自殺願望
初めての死の詩
父は私に言った。
「俺には理解できない」、と。
どうして安定を捨てるのか、と。
私は言った。
「やりたいことをやりたいから」。
だってそうだから。
それ以上でも、それ以下でもない。
ただそれだけ。
それは、生きる為の理由?。
確かに生きる為の理由だけど。
それだけじゃない気がした。
心の物置を覗いてみる。
もう一つの自分が居た。
そいつは、死にたがり。
幸福で、満足で、後悔のない死を求めて。
いつも考えてる。
私が仕事を辞める事が決まった。
不思議と気持ちは軽かった。
これで、新しい、生きる道を歩んで行く。
あぁ、夏の暑さはこんなにも心地よかったのか。
不思議と笑みが零れる。
死にたがりの私も。
きっと笑ってる。
短いですがご覧賞いただき有難うございます。




