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【2-12】道中4 他パーティー遭遇

 俺とナメタはバスト大洞窟を進んでいるところ3人グループのパーティーを見つけた。


「ガロ!すまんそっち行った!」


「あいよぉ!ヴァンダーさんよぉ!」


 ヴァンダーという人は自分のタゲから外れた鉱石のような物を背中につけた亀の魔物が、ガロという人物に向かった事を叫んでいた。


「あの亀狩ると鉱石落ちて結構おいしいけど硬いから面倒なんだよなぁ...っと!こっちも全部倒し終わったかな?」


「確かに、ステライトタートルだっけ?殴ってると他の周りからバトリーとかいう石造形のMOBが集まって面倒なんだよな」


 俺らはガロとヴァンダーもう一人女性のパーティーの狩りを横目で見ながら俺らも襲ってきたバトリーを倒していた。


「う~ん大分レベル上がったか?俺レベルが44で聖職のレベルが29だ、ナメタはどうよ?」


 俺らは何やかんやでいろいろとクエストや狩りをしてきたことによって、適正レベルよりこのゲームの経験値テーブルを考えると大分高いレベルに位置している。


「俺はクラスレベル44で同じだな、当たり前だけどジョブレベルが33だ確かに結構高いからかあそこのパーティーより早く狩り終える事が出来たな」


「ちょっときつそうにしてるけど声かける~?あんまり意味ないって思うならそのまんま行こうか」


 ステライトタートル3対とバトリー2対くらいに囲まれていて適正レベルなのであればこのままデットして


「まぁいいだろうわざわざ話かける必要もないな」


 俺らはそう言って少しルートを変えようとした途端戦況が急に変わった。


「ごめん!ヴァンダーにはヒール間に合わないからあれつかっちゃって!」


「オラァオラァオラァ!」


「さっすがヴァンダー!強すぎる!ヒールありがとう!ミラーリア」


 どうやら女性の名前はミラーリアというらしい。


「魔法使いの攻撃魔法メインのジョブ魔法使い(中位)、リーダー格のヴァンダーはナイトで、ガロがソードマンっぽいな」


「それはどうでもいいんだがミラーリアとかいうのが"あれ"使ってっていった瞬間様子がおかしくないか?」


 一目瞭然で分かるレベルで戦況が一変したんだそんなこと言われなくても分かる。それよりもなにが起きたんだ?


「やっぱそのスキルつえーな...タゲ固定に全攻撃ジャストガードになるとか強すぎる」


「「そういうことか」」


 俺らはガロの一言で理解した。


「やっぱり変更だ、ちょっとあのパーティーにエンカウントして情報集めることにしない?」


「ランデスには悪いが少し道草を食わせて貰おうかな」


 そう言って俺らはヴァンダー達の方へ向かった。


「こんにちは~さっき僕達も狩りしてて見かけたんで話かけたんですが邪魔ですか~?」


「いや、大丈夫だよ俺らもさっき境地を脱した所だからね」


 営業スマイルのようなスマイルを浮かべて話しを受け答えてしてくれた。アバターがヒューマンとエルフと猫族のような3人組だった。


 なんというかイエスタと似てるような気がするがこういうタイプはどうして一言目で「あっイケメンなんだな~」って分かるんだろうか...?


