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異世界への招待状  作者: よ~こ
第一章 招待状
8/8

抗争決着して大団円?



 どうやら、シロガキ……部下にショバ代集めは任せて居たらしく、法外な値段を請求していた事知らなかったらしいです。


 戦うのが楽しすぎて、町の外に居る魔物を倒しまくってここには寝に帰ってるだけだったらしい。


 今回の抗争もセキトバが復活したのかとわくわくして居たんだそうだ。


 ちなみにインテリっぽいレングス……こいつもまたバトルジャンキー、馬鹿であると自覚していて、それを隠す為に育ちよさげな言動とかしていたらしい。笑みが嫌らしいとか感じたのはそのためである。


「ばっかじゃねぇの」


「うっせな!! 分かってるよ馬鹿なのは!!」


「それとシロガキはセキトバの傘下に入れ、そして義理と人情ってもんを叩きこんで貰うんだな……良いよな? アカネ?」


「あ~、良いんじゃねぇの? こいつらの性根もキッチリと叩き直さないとだしな」


 拳を手のひらに叩いてボキボキ言わせながらそう言うアカネに甘い蜜を吸おうとシロガキ組に属したチンピラ冒険者たちが身を振るわせた。


「「「「「「「ひ、ひいぃぃぃん」」」」」」」


 トップがまともでも馬鹿では勤まらない例ってのは珍しい話だと思う。


「ま、そこら辺はアオ達に任せっけどな」


 ん? こいつなら自分で叩き直すと思ったが……まあ、浅い付き合いしかしてないし分からんか


「うっす、任してくだせぇ、お嬢」


「まあ、なんにせ。問題も解決……あとの後片付けもそいつら(元シロガキ組の連中)に任せるとして……あ~、あと何かあるか?」


「住民の人たちにこの事話さなくて良いの~?」


 シェリーの言葉、そう言えばそうだなと頷き、言いだしっぺって事で伝えに言ってもらった。


「あとはシロガキたちの事を任せに、セキトバの親分さんに話して置いた方が良いんじゃないかな?」


 センテのその言葉


「あ~、それはアカネに任せよう。次期親分だろ、こいつ」


「次期は次期、今の親分は親父なんだ。一応挨拶だけでもしてくれねぇか?」


「ん~」


 このまま、シェリーが戻ってきたら逃走しようかなぁ……などと考えているとアカネが腕を掴んで引っ張られる。


「ほら、行くぜ!!」


「あ~、わかったから引っ張んなよ~」


 いま、自分のチートさ自覚して落ち込んでんだから~


「ほらほら、行くぞ!!」


「あ~れ~~~~~~~~~」





 そして…………




「結婚は許さんぞぉぉぉぉぉ!!!」


 なんでやねん(びしぃっ!! ツッコミ的ななにか)


「ななななにを言ってやがる!! くそ親父!!」


 ハルバートが火を噴くぜ!! ってな具合に振りまわしている。あ、実際には吹いてないよ? でもこの世界実際に受けそうで怖いよね


「まあ、まあ、お父さん、落ち着いて」


「お義父さんだと!? やっぱり、挨拶か!? この悪魔め!!」


 うわぁ、この人めんどくせ~


「今日、挨拶に来たのは他でも無く、娘さんを貰いに来たわけじゃないですから~」


「うちの娘のどこが不満だと言うんだ!!」


 うわぁ、この人めんどくせ~(2度目)


 …………そして無駄な時間は過ぎ


「ふむ、なるほど……つまりシロガキ組の連中をセキトバで鍛え直してほしいということか」


 やっと伝わったよ……この人めんどくせ~(15回目)


 いやいや、15回も思ってねぇよ!! どんだけめんどくせ~人なんだよ!!


 あかん……思考がおかしい……自分の考えにツッコミ入れるとかどんだけアブナイ人だよ


「そう言う訳なんで、よろしくお願いいたしますね」


「うむ……まあ、その件については分かったが…………」


 ん? わかったが?


 が……ってなによ?


 まためんどくせ~(17回目)こと言う気かよ!?


 って、さっきのも数えてんなよ!!


「俺の娘もあんたの旅に連れてっちゃくれねぇかい?」


 はい?


「親父……」


「分かってたよ……ここ(寝室)に入ってきた時からな。おまえ……この人について行きてぇんだろう?」


「親父ぃ!!」


「アカネェ!!」


 ガシッ!! と抱きしめ会う父親と娘……


 あれ? 俺の意見は~?


