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出会い

----つまんない。

教室の中からどんよりとした空を見た。

退屈で仕方がない日々。楽しいことを求めるような気にもならず、暇を持て余している。


4限終了のチャイム。それと同時に女子や男子たちが一気にグループを作ってお弁当を食べ始める。

あたしは一人、ベランダに出た。


  あ、雨。


塀みたいなところに腕を置き、頬杖をついて涼しくなった風を受けると秋の訪れを実感した。

肩まで伸びた髪が秋風に靡く。


 そういえば、もう秋なんだ。


あたしの学校は公立の中学だから、みんなおよそ4か月後に受験を控えている。

みんな神経質になってきていて、いじめも起きたらしい。

他人なんてどうでもいいあたしにとっては関係ない話だけどね。


ふと、後ろに人影を感じた。普段は誰もいない場所なのに誰だろう、と思い振り返った。

そこには、小学校の頃から一緒の男子の姿があった。

「あ、久しぶりだね。」

佐藤俊。小学生の時は結構遊んでたけど最近はほとんど話さないし会わない。

中学に入ってからはサッカー部に入って今はキャプテンをしているらしい。


そんな佐藤くんが急にあたしの隣に歩いてきた。


     あたし…どうなるの!?


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