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方城時雨の奇妙でイカれた学園生活  作者: 水面出
序章 -始まるは、日常-
12/46

ep9 笑顔と初恋

どうも・・・作者です。前回は血祭りになってましたが、何とか復活しました。

〈時雨〉「お前が悪いんじゃねえの?」


うるさい!


とにかく今回は・・・

〈時雨〉「第9話だ」

俺の役目とるなあああああ!!!


「がっ・・・」


相島は時雨に殴られその場に倒れた。

それと同時に相島の手から髪飾りが滑り落ちた。



おっと・・・


俺は髪飾りを地面すれすれでキャッチした。




どこにも・・・傷はついてねえな・・・


良かった・・・!





「ぐっ・・・!くそ・・・!」


お?案外タフな野郎だな。



「俺を・・・殴ったな・・・!親父に頼んで・・・お前をこの学園から追い出しやる・・・!」



「あたしと同じこと言ってる・・・」


「お前らは・・・もう終わりだ・・・!」


・・・


「どうしよう時雨・・・!本当に退学になっちゃったら・・・!」

「その心配はありませんよ」

『・・・!』



空巻先生・・・いつの間に・・・



「いかなる組織も、この学園の生徒に手は出せませんから」



そうなのか・・・


「それより、相島君。あなたは職員室に来てもらいますよ」

「え・・・」


「え・・・、じゃありません。一部始終見せて貰いましたから」

「う・・・!!」



この人なにもんだよ・・・


「あなたは少々やり過ぎましたね。校則に窃盗ありとは書いてませんよ?」

「ひ・・・!」


他にもっと問題なのが書かれてるけどな・・・


「それじゃあ行きましょうか。楽しみです。生徒を血祭りにするのは久しぶりですから♪」

「ひいぃ!!頼む・・・!誰か・・・助けてくれえええぇぇぇぇ・・・〉




連れていかれた・・・

やっぱりあの先生怖え・・・



「なんか・・・ちょっとかわいそうかも・・・」

「そうでもないわよ」




あ・・・そうだ・・・


当初の目的・・・



「標部」

「・・・!」


俺は髪飾りを標部に渡した。


「ちゃんと取り返したぜ。お前の宝物」


「・・・良かった・・・!」


嬉しそうな顔しやがって・・・



「良かったね!」

「ええ、あんたたちのおかげよ!!ありがとう!!」






笑った・・・






へっ・・・何だよ・・・




「お前、もっと笑った方がいいぞ」

「え?」


「いつも不機嫌そうな顔してるけど・・・

笑うとかわいいじゃねえか」


「・・・!!///」


あれ?顔真っ赤になった・・・?



「あ、あああああんた・・・ななな何言ってんのよ・・・!ば・・・ばばばバカじゃないの・・・!?」

「カミカミだぞ・・・?」


「うう・・・うっさい!!バカ・・・!」



何でこんなに言われなきゃいけねえんだ・・・?



「う~・・・!」



なんか出雲が頬膨らませて唸ってるし・・・

なんだってんだよ・・・







SIDE 杏奈


「とにかく!あ、あたしはもう部屋戻るから・・・!髪飾りありがとね・・・!」

「おう」

「また明日ね~」





杏奈の部屋


なによあいつ・・・!


あんなストレートに言うなんて・・・!!





『笑うと かわいいじゃねえか』







・・・ボンッ!!






ああもう!!

何でこんなにドキドキすんのよ・・・!!


ちょっと助けてもらっただけじゃない・・・!




・・・でも・・・よく考えてみたら・・・普通にかっこいいし・・・



優しいし・・・



これが・・・恋・・・ってやつなの・・・?





はっ・・・!?

なに考えてんのあたし・・・!?



そんなのあるわけ・・・


〈標部~いるか~?〉

「ふきゃああああああああ!!?」



何!?何であいつが!?




あたしは焦りながらドアを開けた。


「お前・・・すごい声出してたけど・・・大丈夫か・・・?」

「何でもないわよ!!」



顔が・・・まともに見れない・・・!


あたし・・・顔赤くなんかなってないわよね・・・


「顔赤いぞ?熱でもあるんじゃねえか?」



嘘・・・!?