 あ~、まあ、別に良いかね……旅は道連れ、世は情けっつうし





 その晩、セキトバ組では宴が行われた。


 近隣の住民の持ち寄りで食材が集められ、セキトバの人間や住民たちが酒を飲み、その住民たちに今までの行いを謝るシロガキ達


 遺恨を無くし、乾杯し、酒を飲む。



 街の至る所で、宴は取り行われ、乾杯の声が響いていた。




 夜が更け、一人、また一人と酔いつぶれる者がでたころ……




 その男はやってきた。


 黒いローブを頭から被った隠者……


「希望に満ちた街……笑顔……笑顔……笑顔……どこを向いても笑い声が聞こえてくる……」


 男は呟く。


「こんな街があったのか……」


 と……


 近くの酒場に入ると


「お、兄ちゃん!! 旅の人かい!? 今日はサービスだ!! 一杯飲んでいきな」


 酔っぱらった店主らしき男にジョッキを渡される。


「……ごクッ、ごクッ、ゴクッ」


「おお!! 良い飲みっぷりだ!!」


 ジョッキを空にすると別のテーブルから他の男が現れて、ジョッキに酒を注ぐ。


「いったい、なんの騒ぎなんだ? これは?」


「おお……あ~、なんの宴だっけ?」


「んあ? あ~~、なんだったか? まあ、いいさ!! この街の英雄にかんぱ~い!! はっはっはっはっはっは」


 酔っ払いに聞いたのが間違いだったらしい。


 しかし、その明るい雰囲気に押され、男はつぎつぎと酒を飲み干して行った。


 男のハイペースにつられ、周りの男たちが酔いつぶれて行く。


「ふぅ……すこし、飲みすぎたか……」


 静かになった酒場で一人、晩酌をする男……そんな店に二人の男が現れた。


 一人は赤毛で褐色肌の男、もう一人は変な服を着た黒髪の男。赤髪の男の方は酔っぱらっているのか、黒髪の男に肩を掴みながら酒瓶片手に歌っていた。


「おお、ここもすごい事になってんな……」


 黒髪の男の方はあまり飲んでいないのか、足元がしっかりとしており、赤毛の男を支えながら歩いてきてそう言った。


 自分に話しかけたわけじゃないだろうと男は思ったが、返事をする。


「ああ、かなりのハイペースだったからな……そういえばこの宴は何の宴なんだ?」


 街一つでこれほど馬鹿騒ぎする場所はないので、意識がはっきりしていそうな黒髪の男に聞いてみる。


「ん? あ~、まぁなんだって良いんじゃねぇか? 仲良きことは良い事だよ。うん」


 どうやら何か知っているらしいが話す気はないようだ。


「確かに……これほど心地良い気を放っている場所は未だかつて見たことが無い」


 道端で寝る者もいれば、今この場に居る者たちの様に酔いつぶれて眠っている者もいる。


 普通ならば、そう言う人間は奪われる物を持っていない浮浪者で、その時の雰囲気は心地良いものではない陰気を放つ……しかしこの街では違った。


 周りに居る者を信用し、安心して酔いつぶれているのだ。


「不思議な街だ……」


「ああ、本当にな」


 黒髪の男はそう言って隣の席に座ると酒の入った瓶の蓋を開けて飲み始めた。


「どうだい? 一杯」


「いただこう」


 グラスに酒が注がれて行く。


 黒いローブを着た男と、変な服を着た黒髪の男の晩酌は夜が明けるまで続いた。





☆~◇~◎




 夜が明け、ローブの男と別れた後、セキトバ組で仮眠をとった後、旅の続きをすることにした。


「あ、あのローブの人、名前聞くの忘れてた……」


 道中とかこれまで遭ったことや在ったことなんかは話したんだけどなぁ。基本的な事忘れてたぜ!!


「まあ、こんど会った時で良いか。旅の人らしいし」


 そんなことを離していると見送りにみんながやってきました。


「旦那!! 行ってらっしゃいませ!!」


「お嬢もお気をつけて!!」


 エトセトラ、エトセトラ~


「いってきま~す」


「元気にしてろよ!! アオ、ミドリ、クロ、キイロ!!」


「アカネ~~~~、お父さんには~~~~?」


「うるせぇ!! 別れに涙なんて見せんじゃねぇ!!」


 決して振り返らず、そげなことを言うアカネ


 涙目で言ってもかわいいだけだぞ~


「それで、何処に行くの? ユッキー」


 ポケットからひょっこりと顔を出したシェリーに言われました。


「う~ん、何処に行こうかねぇ……とりあえず、南にまっすぐ?」


 うっすらと山が見えるけど大丈夫だよ!! たぶん!!


「はいはい、それじゃみなさんもお気をつけて」


 俺の言葉には適当に変えし振り返ってお辞儀するセンテ





 こうして俺達の旅はまだまだ続くのであった……





 …………



 ……



 …



 あれ? 終わらんの?






ユ「なんか終わりじゃなかった見たい!!」


セ「あ、そうなんだ?」


シェ「もう、ここで綺麗に終われば良いのに~」


ア「ローブの男とか意味深な出し方しといて終わったし、それやりたいんじゃないのか?」


?「それに、僕の登場も!!」


ユ「誰、あれ?」


シェ「えっと……資料によると没キャラだって!!」


?「ユキト~~~、愛してるぅ!!!」


ユ「ホモキャラ!?」



 ………………



 …………



 ……



 …




 今度こそフェードアウト




これにて第一章完結です。


続きは……あるか、ないか……わかりません

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