3-異世界転生してもハーレムは作れません
よし、じゃあ魔法を使おう。
…………どうやって?
「ねぇ、魔法ってどうやってつかうの?」
「魔法はただイメージするだけで使えます」
俺の魔法は熱みたいだ。熱、熱…。服を乾燥させられるんじゃ。
俺はイメージをした。服が乾くイメージを。ドライヤーのイメージを。
ブーン
温風が吹いた。強すぎる勢いでもなく、冷たい風でもないちょうどいい温度と強さの。
結果服は乾いた。ただし、臭いはとれない。長い間しみついた臭いは乾かしたぐらいじゃとれないようだ(ぴえん)。
とりあえず、キャンプ地に散らばっている服は全て乾かした。これ以上臭いをひどくさせないために。もうひどい臭いだから無駄な努力だが。
服を乾かした後攻撃用の魔法の特訓をしてみることにした。なんてたって魔力が多くて魔族は討伐するために誘われたのだから攻撃用の魔法は必須だろう。
だからイメージした。
「ハル〇ールイン〇ガール‼」
そうして現れた灼熱の砲撃は当たりの川を蒸発させ、地面をえぐり、森を火炎の海に変える。
ということはなく、ボンッと音を立てて熱々の玉がでるくらいで終わりました。
そうして俺が思ったことは
「……気持ち悪い」
そうして俺はその場に倒れた。
目が覚めるとアーロがいた。彼は音がしたと思ったら俺が突然倒れててびっくりしたそうだ。
「ごめん。魔法の練習をしていたら急に気持ち悪くなって」
「魔力は体力と一緒です。消費しづづければ過労で死にます。気を付けてください」
「はい……」
「もう、心配させないでください。2日に3回も倒れるからそうゆう人だと思いましたよ。」
「……確かに言われてみれば2日に3回倒れてるけど断じて違う。ちょっと最近おこることが刺激的すぎるから」
それにしても困った。俺が使った魔法なんて服を乾かす温風とただちょっと熱い玉を出しただけだ。これで倒れるとは俺は本当に魔法使いにむいているのだろうか?
だから聞いてみた。
「ところで、そんなに魔法を使ってないはずなのに倒れたんだけどなんで?」
「全ての服を乾かし、そして爆発させる魔法がそんなにですか?」
……爆発?一体全体なんのことやら……。
と思ってよく思い出してみた。確かにボンッと音を立てていた。でもそれは周りを巻き込むようなものではなく、水素を燃やした時のようだった。この世界では爆発なんてこと自体が珍しいのかもしれない。まぁ、知らないが。
「でもこれくらいの魔法で倒れるなんて俺戦力になるの?」
「ああ、810は魔法使いとしては少ないですよ」
……え? ……少ないの?
なんて思って、何で驚いた。とか、俺のチート未来予想図をどうしてくれる。とか思っているとアーロは言った。
「魔法使いとして働くなら最低魔力でも2000は欲しいです。」
……俺の魔力の2倍以上なんだが。
「キリュウさんの驚くところは一回の性行為での魔力の上昇量です。普通は10とかそのくらい、多い人でも100がやっとです。そんなに増えません」
……つまり、魔法使いは全員30代以上の童貞というわけもなくみんなやりちんということか。
その事実を知った俺は絶望した。そして次に放たれた言葉に俺はさらに絶望した。
「だから魔力をもっと上げれば最高の魔法使いになれます。ですからやりましょう。」
……何を? と聞かずともそれの答えは明白だった。
そうしてアーロは動けない俺を犯すのであった。
……断じて俺は性処理屋さんでも、性奴隷でも、愛人でもないのだが。
そんな疑問はとてもじゃないが口に出せなかった。
おそらく魔力を上げるための善意なのだろう。……善意と信じたい。…………善意であってくれ。
キリュウはライフに1000のダメージを受けた。
最近サンデーうぇぶりで毎日マギと結界師と魔王城でおやすみを読んでる。