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神槍使い  作者: 怠惰な男の子
2章~偉大なる魔術師(仮)~
39/58

37話

37話目です!!今回はとうとう登場します!!

続きは後書きで……

 『龍の迷宮』の最深部とも言える場所。そこにはレオンの頭ほどの卵と鋭い爪のような短剣とも針ともいえぬ武器のようなものが七つ存在していた。そして……


「何だ?この大きな魔石のようなものは」


 そのような疑問を持ちながらレオンはその魔石に近づいていく。すると今度はレオンの知識で竜人と判断してしまうような、ドラゴン・竜・龍のどれかの鱗が体にあり2本の角を頭に生やした男性が出てきた。

 その容姿は、身長は解らないが、金色と白銀色が混ざったような腰まで届くような長髪に、金色でつり目の眼で少し怖いような整った顔立ちをした男性だ。


「うわっ!何だ?」


 いきなりでてきた映像のような魔力で出来た彼に驚くレオン。その映像の中の彼はアドルフと彼女と一緒に『遊戯集う箱庭湖畔』でいた彼にそっくり、否、全く同じだ。

『今から話すのは俺が死ぬ前に設定した事だから話し掛けたら箱庭で笑ってるかんな!じゃ、話すぞ』

 急に話し始める彼。だが、レオンはそれに着いていけずに慌てて彼に話し掛ける。


「いや、待てよ!急にそう……」


『まずは自己紹介からだな!俺はエイブラハムって言ってお前の師匠って位置づけにいる人外のアドルフと一緒に邪神の糞野郎を倒した龍だ!いや、邪神はディエウスが女って言ってたから糞ビッチという事にしておこう!』


 何ともハイテンションなエイブラハム。面倒臭そうな奴だとレオンは思った。流石にレオンもエイブラハムのテンションに圧倒されて落ち着きを取り戻したらしい。そのまま聞く態勢に入るレオン。


『っと、話が逸れたな。本題に入ろう!まず迷宮の所有権はお前になってる筈だからこの空間は勝手に使っていいぞ!さらに!この迷宮は転移が使えるように設定しているから何処からでも転移できるからな!』


(あれ?俺『魔封印の迷宮』で転移した筈なんだけどな)


 そう疑問に思い、レオンは知識を探ってみると極稀に転移出来る迷宮があるという事だったので特別な迷宮と片付ける。だが、この空間はレオンしか入れないためもはや個室の域に入っているだろう。

 「広すぎる個室だ」そう思いながらレオンは卵や武器のようなものの説明を待つ。


『ちなみに所有権が変わるとお前の魔力を迷宮が勝手に吸収してお前風の迷宮になるぞ?迷宮そのものも変わるかんな。……えーと、他には……あっ!卵の方はお前の魔力を通しといてくれ!古代龍と五帝龍のハーフが生まれるからな!後、武器の方は贈り物だ!名前は『黒牙雷磁(こくがらいじ)』。効果は魔法発動体なのと魔力を流すと七つの牙がお前の周りに展開して攻撃に対する自動相殺させるというものだ。さらに雷の魔力を纏っているから攻撃としても扱える。使用しない時はお前の体内に潜り込み魔力炉の中にいるから持ち運びは簡単だぞ!じゃ、色々と頑張れよ!妖精王の事もよろしく!』


 エイブラハムの形をした魔力の塊はそれを言うと消えていく。だが、レオンにとって卵と『黒牙雷磁』の事で頭がいっぱいだったため最後の方は聞いていなかった。


「じゃ、まずは……」


 そう言いレオンがまず手に取ったのは『黒牙雷磁』。それは魔力を流すと数秒ほどレオンの周囲を浮遊していたのだがレオンが使わないと判るとレオンの体にそれぞれ入り込むのだが……


「うわっ!気持ち悪いな」


 体への入り方。それはそれぞれの黒牙がレオンの体へと入り込んでいくのだ。聞くだけならなにも分からないだろうが、足から、胸から、手から、腕から埋め込まれていくのだ。その光景は生理的罪悪感をもたらすものだった。だが、レオンはいつか慣れるだろうと興味を卵へと移した。