「ありがとう、そにれしてもさっき見ていたんだけどヴァンダーさんめっちゃ強いんだね」


「ハハハ、それはありがとう、君達の名前は?」


 なんというかはぐらかされた感じの受け答えだ。


「あぁ、ごめん俺はレン、こっちはナメタだよ、よろしく~」


「よろしく」


 俺らは必要最低限の挨拶を交わして本題の"あの"スキルについて追求しようとおもう。


「私はミラーリア!よろしくね~魔法使いの中位だよ~そっちのレン君は聖職っぽいね~」


「俺はガロ!よろしくな!ソードマンをやってる!やっぱり剣でダメージ出すのはロマンだよなぁ。盗賊が居なくなっちゃったけどね」


 二人ともいい人そうだ。ガロは冗談交じりに笑いながら自分の考えを説明していた。やっぱり盗賊が居ないパーティだったようだ。


「さっき使ってたのナイトのスキル?ジャストガードめっちゃ上手だしタゲも外れてなかったしすごいなぁ」


「俺らも結構MMOやってるけど、熟練のプレイヤーだな」


 俺らは直球かつ少し遠まわしに話を振ってみた。


「ハハハ、そんな褒めても何も出てこないよ。だけどナイトスキルではないね説明が難しいけど少し特別なスキルさ」


『やっぱり予想通りユニークスキルだな俺らの他に初めて見つけたけどこいつも相当な対人最強スキルを持ってるみたいだ』


ナメタがパーティーチャットでそうチャットをしてきた。特別なスキルってことはまぁ俺もユニークスキルだと思う。


『他に何か持ってるか聞けるかな』


「へぇ、それは羨ましいなぁなんかのクエストで手に入ったの?他の人も持ってるの?あ!聞いてばかりでごめん...大事な情報だから教えてくれなくても大丈夫だけど」


 俺は軽く笑いながら相手へ不快な気持ちを与えないように聞いてみた。


「そういうわけじゃないよ、別に教えるのに抵抗はないけど持ってるのは俺だけで最初からたまたまあったんだ」


 どうやら俺らと同じでユニークスキルが最初から持っていた見たいだな。


「なるほどね、ありがとう!」


「君達は二人でこんなところまで来てすごいね?しかもタンク無しですごいと思うよ。結構俺らは前線組みだと思ってたけど...」


 ある一定レベルのプレイヤーになるとこういう腹の探りあいがよくあるが、特にこのヴァンダーはかなりの熟練プレイヤーの可能性が高い。


『こいつ結構MMO暦長そうだな』


『俺もそうおもうわ』


「俺らは周りの芋虫見たいなのをチマチマ狩ってたら結構レベル上がって適正より上なんだよね」

「それにもう一人本当はタンクがいていまはそいつが別行動してるから少しレベル上げしてるところだったんだよね」


 俺もそんなあせる事なく俺らも完全チートスキルを持っているという大事な部分だけ伏せて無難な説明をした。


「なるほど、そうだったんだそれにしても二人でこのバスト大洞窟を攻略しているなんてすごいね」


「たしかにスゴイな!一人だけだったらアイツみたいに少し仲間に入れて一緒に狩りしていたところだ!」


「あいつってイエスタの事ですかね?」


「あら~?イエスタさんの事しってるんですね~」


「イエスタと俺らはエリルで知り合った」


「なるほど...全くそんな話は聞いてなかったがやっぱりユーザー数が少ないのもあって世間は狭いな」


 とりあえず俺らが聞きたいことは後何個ユニークスキルがあるかだ。


 だがそれを聞いたらユニークスキルの存在をしってて仮に1個しかヴァンダーがユニークスキルを持っていなかった場合、開放されていない物もあるといった情報を渡してしまうことになる。


 今回はユニークスキル持ちが他にも居ることを確認できただけでも恩の字として先に行くことにした。


「それじゃあ俺らもレベリングと次の帝都に早く行ってみたいのもあるしこの辺で失礼するわ~」


「それじゃ」


「あ、まって!君達もヘンリー王都の武道大会に参加するのかい?素朴な疑問だけど出るとしたらあたることになるね」


「もちろん出るよこの辺だったらビッグイベントだしね」


『こいつらも知ってるって事はゲリライベントではないって事の可能性があるな、このゲームの最上位レベルのやつがくる可能性もあるのか...』


『そんなやつが仮に出た場合、出来レースにもほどがあるな...』


『さすがに最前線組みに情報がそんなに早く行ってるとは思わないし多分大丈夫だよ』


「それじゃあね!俺らはこれでさいならするよ」


「おう!またどっかであったら声かけてくれよな!」


「じゃあね~」


 聞き耳を立てながらゆっくり俺らは歩いていたら後ろから「俺らに勝てるわけがない」といった内容の話をしていて腹黒な部分が垣間見えていた。


「まぁこんなもんよな~あんなチート使わないとあのレベル切り抜けられないパーティーに俺らがそれこそ負ける分けないけどさ」

「とりあえず結構モンスターのレベルも高くなってきたしこの洞窟もそろそろ終わりかな?」


 あの程度で逆に俺らに勝とうなんて失笑してしまうわな。


「数日野営ばかりでかなり疲れたから抜けた先が帝都でなくても町だったら一旦ヘンリー王都戻ってふかふかのベッドで休もうぜ...」


「そうしよっか、とりあえず特に長い時間とられなくてよかったよ」


 そう行ってとりあえず夜まで狩りと大洞窟攻略を続け俺らはヘンリー王都に一旦戻った。

よやく他チートプレイヤー登場です

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