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異世界転生してもハーレムは作れません  作者: ミカン
第二章 偽モノ
46/84

42-攻防

「ウィンドウ」


------------------------

   


年齢19


魔法電磁気


魔力1000000


経験回数0

------------------------


「これが魔法というのね」


 私は誰もいなくなった寝室で自分の魔法について見ていた。

 この電磁気というのは電気や磁気を操れるというのだろうか。ぱっと思いつくのは電気を流したり、雷を起こしたり、鉄を引っ張ったり、引き離したりすることだ。魔力というのは自分が扱える魔法の量だろう。他の人がどれくらいか分からないので100万という数字が多いか少ないか分からないがパワはすぐに戦える力と言っていた。ということは戦える量はあるのだろう。次にこの経験回数だが、経験値のようなものだろうか。私はまだ誰とも戦ったことがないから0なのだろうか。


「はぁ~」


 眠たくなってきた。先ほどの攻防で相当疲れたてしまった。



「あの、着替えは一人で出来ますからもう出てもらって構いませんよ」

「いえ、私の仕事ですので。それに一人では着付けできない服もありますから」

「寝間着なら一人で出来るじゃないですか。それに私の世界の服は一人で着れるように作られていますので」

「……分かりました。今日のところは引き下がりますが、聖女様や大勢の前に出る以上服装はちゃんとしなければなりません。ですから明日はちゃんと私が着付けをします。では失礼します。聖女様からの伝言ですが、部屋での魔法はお控えください」



 着替えをするだけで疲れた。明日の言い訳も考えないといけない。


「あ~、どうしよう」


 ……明日早起きしてアナベルが来る前に一人で着てしまえばもう何も言われなくなるかもしれない。だったら早起きするためにもう寝てしまおう。


 私は布団をかけ眠りに入った。



 目覚ましなんてものはなかったが、いつも通りの朝に起きられた。これも毎朝きちんと起きているから体が起きる時間を覚えた賜物だろう。

 起きると衣装室に入り、ドレスの下に着る物を着て、ドレスを選ぶ。


「本当に多いわね。サイズが合うのはこのあたりかしら?」


 適当にドレスを取り、着ようとしてみる。


「一人じゃ着れないてそういうことね」


 後ろに紐があり、それで絞めるタイプだ。紐は首、背中、腰とあり確かに一人では難しそうだ。

 背中は無理だが、首紐なら一人で結べると思う。私は紐がある部分を前に着て、袖を通さず下2つの紐を結ぶ。そして、前後ろを変えようとするが、腰紐を強く結びすぎ、腰が引っ掛かりなかなか入れ換えれない。


「ふーん。ふーん。一旦ほどいて緩く結んだほうがいいわね」

「何をしているのでしょう」

「え? うわあっ、あっ」


 ……まずい。


「一人でやろうとしていたんですね。私がやりますから」


 アナベルは結んだ紐をほどきドレスを脱がした。


「昨日も見ましたが、……際どい下着ですね」

「えぇ。私の世界の下着はこれが普通なので」


 ……あれ? ばれてない。


 何も言われないまま紐をきつく絞めてくる。


「あの、ちょときついのですが」

「これくらいでいいですか」


 紐を少し緩めてもらい着替えが終わった。


「朝食をお持ちしましたので。本来は着替えは朝食の後ですから明日は私が来るまで待ってておいてください。一人ではできないと理解したかと思いますので」


 朝食を食べながらアナベルが今日の予定を伝えてくる。午前中はサイズを測り、衣装の注文を行います。昼食後は聖女様のもとで勉強です。



 朝食が終わり、衣装を注文するため何人か女性が私の部屋にやってきた。


「勇者様、お初にお目にかかります。ミリオン商会のミモザと申します」

「アイラと申します」

「まず、サイズを測りますのでドレスを脱いでもらいますがよろしいでしょうか」


 お互い挨拶をすませるとミモザはそう言いだした。


 ……困る。


 アナベルにはバレなかったがミモザにはバレるかもしれない。


「サイズは自分で測ってそれを教えるでいいでしょうか」

「えぇ、構いません」

「では、私が測りますので」


 アナベルがそう言いミモザからメジャーを受け取り衣装室へと入った。アナベルが私のサイズを測るため脱がせようとしてくるがそうはさせない。朝はバレなかったが今はバレるかもしれない。


「自分で測るから待っていてください」

「そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫です。アイラ様はお恥ずかしいお体ではございませんので」


 私が人に脱がされるのを恥ずかしいと思ったのかアナベルはそう言ってくる。


 ……いや確かに恥ずかしいけど、それ以上の理由があるの。


「……確かに私はアイラ様と昨日会ったばかりの人間です。アイラ様も出会ってすぐの人間に着替えをさせられるのはお嫌でしょう」


 ……めっちゃ嫌です。長年の付き合いのある人でも自分の親でも嫌です。


「それでもお互い助け合えるところは助け合わなければなりません。関係をよくすることもでないといざという時助け会うこともできませんから」


 ……言っていることは最もなんだけど、最もなんだけど。彼女もこれが仕事なのだ。ここでずっと拒絶をしたら彼女は仕事はできないし、彼女とのより良い関係を築くこともできないだろう。でも、でも。


 迷いながらも覚悟を決める。毎日こんな攻防を続けるのは疲れるのだ。


「あなた以外が私の着替えを手伝うことはありますか」

「……ございません。他の誰にも触れられたくないのならわたくしがずっとやります」

「今から私の秘密を教えます。だから絶対に誰にも言わないでくださいね」


 私は自分の来ているドレスを脱ぎ下着姿になる。そして下着も脱ぎ全裸になると。


「え?」


 アナベルは私の体を凝視し、ものすごく驚いていた。

 私は笑顔を作り彼女を見る。


「秘密絶対に守ってくださいね」


魔力百万‼ 主人公の役192倍。チーターの爆誕です。この少女が俺TUEEEE.....するのかな?

まあ、そんなことより気になるのはアイラの秘密だけど。


次回 魔法使います。

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