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第一戦

こうして幕を開けた俺の初戦。


まず、クラスに戻る。


一人10秒程で、出席番号順にやるらしい。

さっき担任が説明してました。10秒…。


まぁ、俺の出席番号は5番だし…。

最初の方にやれば後にやるやつが前の人とネタが被らないように気を使い多少やりにくくなるであろう。

悪くは無い!


俺は心の中で思った。


最も、犬のモノマネに関して被るも何もない気がするが…。


「では1番の芦名君からどんどんやってって!」

そう言うのは担任。


審判は担任らしい。。。

何だこれ…。


芦名が何か始めた。


四つん這いになってク~ンとか言ってる。


キモッ!


いや、そんなことより…。

ヤバい。ネタがない…。


どこぞの文化祭のM-1じゃないんだぞ!?

どうするか…。


「次!大祝!ほら、やって!」


やべぇ!回ってきた…。

10秒短い!


ええい!こうなったら…。


俺はとりあえず四つん這いになる。

「ええ~と…。ワン!ワン!ウ~……。シャーー!」


怒った犬の真似!

どうだ!恐れ入ったか!


見事ぶっつけ本番で全力のモノマネを披露したのである。


全員のモノマネが終わった。


途中見てて気分が悪くなったけど仕方ない。


「それではこのクラスで勝ち抜いた犬野郎を発表します」

担任が言った。


犬野郎?どんな野郎なんだ?はっきり言ってあんまり選ばれたくないぞ!?


「このクラスの優勝者は…25番原西君です!頑張ってください。ではこれにて終わります」


あれ?

ちょっ!?俺は?


「おい作者!主人公が一戦目から負けてどうするん…グハッ」

作者:しばらくお待ちください


…ボコッボコッ


気を取り直して…


「先生!何で俺じゃないんですか!」

俺は先生に敗因を聞いた。


「え?ああ…。シャーーって言うの猫だし…」


そんなバカなッ!


こうして俺の初戦はまさかの一回戦敗退で終わった。


「くそっ!主人公補正も何もない…。容赦ない作者だぜ…」

そんなことを呟きながら帰宅した。


次の大会は来週らしい。

もちろん参加するぜ!






M-1がどうのこうのっていうくだりは「我ら科学部」読んでください。


今回は後半は作者との意味のないやり取りを入れてみました。


主役はいつも勝つとは限らないぜ!


次回はバトルにしたいと思います。

では。

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