第八鬼 死鬼牙狼で夜露死苦な!!
どうも。鬼龍の鬼龍だ
???「ぺろっ、ぺろぺろ!」
こら。”死鬼牙狼”!ぺろぺろするな!、、、取り乱して済まない。
ん?死鬼牙狼とは誰かって?そもそも読み方がわかんない?この子の読み方は
死属性を持つ鬼の角が生えた牙狼で”シキゲロウ”と言う。
シキゲロウ「はい!鬼龍様!此の死鬼牙狼!感謝しても仕切れません!」
鬼龍「おう。ありがとうな」
シキゲロウの横に夜露死苦って書いてある気が……
ってか名前を付けると能力とエネルギーを吸い取られるとは思わなかった!
それで五時間くらい寝ちゃうんだもん。名付けって…危険なんだな。
恐らくこの世界(地獄 天人界)の人には普通に名前がある。
この子は畜生界から来ただから常識が違うのだろうなぁ…名前が無いのが普通な世界か…不便そう。
にしても…前の身体からよくここまで変化したな。
前は紅の眼光に水色の毛並みだったが、今は琥珀色の眼光に紺色と水色の毛並みになっている。尻尾の先端は灰色の泡がぽこぽこしている。
はっくん「なんだろうな、進化…とでも言うのかな。」
シキゲロウ「しかし…魔物である私が進化するとは考えられません。私の居た世界ではそもそも"進化"という概念が無かったのですからね」
鬼龍「他に何か変わったことがないか?」
シキゲロウ「クゥ〜ン…あるとしましたら繁殖能力が全く無くなった、、、ですかね、」
鬼龍&はっくん「繁殖能力?」
どうやらシキゲロウが居た世界の者達はどの種族も繁殖能力が盛んだったらしい。
その為か種族の争いも絶えないとか。
鬼龍「恐らく生死熱冷の能力を名前と共に貰ったのならもう子は残せないと思った方がいいよ」
シキゲロウ「クゥゥン…」
シキゲロウはそれが本能か俺の仲間になったからかそれを分かっていた。
はっくんと別れたあと、俺は地獄公園にやってきた。(めっちゃ時間を掛けてな。)用事は能力の確認と、コンビネーション技等の練習だな。
シキゲロウ「鬼龍様!早速私の能力、そしてコンビネーションの特訓と参りましょう!。」
鬼龍「そうだな。」
なにか忘れてる気がすると思うのだが…まぁいいか、
鬼龍「シキゲロウが元々持っていた能力ってなんだ?」
シキゲロウ「はっ!影に身を隠す能力と、水を牙のように使う能力でございます。」
鬼龍「そうか。名付けるとしたら「影異動」、そして「水牙狼」ってとこか。」
元々の種族は恐らく、、、
「牙水狼」
っていう種族だと思うな。
それが進化して死鬼牙狼となったみたいだが、、、
シキゲロウ「クゥゥン……」
シキゲロウが寂しそうにしている…
全く……可愛いやつだ!
鬼龍「よし!早速シキゲロウの訓練だな!」
シキゲロウ「はい!」
シキゲロウは尻尾をブンブン振り回してる。
よっぽど嬉しいのかな。
まずはシキゲロウの持つ能力。
「影異動」
これは他の者の影に入って異動ができる能力。
生死熱冷の能力も少し入って、魂の影にまで入れるようになった。
次は
「水牙狼」
これは文字通り、牙に水の属性を纏わせて切り刻む技だ。
これも生死熱冷の能力がついて水魔法に死の能力が付与して
切り刻んだ傷口に死を入れて細胞から破壊する能力にも進化した。
…言ったはいいが、恐ろしい技だな。
よし。言ってる間に練習終了だな。
鬼龍「シキゲロウ!ご飯食べに行こう!何が食べたい?」
シキゲロウ「そうですね、死肉?とかですかね」
おっと?まさかのだな。
そう思った矢先に右肩から死死ちゃんが出てきた。
死死ちゃん「死肉!?あなた以外にいい食癖持ってるね!」
鬼龍「勝手に出てくるなって死死ちゃん。まぁいいや。
閻魔殿に行って閻魔大王に許可を取りに行こう…か…あれ?」
…あれ?忘れている事って…い、いやまさかな…そそんなことは…ははは…
読んでくれてありがとうございます!
(*´∀`*)いかがだったでしょうか?次回は閻魔殿!鬼龍が忘れていたこととは?!
次回作に乞うご期待です(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
(誤字がありましたので訂正しました。)