「卵なのに大きいな」


 レオンの卵の印象は日本で見た鶏の卵やTVで見たスズメなどの卵だ。頭ほどの大きさの卵などレオンにとっては初めてなのだ。

 それに驚きながらもレオンは腕を伸ばして卵を抱きかかえる。そして――


「…………」


 精神を集中させ、魔力を出来る限り込める。そして卵は本来の吸収する魔力以上の魔力を吸収。しかもその魔力は質が驚くほど高い。

 その結果どうなるか?それは種族として現れた。

 まずは卵が割れる音が「パキ、パキッ!」と周囲に響く。


「生まれるのか?にしても魔力が結構やばい」


 レオンの魔力総量を考えれば大丈夫なのだが、今回は一度に大量に消費したため軽度の眩暈がレオンを襲う。だが、その努力が報われたのだろう。

 龍という種族にレオンの魔力、個体としての素質。それが合わさった結果レオン並み、否、レオン以上の魔力を持った龍が生まれた。

 その見た目は黄土色のような黄金色のような鱗に、小動物を彷彿とさせる小さく麗しい龍。女性なら今レオンに向けている親を見るような喜ぶ龍を見るだけで堕ちてしまうだろう。

 だが、レオンは違う意味小さな麗しい龍を見つめていた。その理由は魔力量といったものもあるが、それは鑑定眼の結果でもあった。


種族名    古帝龍

名前     

職業     

状態     健康

魔法適正   無・火・風・水・土・雷・氷・時・空間・治療・光・闇・付与(並)

称号     変異体・属性を司る龍・英龍の申し子

ユニーク魔法 繋ぐ者

       →ディエウスにより授けられた魔法。『遊戯集う箱庭湖畔』とこの世を繋ぐ。

       絶縁者

→物を絶縁状態にする。


 そんな中レオンは龍と目が合う。

 そして魔力が流れてくる。この流れは魔狐の時を覚えていたためレオンはすぐに自分の魔力を流す。

 だが、龍は種族としてはもう最強となっており、二人はほぼ同じ器であるためにレオンの魔力が少し増えるだけで終わった。

 いや、だけではない。レオンの魔力が増えたのだ。これは龍の方が魔力の器がレオンよちも大きいことを示す。そのためレオンはもっと強くなる事を目指す。


(生まれてすぐの奴には負けていられないよな)


 それを言うならレオンも生まれて直ぐなのだが、本人は気付かずに終わる。


「キュッ!」


 レオンが今後の目標を増やしていると龍が何かを伝えるために鳴く。

 だが、魔力の繋がりがある以上レオンにも大まかだが考えている事が分かるようになっていた。


「名前を付けて欲しいのか?」

「キュ、キュッ!」


 「当たり!」とでも言いたそうに体をレオンの手の中で丸めながら鳴く龍。


「龍で色は黄色?金色か。ゴールドは流石にダサいな。ゴル……は単純過ぎか」

「キュ~」


 レオンの言葉に龍も首を横に振りながら鳴く。

 だが、次の瞬間レオンの頭の中である言葉が浮かぶ。


(日本での月の呼び方はどうだ?今は7月だから……文月か。名前に出来る自信が無い)


 そして悩みに悩んだ末に――


「そうだっ!今は夏で太陽が出てるし、英語でサマーだから……サン!これで良いか?」

「キュッ!」


 それを聞いた龍、否、サンは英語やサマーなど初めて聞いた単語だったが大好きなレオンが考えてくれたために喜びの声を上げる。


「じゃあ外に戻るか」

「キュ?キュキュ!」


 だが、それを聞いたサンは「来て来て!」と声を上げレオンを引っ張る。


「何だ?」


 そしてレオンは疑問に思いながらもサンに着いていくとその先にはレオンの立ち位置では解らなかったが階段のようなものがあった。しかしそれには不可解な点があった。それは魔力の塊のようなものなのだ。

 レオンはそれに疑問を思いながらサンが昇っていった階段へと足を踏み出す。

 もっとも、足を地面に付けていないのだが……


レオンのテイムモンスター?テイム魔物?どちらでもよいのですが、キーワードにも出ていた龍のサンでーす。

しばらくは出番が少ないと思うのですが……サンよ、ガンバっ!!

そして皆さん、今夜は必ず活動報告を読んでみてください。興味がある方は是非!!

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