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第11話 アイン
巡回では、害獣は一匹も見当たらなかった。
コルンはこれまでのことをいろいろと話した。
今まで旅の疲れをいやすためにと、気を使っていたのだ。
アッシュはそれらに耳を傾ける。
平和な巡回を終えてカガネ村に戻ろうとする中、アッシュたちは一人の少女を見つける。
それは、全身に痛々しい怪我を負っていた少女だった。
木の陰で怯えていたその少女の名前はアインという。
目を怪我しているのか、瞼を開こうとはしなかった。
アインは、自力で歩くこともできずに衰弱していた。
そのため、コルンが手当をして、アッシュがアインを背負い、村へ帰還する。
アインはカガネ村で保護される事になり、村長の村で世話をする事が決まった。
アッシュがいなくなってからさみしい思いをしていたというコルンが喜ぶ。
手当をした後、アッシュはコルンと共にアインの服や生活道具を購入するため、近くの町へ出かける。




