表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
方城時雨の奇妙でイカれた学園生活  作者: 水面出
序章 -始まるは、日常-
13/46

ep10 髪飾りと一名様追加

さて、第10話です。

〈時雨〉「杏奈を中心とした話は今回で終わりだな」


ではどうぞ。

翌朝




SIDE 杏奈



「・・・ん・・・」



もう・・・朝なの・・・



杏奈は起きた。



うう・・・お腹減ったわ・・・



昨日の夕食は緊張して全然食べれなかったし・・・



あいつのせいで・・・



・・・はっ!



なにあいつのことなんか考えてるのよ・・・!?




もう授業の準備しなきゃ・・・!




―――準備中―――



顔洗ったし制服もOK!!


髪も整えたわ!




・・・あ・・・



あたしは鏡台の隣の棚に置いてある髪飾りを見た。






『着けてみたらどうだ?』





・・・





『似合うと思うぞ』





・・・あいつに言われたからつけるんじゃないから・・・!


あくまであたしの意思よ・・・!




あたしはガラスの髪飾りをつけた。



・・・どう・・・かしら・・・


あたしは鏡を見た。




自分の澄んだ茶髪に映える、コバルトブルーの華をつけている用だった。




悪く・・・ないわね・・・



・・・って・・・!もう7時半じゃない!?



あたしは時計を見て現在の時刻を確認した。



急がなきゃ!食堂の席がなくなっちゃう・・・!





あたしはすぐに部屋を出て食堂えと走っていった。





(少し時間をさかのぼる。)



SIDE 時雨


俺は目覚まし時計の音で目が覚めた。



うるせえな・・・



あ・・・もう朝か・・・


じゃあ日課の携帯チェックと行くか。


えーと・・・メールが52件・・・着信履歴が38件・・・


全部姉さんからか。


いつも通りだな。



出雲の奴は・・・


「むにゃ・・・はふ・・・」


まだ寝てるか・・・


あのうるさい目覚ましでよく起きないな・・・



・・・同世代の男女が同じ部屋で生活なんて・・・問題があると思ったが・・・案外大丈夫なもんだな。

(君だけですよby作者)


現在時刻は・・・6時15分か。


そろそろ起こしてやるか。


「おい出雲、起きろ!」

「ん・・・にゃ・・・」



起きない・・・

しゃあねえ・・・


「あ、超高級スイーツ食べ放題だー」(棒読み)

「(ガバッ)どこどこ!?」



起きた。


昔からこれで起きるんだよなこいつ・・・


「よお、おはよう」

「時雨?あれ?スイーツ食べ放題は?」

「ない」

「なんだぁ・・・」


そしていつも本気で信じる。


はっきり言えばバカだな。

「さっさと準備しろ。お前時間かかるんだからよ」

「うん」


実際出雲は朝すげえ時間がかかる。


理由は・・・


「今日も見事にはねてるな~」


寝癖だ。


完全に重力に逆らってるはね方・・・いや・・・これはもう「はねてる」という言葉では言い表せねえな・・・。


「爆発してる」これが正しい。


「お前、一体どういう寝方したらそうなるんだよ・・・」

「わかんない」


そうですか・・・


「とにかくさっさと直せ」

「うん」



さて、俺は自分の準備をするか。




1時間後


遅え・・・


「最後のはね・・・!」


やっと最後か・・・


「むむ・・・!・・・よ~し!直った~!」


終わった・・・


長かった・・・


「終わったなら早く食堂行くぞ」

「うん!」





食堂


うわ~・・・混んでんなぁ・・・


「どこか席空いてねえかな・・・」

「ん~・・・あ!あそこ空いてるよ!」


でかした出雲!



俺達は3人座りのテーブルを確保。


「ギリギリだったぜ・・・」

「ち・・・ちょっと・・・!」


あ?


「そ・・・そこ座ってもいい・・・かしら・・・。他に・・・空いてないのよ・・・」


杏奈か。


なんか赤くね?


