第16話 聖樹
アインを連れて逃げたアッシュはお尋ね者となった。
指名手配された彼らは顔を隠しながら、各地を進む。
しかしあてがないわけではなかった。
そうして向かったのは、いざという時のために決めておいた場所。
アインを連れてアッシュが向かったのは、デュランダルの隠れ家だった。
久しぶりにアッシュと再会したデュランダルは、多くを聞かなかった。
アッシュがアインをどうにかしてほしいと頼めば、すぐに了承した。
デュランダルは説明する。
アインは穢れというものを身に纏っている状態で、それを引きはがさなければならないという。
この世界に住む人の負の感情がまとわりついている状態だった。
そのためには、とある森の中にある聖樹に浄化してもらう必要があるという。
アッシュはその聖樹の場所を聞き、アインとともに向かった。
聖樹の元へ向かったアッシュは、デュランダルに教えてもらった方法でアインの怪我らを引きはがす。
しかしそれは浄化されることなく、途中でアッシュの身に宿ってしまう。
なぜなら、その場に招かれざる客がやってきたからだ。
何かを探すようなそぶりでやってきた男性が、妥協して聖樹を手に入れるためにアッシュとアインを排除しようとした。
その時戦ったアッシュに穢れがやどり、アッシュはばけものになってしまったのだった。




