36話
皆様こんばんわ。36話目です!!
35話の答えは……いつか発表です。それは次話かもしれないし、百話後かもしれない。もし、僕が忘れていたら教えてください。
さて、話は変わり、本当は昨日投稿出来たのですが、やってみようといった感覚で恋愛小説にも手を出してみました。無謀ですよね?もうなんとでも思ってください(`´)どうせ軽い・うざい・前書きと後書きが長い・面倒くさい・怠惰野郎がと思われている僕ですからっ!!<(`^´)>プイッ
チラっ|_・;)
……ツンデレではありませんよ?
【風斬竜】
名前の通り風を操る竜。素早さは中級の龍にも匹敵するほどだが、大きさは5メートル程しかない。と言いたい所だが、その素早さにこの大きさを考えると非常に厄介な竜。さらに風の斬撃を飛ばしてくるため後衛職に嫌われている。また、その斬撃はある程度意思で動くという厄介な能力を持っている。
(名前だけは格好良いな。だが、面倒くさい!もう先手必勝だ!)
心の中でそう決め風斬竜を見据えるレオン。だが、そこであることに気付く。それは竜の後ろに扉が存在しているという事だ。
(もしかしたらエリアボスじゃ無くて階層ボスか?)
尚、エリアボスは一定の領域の中で一番強い魔物の事で、階層ボスが階層で最も強い魔物の事だ。そして守護者という魔物もいるのだが後々説明しよう。
だが、考え込んでいたからだろう風斬竜が先に動き出す。
「ギシャァ!」
と短く吠えてからレオンの周りを飛び、適当に風の刃を飛ばしてくる。
だが、それが戦闘力は上級の竜にも勝り下級ならば龍にも勝る時がある筈の『風斬竜』が中級の竜に分類されている理由なのだろう。
「まさか『虚無化壁』を使っている俺に魔法とか……意味無いだろ。この魔法、対魔法専用というか物理にもつかえるが、という事は」
その理由、それは――
「致命的に頭が悪い……という事か……」
この竜は単独、または少数で挑めば全滅になる可能性の方が高いだろう。しかし、その致命的な頭の悪さから罠に掛かり易いのだ。
だが、今はレオン一人で挑んでいる。その欠点をどうするか?それは簡単だ。
「無いなら創れば良いし、弱点だって丸わかりだし……時間は掛かるけど倒せそうだな」
そう言うと、言うが早しかレオンはリングから今まで倒してきたドラゴン――ワイバーンやレッサータイラント、ファイアドラゴンなど――を出し、手早く魔石だけを取り出していく。解体するのは勿論『甲高く吠える短刀』でだ。
そして8体程のドラゴンから魔石を取り出し終えるとすぐに収納し、錬金魔法の本を取り出す。
(これで人を殴ったら簡単に殺せそうだな)
レオンがそう思ってしまうのも無理は無いだろう。なぜならその厚さは約10センチにもなるのだから。
そんな事を思いながらレオンはゴーレム作成のページを開く。
「ギシャァァァァ!!」
外でウィンドブレイズドラゴンが舐められていると気付き、怒り狂っているのだがレオンにとっては雑音でしか無く、完璧に無視している。
そんなに怒っているのなら竜魔法を使えとレオンも叫びたくなるのだが、使えるのなら最初から使っているだろうと思ったためすぐ本の世界に戻る。
「え~と、まずは……魔石の属性は火か。次に器の強さの確認だけど……ドラゴンだから……」
そのままレオンは錬金を進めていく。
「出来た!!」
レオンの目の前にいるゴーレム。その肉体は水で構成されていた。
今回レオンが作ったゴーレムは『多属変形型ゴーレム』だ。それは様々な属性の魔石を使い作るもので、複数の属性を持つゴーレムだ。今回レオンが使った魔石は5個分の無・火・水・氷・闇のもので、器を水で構成する事でダメージを受け流し、その水を氷の魔石で氷になるギリギリの温度にしているため蒸発する事は無い便利なゴーレムだ。しかしこれにも弱点というものは存在しており核となった5つの魔石を破壊されると停止する、や、貯められている魔力が無くなると停止するなどとても多い。だが、レオンはアドルフの知識にあった無の魔石で魔力炉の役割を与え、魔力供給無しでも動くようになっている。
尚、今では魔力炉は失われた(ロスト)技術で後々レオンを苦しめる事になるのだがそれはまた別のお話。
