プロローグ 来歴
拙い文章となるでしょうがどうか読んでいただければ幸いです。
誤字や脱字などありましたら気軽にご指摘ください。
西暦 2060年 12月2日
絶大な科学技術を独占するアメリカをロシアが危険と判断し時のアメリカ大統領、ルイーズ・ダスク♀(38)をロシアの諜報局員が暗殺。
そして、それに気付いてはいたため先手を打とうとアメリカ側がロシアに諜報局員を派遣し、大統領のナチャロ・カニェッツ♂(48)の暗殺を行ったがロシア側の動きが予想以上に早かったため、奇しくも同時に暗殺が行われる結果となった。
西暦 2061年 3月5日
同時暗殺事件を発端としたアメリカ、日本、カナダ、オーストラリアのアメリカ側諸国とロシア、フランス、ヨーロッパ、中国、インドのロシア側諸国とに別れ第三次世界大戦が勃発。
西暦 2068年6月6日
7年間続いた第三次世界大戦がアメリカ本土で起こった謎の大爆発によりアメリカの国力が衰退し殆どアメリカの軍事力、科学力に頼りきりだったアメリカ側諸国はそれを皮切りにロシア側諸国に攻め入られ占領下に置かれる。
西暦 2069年9月29日
ロシア側諸国がアメリカ側諸国を占領下に置くも、絶大な科学技術を用いて行われた大戦の反動は大きく、ロシア側諸国の国力も次第に衰退していき、反抗勢力による攻撃が決定打となり各国軍が自国に撤退し敗戦国のアメリカ側諸国は資源などは有ったが人手が足りず捨て置かれることとなった。
西暦 2071年12月8日
世界各国で突如として特異な能力、異能力を持った人間が生まれ始める。アメリカが敗戦国となったことで一躍大国となったロシアがこの異能力を持った人間を異能力者と秘密裏に呼称する。
時を同じくして、異形の怪物が現れる。
これを魔獣と呼称する。
西暦 2073年11月31日
異能力者の数が無視できぬものとなりその存在を大国ロシアが認めた事で各国もその存在を認め、異能力者を管理、研究し国益とするための組織「国際異能力者管理協会」を秘密裏に設立。後にこの組織は協会や管理協会と呼ばれ、またその更に後には国際異能力者協会と呼ばれることとなる。それに際し第三次世界大戦の折りには中立となっていた他国 と交渉をし、アメリカ側諸国の土地にすむ異能力者を管理するために中立国各国の協力を得て敗戦国のアメリカ側諸国の土地を管理することに成功する。
黒須 曜 著
「隠された世界の歴史」より一部抜粋