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榎田歩実⑦

『作戦成功!』


 正直、二人には悪いと思いながら店から出ていって、どんな会話になって、どうなるのだろうとワクワクしていた。


 床を拭いているときに俺の横を三木が通り抜けていくのが見えた。


 三木は「外だったのか……」と呟いていたので、トイレに行くのだろう。


 俺は停めようと思って呼びかけた。


 この気の利かない男に、ふたりの会話を邪魔されたくはなかったので呼び止めた。


「三木!」


「んっ?」


 三木は立ち止まって振り返った。


「トイレ?」


 そう俺が聞くと「ああ」と答える。


「いま、俊介と榎田さんが服の汚れを落とすために使っているから、急ぐんだったら下の階にも同じ場所にあるから」


 あからさまには止めないけど、これで少しは分かるだろうと思って言ったら


「ああ、大丈夫!僕は”大”だから」


 と言って店を出ていった。


 まったく、頭もいいし将棋も強いのはいいが、こいつの鈍さとデリカシーのなさにはついていけない。

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