そして残り三つで作ったのはこれから移動が楽になるだろうと風・無の魔石でペガサス型のゴーレム、ゴーレムでは無いが爆発型魔石だ。もちろん全てリングに収納済みだ。
そしてレオンの性格を考えれば後は予想が付くだろう。
「じゃ、後は宜しく」
そう言いゴーレムを外に放り出し、レオンは『虚無化壁』の強度を上げ、錬金術の本を読み進めていく。
「キシャァ!!」
「………」
そして『虚無化壁』の向こうではゴーレムと風斬竜の戦闘が始まる。
まずはゴーレムの登場に驚き、止まっている風斬竜を見据えたゴーレムが自分の体を切り離し、密度を極限まで高めた氷で二人を覆う。
その後は闇の魔法を使い、一時的だが神経の切断。などを放って見ている風斬竜では無かった。
「ふーん、体力ポーションの素材は魔洸水とラエガ草か……魔力の方とはヒルズ草ってだけか。違うのは。錬金方法は……」
緊張感の無い声が『虚無化壁』の中から聞こえてくる。
そしてその声に怒ったドラゴンは襲い掛かるが勿論失敗。そしてその間にゴーレムは闇魔法を再度使用し、命中する。
「ギシャッ!?」
視覚を奪われた風斬竜は戸惑いの声を上げるがどんなに頭が悪くとも竜なのだ。嗅覚に魔力感知、聴覚など他にもゴーレムを感知する方法はたくさんある。そのため風斬竜は闇魔法が切れるまでその場に待機する事にしたがそれは無駄だ。
『アイスソード』
辺りにゴーレムの詠唱する無機質な声が響く。
これがレオンの作ったゴーレム。魔法だけでは無く職技では無いが、技を使うのだ。これも失われた技術。と言いたい所だが、これはたまたま運良くそういうゴーレムとなっただけの事だ。昔は簡単に技を埋めつけられたそうだが、今では稀に技が使えるかもというだけとなっている。
だが、稀に覚えられる技だけに、しかもレオンの質・量ともに規格外な魔力を使うとその威力は半端無いものになる。が、所詮はゴーレムだ。Sランク上位の竜に攻撃を当てるだけでも困難を極める。
「ギッ、シャッシャッシャッ!」
どんなに威力が高くとも当たらなければ意味が無い。とでも言いたそうに笑いの声を上げながら避け、ゴーレムへと襲い掛かる。
「錬金でも武器は作れるけど鍛冶と共同で作業すると尚良いのか。じゃ、鍛冶の方も一応……」
そんなレオンの声も風斬竜の笑い声に掻き消され聞こえていない。だが、ゴーレムが重要されている理由は、高度のものになると知能が高いためだ。そしてレオンの作ったゴーレムはドラゴンの魔石を使用されており魔力の質・量も高い、それが高度のゴーレムだ。そんなゴーレムの攻撃が一回で終わる筈が無い。
『極氷の凍える舞台』
再び無機質な声が迷宮に響く。それはそれぞれの魔石に設定されている魔法。その魔法は風斬竜の周りを、舞台を支える8本の氷柱で囲い込む。そして中の温度が段々、否、秒単位で即座に下がっていき……
「キシャァァ…ァ……ァ…」
闇魔法から解放された風斬竜が最後に見た景色は氷の中からのゴーレムだった。そして視界がブラックアウトする。
反対にゴーレムとレオンは透明な氷を通してみる氷漬けにされていく風斬竜だった。
「もう終わったのか。……ん?」
レオンは本を閉じ、魔法を解き、ゴーレムを収納した後扉がゆっくりと、しかし着実に開いていくのが見える。
そして開く。
その先にあったのは……
「たま…ご……か?というか大きいな」
魔導具と共に豪勢な台座の上に置かれた卵だった。
はい、迷宮ボスは龍ではありません!!下級の龍並みの力を持った竜です。一応忘れた方に出しますが龍<竜<ドラゴンですよ。
文字数は2911文字です。
と、ここから話は変わるのですが、累計PV数が22527アクセス。累計ユニークアクセスは 3715人でした。そしてブックマークは53人。何がいけないのでしょうか?
そして、1話目ですが、時間がある際に欠片も残さないほど変更されると思いますので編集した際は報告します。
そして前書きで出した恋愛小説、『貴族?嫌い。王族?大っ嫌い!平民?理想の方です!!』という名前なのでそちらもよろしくお願いします!!
では、次話もお楽しみに!!