赤くなってんの・・・!?


「な、ないわよ!それより、なんの用よ・・・!!」

「いや・・・夕食・・・一緒に食べねえかって・・・」




・・・・・・!?



何で!?


何でこんなに積極的なの!?


「まあ標部の都合が悪いんならいいけどな。出雲もいるし」


むっ・・・!



「行くわよ!!行ってあげるわよ!仕方ないから!!!」

「お・・・おう・・・」



もうこの際どうとでもなれよ・・・!



「それと!あたしのこと「標部」って、名字でよばないで・・・!」


「じゃあなんて呼べばいいんだ?」



~~~~~~!!!


いちいち聞かないでよ・・・!!


「あ・・・「杏奈」でいいわよ・・・」

「そうか、分かった。じゃ、杏奈、行くなら早く行こうぜ。席なくなっちまうよ」

「わ、分かってるわよ・・・!」




悪くないわね・・・名前で呼ばれるのも・・・


「あと、さっきの髪飾り、着けてみたらどうだ?」

「え・・・?」

「似合うと思うぞ」

「・・・・・・!!!\\\」




な・・・なんなのよ・・・



なんなのよこいつ~~~~~!!!







SIDE 時雨


・・・



何であんなに赤くなってるんだ?



・・・



分からん・・・




今日も唐変木な時雨であった・・・






今回の・・・

〈時雨〉「今回の後書きは話の都合上人物紹介はなしだ。」


・・・


そのかわり・・・

〈時雨〉「そのかわりゲストを呼んだぞ」

〈出雲〉「こんにちはー!」


〈時雨〉「何でこいつを呼んだのか分からねえな・・・」

〈出雲〉「ひどっ・・・!」


・・・


〈時雨〉「ん?どうした作者?」

お前が俺のセリフ取ったんだろうがあああああ!!!


〈時雨〉「ああ、悪い悪い」


全く・・・作者を何だと思ってるんだ・・・!


〈出雲〉「まあまあ!で、今回は何をやるの?」

ん?


ああそうそう。

実はですねえ、今回から『時雨’sトークタイム』というのを始めるんですよ。


〈時雨〉「何だそりゃ?」


テーマに沿って時雨とゲストが話し合うという企画です。


〈出雲〉「楽しそー!」

〈時雨〉「そうか・・・?」


そんじゃ早速いってみましょう!


今回のテーマは「恋」です!


〈時雨〉「初っぱなから結構なやつがきたな・・・」

さあ時雨!君は恋について何を思う!?


〈時雨〉「さあなぁ・・・恋なんてしたことねえからなぁ・・・」

・・・つまんねえ~・・・


〈出雲〉「はいはーい!」


お、さすが出雲!元気がいいですね!

さあ!Youの意見言っちゃいなよ!


〈時雨〉「どこぞの事務所の社長だお前は・・・」

〈出雲〉「えーとね、すごく大事なことだと思うよ!」

それは何故?


〈出雲〉「だって『恋する乙女は強くなれる』って言うじゃん!」

ほほ~、中々良いね~!

どこかの唐変木とはえらい違いだ。


〈時雨〉「そりゃ誰のこと言ってんだお前・・・?」


さあ、誰でしょうね?


〈出雲〉「それに、実際私も強くなれたもん!」


いいね~!

ナイスな心意気だ!


〈時雨〉「強くなってこれか?」

〈出雲〉「うっ・・・」


・・・確かに・・・

〈出雲〉「ま、まだ成長途中だもん!」

〈時雨〉「ほぉ・・・」


なっはっはっは!


まあ、君たちはどっちもどっちだ!


〈時雨/出雲〉『ぐっ・・・!』



ま、とりあえず、今回はここまでです。


次回は湖倉 薊理事長を呼びたいと思います!


〈時雨〉「マジか・・・」

マジです!

それではまた次回!

最後次回予告です!


〈次回予告〉

色々あったが、一件落着・・・って思ったら・・・!?




次回 髪飾りと一名様追加




俺の平穏な学園はどうなるんだよおおお!!!




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