19話
19話目!!
今回は文字数少ないです。
ゴメンナサイ!!昨日まで福井に行っていて疲れているんです!!だから見直しも殆ど、というか適当!!
明日は20話記念ということで多めにするので、見逃してもらえると助かります。
そして文字数は1698文字!!
では今回の――毎回お楽しみ頂けているか不安ですが――『神槍使い』をお楽しみください。
するとレオンの行動に気づいたマーティンが体に力を入れ直し背筋を伸ばした。
「これで契約は終了だ。で、俺はなんの属性に?」
そう言われ、今座られている属性を思い出すマーティン。
(今座っておるのは無・火・雷・氷・時・空間・治療・光・闇・付与か。すると余っているのは風・水・土。レオンの座れる席は風・水。本人に聞いてみるか。得意な方に座って貰うとしよう)
レオンが座れる席は風と水、そうまとめてマーティンはレオンに問う。
「レオンが座りたいのは風と水どち……」
だが、途中でマーティンは職業を思い出す。もしもレオンが風に恩恵を与える職業だったら風。水に恩恵を与える職業だったら水としよう、と。
「レオンの職業はなんだ?」
この質問に対し困ったのはレオン。職業など全く聞いた事が無いのだから。そこでレオンはこれからもお世話になる事だし、と参考にマーティンのステータスを見る事にした。
種族名 人族
名前 マーティン・フォン・シャルミア
職業 王(王の威圧・王の采配・王の眼・褒美作成)・魔術師(魔力消費節約)・剣士(スラッシュ・灰塵刀・峰うち)
状態 健康
魔法適正 空間・時・火・光・無
称号 (隠蔽……封聖龍エイブラハムの愛し子)・善良な国王・国王の鏡・仮妖精王アルマの祝福
ユニーク魔法 『統治者』
→人をまとめやすくなる。また、上に立つ者として自分に害をなそうとしている者を直感的に感じる事が出来る。
(なるほど。俺に一対一で話そうと言ったのは『統治者』があったからか。で、職業は見ている限り悪いものではなさそうだな。じゃ、設定はしていないから知らないとだけ言っておこうか)
マーティンの職業などを見てこう結論付けるレオン。
「知らない」
この言葉を聞き以意そうにレオンを見るマーティン。
それもそうだろう。職業で与えられる恩恵というのは小さいようで大きく、一方向に特化した職業は決められた分野では無視出来ない程の効力をお発揮するのだから。巧みにアブルとイーゼの職業はアブルが『空間術師』イーゼが『火術師』だ。
「それもそうだろうな」
そう言いながらマーティンは今ここでレオンに職業を決めてもらう事に決める。
幸い自分は『診職のオーブ』を持っているため今ここですぐに決められるのだ。さすがに『高貴なる診職のオーブ』は持っていないが。
自分の心の中で考えていてもしょうがないのでマーティンはレオンに職業について説明する。
職業とはそれはギルドなどに登録する時に無料で設定できるもので、設定すると多少の恩恵を得られる事。
例をだすとするならば『剣士』の場合は筋力の増加が代表的で、『魔法使い』ならば魔力の増加など様々だ。
また、職業を設定しその職業に関する行為――『剣士』ならば剣を振るう。『魔法使い』ならば魔法の訓練をする――を究めると職技と言われる特技が手に入る事。
なお、職技に関しては『剣士』がある訓練をする事で確実に手に入るものであったり個人で工夫して手に入れるものと二つある事。
そして職技を発動するには魔力を必要とする事。
(今の話を聞いている限り不都合も無さそうだな。デメリットも考えられる範囲では無いし……じゃあ、設定するか)
マーティンの話を聞き、メリットしかないと思ったレオンは了承の意を頷いて伝える。
そしてマーティンはレオンを見てから、胸のポケットに手を入れる。そして出てきたのは……
(あれはオーブと言われれば納得だけど……地球での水晶玉を思い出すな)
レオンはマーティンがポケットから出した『診職のオーブ』、もとい水晶玉を見つめる。するとマーティンがこちらにそれを投げてきた。
「それに魔力を流して、出た結果は我に言ってくれ。そして、文字化けしている所があったら見せてくれ」
「これって投げて落としたらやばくないのか?」そんな疑問を胸に抱きながら『診職のオーブ』に魔力を込める。
すると出てきたのは……
「無術士などの俺の持っている属性の術士。それに魔法使い・魔導師・錬金術師・古代魔法使い・契約使いだな。全部合わせると………今言ったので十四個に、文字化けが十二個かな」
「なっ!!」
マーティンは絶句した。
では明日をお楽しみに!!
それと明日は学校が休みだそうで、一日暇なので、魔法の説明など頑張りますよっ!!




