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名残りの雪  作者: yukko
12/30

父の昔話

帰宅すると姉がまだ居た。

姉も兄も結婚している。

もう姉が来てから1週間になる。


「お姉ちゃん、帰らなくていいの?」

「いいの、あの人ね。この1週間出張で家に居ないのよ。」

「そうなんだ。」

「ゆっくり出来る?」

「そうね。甘えられるから楽だわ。」

「そうなんだ。」


テレビではCS放送でディズニーの「眠れる森の美女」が放送されている。

母がディズニー映画が好きなので、なんとなく家族で見ていた。

見終えた時に姉が言った。


「ディズニー映画の『眠れる森の美女』は、子どもが見ても楽しいものになってる

 のよね。」

「そうなのよ。子どもと一緒に見られるし、素敵な夢も見られるわ。」

「でもね、お母さん。『シンデレラ』も『眠れる森の美女』も古い話は怖いの。」

「うっそよぉ―っ!」

「本当だ。」

「お父さん、知ってるの?」

「勿論、知ってるさ。」

「えっ? お父さんが知ってるの?」

「じゃあ、お父さん、話してよ。」

「それは、知らないはずだと言ってるのかな?

 美琴………。」

「そう思ってもいいわ。」

「じゃあ、お父さんが知っている『眠れる森の美女』を話そう。」

「えっ!」

「どうした? 美咲。」

「怖いの……。」

「大丈夫だ。もう、お前も18なのだから、な。

 怖がるほどの話じゃないよ。」

「う…うん。」

「じゃあ、今から……昔々…………。」


父の話す物語『眠れる森の美女』を聞いてから、美咲は寝た。

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