結成式/プロジェクト1発表
「じゃあまず年齢を教えてくれるかな?」
「16歳です」
「ヘェ〜。じゃあ彼氏とかいるの?」
「今はいないです。」
「じゃあストーカーとかっていうのは?」
「やりま....ってなんなんですかさっきから変な口調で」
「気にしないでくれ。ちょっとヤってみたかっただけだ。」
そう俺は誤魔化した。
どうやら彼女の名前は新妻紗耶
ロシア人と日本人のハーフらしい。
ロシア人とのハーフなだけあってやはり顔は整っている。
んーやはり可愛いなぁ....ハッ!
危ない危ない、俺が惚れてどうする。
と俺は自分の顔を叩いて君の悪い笑みを殺す。
「では早速だが、勝ちヒロインプロジェクトを開始するぞ」
「何よそんなに気張っちゃって。恥ずかしいとか思わないわけ?」
「東谷は好きか?」
と俺はすかさず問う。
「それはまぁ.....」
彼女は顔を赤く染めながら答えた。
「何かしらの接点が欲しいか?」
またしても俺は問う。
「ほ、欲しいわよ」
「自分に向き合って欲しいか?」
「向き合って欲しいわよ!!」
おぉいいぞ、のってきたじゃないか。
「東谷の連絡先が欲しいか?!」
「え!くれるの?!」
「あげるわけないだろ。自分でもらえ」
「チッ....」
「じゃあ改めて、勝ちヒロインプロジェクトを開始する!!」
俺は改めて声をあげた。
プロジェクト1
「では今週の課題を発表する」
2人しかいない教室に緊張が走る。
しんとした空間の中に、新妻のゴクリと唾を飲み込む音が響く。
「今週の課題は.....」
なんなのだ!
西口は何を言い出すのか!
「言うぞ.....」
西口はそう言って気合いを入れる。
「準備はいいか?!新妻!!」
「ひゃぃぃ!」
「では....まず....」
...........
...........
...........
「一緒にランチをしてこい」
あまりにも飛躍しすぎた計画に私も新妻も唖然とする。
「ラ、ランチよね?は、話したこともないのよ?」
「ランチしてから話せばいいだろ」
西口は食い気味に言い放った。
新妻はうつむいてやや震えている。
いや非常に震えている。
「順番がおかしいのよ!!」
新妻は顔をあげて抗議した。
「話したこともないのにランチってどうゆうことよ!
流石の私だってその順番がおかしい事ぐらいわかるわよ!あんた私をバカにしてるでしょ!このラブコメ脳!!」
だが西口は動じることはなく
「いいや間違っていない。これが必勝ルートだ。俺にはわかる」
「はぁ、なんでこんなやつに頼んだのかしら私」
彼女は絶望感に浸るしかなかった。
「俺の計画に狂いはない。この世はラブコメなのだ!」
お読みいただきありがとうございます。
私事ではありますがつい先日初めてブックマークをつけていただきました。私自身数作品書いたのですが一度もついたことがなく、黒歴史になるだけだしやめようかななんて思ったこともありましたが、初めてやりがいを感じることができました。ポイントなどをいただけるととても励みになります。