「ああ、いいぞ」

「あ・・・ありがと・・・」


ちょうど3人用だしな。


「じゃあ、ご飯とりにいこー!」

「ああ」


俺達はカウンターに行った。


「今日は何にするんだい・・・って・・・まあ・・・かわいい女の子二人も連れて歩くなんて・・・両手に花だねぇ」

「な・・・!」

「はにゃ!?」

「え!?」


なに言ってんだよこの人・・・


何故こうもババくさい・・・


「ちょいとあんた、失礼なこと思ってんじゃないよ。私はまだ17歳だよ!」


この学園には心を読める奴が何人いんだよ・・・


「かわいい・・・かわいい・・・」

「・・・」


・・・出雲は「かわいい」に妙に反応してるし・・・


杏奈はうつむいてる・・・


そんなに気にする言葉だったか・・・?


「ほら、混んでるんだから早く決めておくれよ」

「へいへい・・・」







そんでもって、今日の朝食は・・・


俺 焼き魚定食


出雲 朝ご飯セット


杏奈 ベーコンエッグトーストとチキンサラダ



「お前ら・・・いつまでボケっとしてんだ?」

「はっ・・・!」

「う、うるさいわね・・・!あたしの勝手でしょ!?」


・・・怒られた・・・

何故だ・・・


「いただきまーす!」

「い、いただきます・・・!」


また杏奈が不機嫌そうに・・・




・・・ん・・・?



あ・・・


「杏奈」

「なに?」


「髪飾り、つけたんだな」

「あ!ホントだ!」



「・・・なによ・・・!文句あんの・・・!?」


「いや・・・」



・・・すげえな。



「似合ってんな。いいと思うぜ?」


「・・・・・・!!!///」





ありゃ・・・?





真っ赤になった・・・



「うんうん!かわいいよね!」

「・・・///」




何故顔が赤いか分からねえ・・・



「・・・もしかして・・・照れてるの?」

「・・・!///」



図星の顔だ。



「お前・・・」

「な・・・なに・・・よ・・・?」

「女の子らしい一面もあるんだな」

「・・・・・・!!!!!///」




茹で蛸みてえに真っ赤だな・・・


気のせいか・・・頭から湯気が出てるような・・・




「どうした?」

「・・・う・・・うるさいわね・・・!何でも・・・何でもないわよ・・・!!!!」


おお!?


すげえ勢いで食べ始めたぞ・・・!?


「ごちそうさま!!!」


早っ!!!


そして行っちまった・・・



「どうしたんだあいつ・・・?」

「え!?時雨今ので気づいてないの!?」



・・・?


「なにをだ?」

「・・・・・・やっぱり時雨って・・・唐変木・・・」



・・・何でだ・・・?






SIDE 杏奈


もう・・・!

訳わかんないあいつ・・!


何であんなことがひょいひょい言える訳・・・!?



もう・・・無理よ・・・!


あんまり信じたくないけど・・・





あいつのこと・・・








好きになっちゃったわよ・・・!!!









いいわ・・・!


あたしを惚れさせるなんて・・・いい度胸してるじゃない・・・!


それなのに出雲にも優しくしてるなんて・・・!!


絶対・・・あたしに惚れさせてやるわ・・・!



そのためには・・・まず・・・!!



空巻先生は・・・


いた!


「空巻先生!!」

「はい、なんでしょう標部さん?」


「お願いがあります!」





時間すっとばして



放課後


SIDE 時雨



・・・どういうことだ・・・?



「なんで・・・杏奈ちゃんが私達の部屋にいるの・・・?」

「空巻先生に頼んだのよ」


「なんの為にだ?」

「そんなのあたしの勝手でしょ!?」


いやいや!?


ここは俺の部屋ですよ!?


「とにかく!今日からあたしもこの部屋に住むから!!」



なにぃ!?



「・・・時雨との・・・二人きりの空間が・・・」


出雲!?お前なに言ってんだ!?


