プロローグ
ここは、魔法が存在する世界。
誰もが、その身体に名前を受けた時、魔力を持っているか判明する。
貴族か平民かは関係ない。
魔法が使えるか使えないかによっての差別もない。
ただ、必要な魔力量や魔法が作用する範囲、持続時間などの魔法の威力によって、魔法を扱う職業に階級は存在する。
魔法には、火・水・土・風の四属性に加えて、そのどれにも属さない光魔法と、四属性を網羅する闇魔法がある。
熱をコントロールする火魔法。
液体の状態変化ができる水魔法。
大地に関係するものは大体出せる土魔法。
空気の流れをつくる風魔法。
女神様の加護でのみ使える光魔法。
そして、魔方陣によって魔族・魔獣を召喚することで使える闇魔法───。
あ、闇って言ってもやばいやつじゃないよ?
闇魔法は、魔力がなくても魔方陣さえ描ければ使える魔法ってだけで、怪しい黒魔術とかじゃないし。
ええと……ここらへんの説明はまた今度ね。
なんでって?面倒だから。
そんな、魔法が使えるこのエデル王国で、
私─シャルロッテ・キルヒ─は今、窮地に立たされている。
「なんというか……貴女は周りの令嬢とは……違うんですね」
なーんで、私は“氷の宰相”だなんて噂のある
この人─ユリアン・ラインハルト─と踊らなきゃあかんのよ。
「それは私に対する嫌味ですか?」
「いえ、そんなつもりは……」
もうさ、ほんとに……
たかだか髪を切ったくらいで、私に絡んで来ないでよぉぉぉ!
異世界もの好きが高じて自分で書いてみたくなりました!
完結させるまで頑張るのでよろしくお願いします!




