったからだ。

そこで週末を利用して、その駅に行こうと考えたわけだ。


田舎、というにしては人影すらない。

そもそも駅から先につながる道がない。

けもの道のようなものが少し見えるが、ここから先はどうなっているかは、もはや熱帯雨林のような森に阻まれていて全く見えない。

かろうじてスマホがネットにつなげられるのでそれで調べてみると、ここから数百メートル先に国道があり、そこでバスに乗り換えることができるそうだ。

あのけもの道を通っていくしか、道はなさそうではあるが。


意を決して進みだすと、案外何人も通っているらしく、手作り看板や踏み固められた道で通りやすい。

国道へと出ると、目の前がバス停だったが、これほど人がいないとあってか、来るバスは朝と晩に1本ずつ、次来るのは5時間後という状況だった。

コンビニもなければ家も見当たらない。

そもそも街路灯もない。

結局5時間待ち、バスに乗って帰る羽目になった。

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