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異世界転生してもハーレムは作れません  作者: ミカン
第一章 女のいない世界
16/84

15-作ってもらうね

タイトルが15なのに16と書いてあったので直しました。(21.10/31)

 起きてから1週間が過ぎた。この1週間体を動かすのも痛くて大変でずっとベッドの住人だった。

 俺が倒した熊を解体した素材が相当な値段で売れるそうだ。それで素材をどうするか聞かれたから好きにしてと返しといた。

 そういうとこれで装備を強化したらと言われた。

 だから熊の素材でオーダーメイドの装備を作ることになった。

 今日はそれを作るところまで頼みに行くのだ。

 ジンの酒場兼宿からでて徒歩30秒ついたのはこないだ俺が着ている装備を買ったライアンの親父がしているルイスの店だった。

 中古の装備を売っていると思ったけどオーダーメイドも受け付けているようだ。

 俺はフィンが解体した熊の革を出して装備を作ってくれと頼んだ。


「なんだこれは?」


 俺の出した革を見てルイスがそう言った。


「熊の革」

「ばっかやろ。ただの熊が火耐性なんて持っているものか」


 俺の答えにルイスはそう返してきた。


 火耐性……。火耐性ねぇ~。


「そいつ俺の攻撃通ってたから火耐性なんて持ってないでしょ」


 そう返したのにルイスはいまだに不満顔だ。


「それはアイゼンベアードの焼死体からとった革ですのでもしかしたら生きている間に何回も燃やされ死んだ後にも燃やされたことで死後耐性が付いたのかもしれません」


 お互いに火耐性について悩んでいるときアーロから答えが来た。

 なるほど。確かに最後の方はあまり攻撃が通らなかったから口の中を燃やす考えに至ったんだしその可能性はあるかもしれない。


「まぁ、耐性があるんだから別になんでついたかなんてどーでもいいじゃねぇか」


 ライアン、それをいっちゃおしまいよ……。


「で、何をつくればいい」


 火耐性についての考察が終わったことで本題の装備のオーダーメイドについての話になった。


「とりあえずシャツとズボン……でいいんだよね?」


 俺が倒した獲物だが今までアーロたちに育ててもらっている状態なので疑問形になってしまった。


「はい、好きに使ってください」


 そう言って3人は訓練をしてくると言って出ていった。

 というわけで熊の革の素材は俺のシャツとズボンになることになった。

 アイゼンベアードの革ということで軽くて防御力も高くて切れにくかったりするのだが、さらに火耐性もついていてるそうだ。


「これだけだと余るが他はどうするんだ」

「ん~、他のは……売るでいいかな。熊肉の下処理は大変みたいだし、頭とかいらないし」

「俺は鍛冶師だそういうのはジンに言え」

「わかった。どれくらいでできそう?」

「2週間もありゃできるだろう」

「わかった。2週間後ね」


 俺とルイスの話が終わったことで俺も3人のところに行こうと思ったのだが場所がわからない。

 だからルイスに聞くことにした。


「ルイスさん3人の訓練場所わかる?」

「森だ」


 帰ってきたのは俺が狩りをしていた森だった。訓練て狩りのことだったんですね。

 身分証はあるし、お金も少しはあるので門を出てまた入ってくることはできるが広大な森の中で手がかりなしに3人を見つけるのは難しい。

 だから余った素材を売るため酒場に戻った。


「マスターこれ売りたいんだけどいくらになる?」


 酒場のカウンターで熊の頭と肉を見してそう言った。


「聞いていたがほんとにアイゼンベアードを倒したのか」


 なぜかマスターは困ったような顔をしていた。

 もしかして店が潰れるくらいの値段なのかもしれない。


「もしかして、これ売れないですか」

「頭はほとんどのやつがいらないって言うな。貴族や商人なんかは見えになって欲しがるかもしれないが。肉の方はうまいから金にはなるがお前が食べなくていいのか?」

「熊は下ごしらえが大変と聞いたことあるのですが俺やマスターに調理なんかできるんですか」

「できるわけねぇだろ。そういうのは素材だけできるやつに渡して作ってもらうんだよ。今日オーダーメイド装備を頼みに言ったろ。それと同じだ」


 ……あっ、作ってもらうね。その手があったか。


「マスター、お願いします」

「俺は無理だぞ」

「え」


 この流れはマスターが作る流れじゃないの?


「熊の下ごしらえができる奴なんて本職の人間くらいだろ。そこに頼め」

「わかりました。とりあえず頭だけ売りたいのですがいくらですか」

「銀貨1枚な」


 俺は頭だけを売って酒場を出た。


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