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勇者ご令嬢 アッシュの物語  作者: リィズ・ブランディシュカ
第1部

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第3話 コルン



 そんなアッシュと仲が良いのはコルンという少女だ。

 コルンは、アッシュが世話になっている村長の家の娘。


 お昼頃。


 村の困りごとを聞いたり、解決してまわっていた彼女は、家に一度戻っていた。


 お昼ご飯を食べるためだが、アッシュの忘れ物に気づいて。外に出る。


 彼女は村人たちに少年の行方を聞きながら、歩き回る。


「ねぇ、アッシュは知らない? また村の外に出ているのかしら。お弁当忘れたから届けたいの」

「コルンお姉ちゃんあそんで!」

「お絵描きしたのみて!」

「お弁当もってどこにいくの!?」

「ごめんね。あとで!  アッシュがおなかペコペコだと思うから!」


 明るく朗らかで優しく、社交的。

 村の多くの者達と交流があった。

 そんなコルンは、捨て子であるアッシュの事をよく気にかけていた。


 コルンにはお医者さんになるという夢があったが、村の人たちのためにその夢を口にはしなかった。唯一幼馴染であるアッシュ以外には。


 村の中にいては医学の勉強はままならない。


 しかし、村長の娘として将来を期待されているため、裏切れなかったのだ。


「アッシュ、ここにいたのね! ほらお弁当よ!」


 コルンとアッシュは多くの時間を共に過ごしていた。


 そのため、コルンはアッシュに淡い想いを寄せるようになっていたが、アッシュはそれを意識した事はなかった。


 アッシュはまだ10にもみたいない少年で、彼の心の中は、自分の事と村を守る事で手いっぱいだったからだ。



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