「ふふ・・・出雲・・・!あんたには負けないわよ・・・!」

「・・!私だって・・・負けないよ・・・!」


何だ!?


何の話だ!?



「つうかベッドは二つしかねえんだぞ!?どうやって三人で住むんだよ!?」

「あんたが床で寝ればいいでしょ!」



はいいいぃぃぃぃぃ!!?



「ふざけんなぁごらぁ!!!」


「時雨!それなら私と一緒に寝ようよ!」

「断る!!」


くそったれがあ!!


「もう俺が出てってやらぁ!!」

『それはダメ!!』


腕掴まれた!!


「感謝しなさいよ!あたしと同じ部屋で過ごせるんだから!!」


感謝する意味が分からないんだけど!?


「時雨~!私と一緒に寝ようよ~!!」

「しつこいわボケぇ!!!」


ああああああ!!!


こんちくしょおおおお!!!


何で俺が・・・




こんな目にあわなきゃならねえんだあああああああああ!!!!!







後書きです。


では時雨’sトークタイムいってみましょう。


〈時雨〉「今回のゲストは・・・」


〈薊〉「ウチの出番なのじゃー!」


光天寺学園の理事長、湖倉 薊ちゃんです。


〈薊〉「今日は特別に来てやったのじゃ!」


〈時雨〉「何であんたはそんなに上から目線なんだよ・・・」


一応理事長ですからね。


〈薊〉「一応じゃないのじゃー!ちゃんとしたりじちょーなのじゃー!」


「りじちょー」て・・・かわいい・・・


〈時雨〉「おい作者、変なこと言ってないで早く今回のテーマを教えろ」


ああはいはい。

今回のテーマは『アクセサリー』です。


〈時雨〉「またやりにくいのが来たな・・・」


〈薊〉「あくせさりーなら任せるのじゃー!」


さすが理事長!頼もしい!


〈薊〉「当然なのじゃ!」


では理事長!いつもどんなアクセサリーをつけてるんですか!


〈薊〉「つけてないのじゃ」


・・・


〈時雨〉「そんなこったろうと思ったぜ・・・」


あんた今「任せる」って言ったよな?


〈薊〉「言ったのじゃ!」


でもアクセサリーつけてないの?


〈薊〉「つけてないのじゃ!」


あんたどうしてここに呼ばれたか分かってる?


〈薊〉「知らんのじゃ」


・・・このガキ・・・!


〈時雨〉「作者、落ち着け!相手は子供だ!俺が話すから!」


・・・いいでしょう・・・。

では時雨、君はどんなアクセサリーをつけてる。


〈時雨〉「俺も普段はあんましつけねえが、たまにブレスレットくらいはつけるぜ」


どんなブレスレット?


〈時雨〉「プラチナねやつで特に装飾はついてねえな」


プラチナ・・・!?いくらしたのさ!?


〈時雨〉「姉さんからもらったから、値段は知らねえな。まあ結構高かったんじゃねえの」


・・・小夜すごいな・・・


〈薊〉「こらぁ!ウチにも何か聞くのじゃー!」


・・・好きな飲み物は・・・?


〈薊〉「オレンジジュースなのじゃー!」


はい、ありがとうございましたー。

帰っていいですよー。


〈薊〉「うん!」


〈時雨〉「あ・・・本当に帰っちまったよ・・・」


子供は扱いやすくていいですねー。


では今回はここまでです。


〈時雨〉「このコーナーすげえグダグダじゃね・・・?」


そう思うならもっと頑張ってください。

次回のゲストは君のお姉さんを呼びたいと思います。


〈時雨〉「はあ!?嘘だろ!?」


嘘じゃありませーん。


〈時雨〉「俺は嫌だからな!?」


文句は言わせません。


では次回予告です。




〈次回予告〉

光天寺学園に入学してからの初めての休日。

ゆっくりゲームしようと思ったのによ・・・




次回 休日と買い物




俺の財布がダメージを受けたぜ・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