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【特別編1】メリークルシミマス?今年はハッピークリスマス!

IF編とかではなく番外編みたいなものです。ランデスが帰ってていますが本編ではまだ次の帝都にいます。タクヤとイエスタは次の話で知り合いますが、ここで知り合った為次のお話ではイエスタはタクヤの事を顔と名前は知っている程度の認知度で行きます。皆さんメリークリスマスです!

「なぁ...今日クリスマスだけど男三人でこうやって狩りしているのは如何な事だとは思わないか?」

 

 俺らは12月24日そう、世間はイチャイチャとカップルが街中でうろついている日だ。しかし今の俺らにはNFMOの世界でやることがたんまりとある(レベリング)


「いや~レンさん~いつも高校の時からレンの家でクリスマス会を男だけでするとか普通だったじゃん~」


「うむ、いまさらだな」


 確かに毎年俺の家で男だけのむさ苦しいクリスマス会を繰り広げていた。


「だからって今日クリスマスなのに3人で狩りするのは少しあれじゃないか?」


「たしかになぁ...まさかNFMOの運営までが俺らの敵だったとは思わなかった」


 そうNFMOもクリスマス仕様になっていたのだ、町中のNPCの一部はクリスマス仕様になっていてヘンリー王都もクリスマス仕様になっていた。


「告知無しで突然変更するとはいい度胸だなNFMOの運営よ...」


「今日は狩りやめていつも通りクリスマス会しないか?俺の家まで今から来ると終電が無いだろうしこっちの宿で肉なりなんなり食おうぜ」


「さんせ~い、そろそろ休憩したい頃合いだったしちょうどいいかな~?」


「まぁ、詰めすぎるのはよくないしいいかもな」


「あにきぃ...俺は...?」


「一度でも女とクリスマスを過ごしたやつなんて死すべしpvpチャンネルにこい」


 タクヤは去年まで彼女がいてほとんどの年彼女と過ごしたりリア充していたみたいだ。


 こんなやつ敵だ。もちろんフルボッコにした(3人がかりで)


 俺らは宿泊している宿まで戻りクリスマス会を開催した。


「チート持ち3人掛かりで一般ぴーぽーを潰すなんて大人気なさすぎっすよ...」


「まぁ、仕方ないよね~彼女持ちリア充死すべし」


「今年はいないから仕方な~~く参加させてあげるよ」


 肉やらジュースや酒を買い込み宿でクリスマスパーティーを始めようとした途端タクヤが何か提案をしてきた。


「あの~男だけだとつまらないのでNPCでもナンパしてみませんか?」


「いいね~!」


「え~俺は女をホイホイついてかせる臭いセリフわからね~よ」


「無理」


 俺とナメタは乗り気ではなかった、なぜなら生まれてこの方彼女がいた事無いためナンパなんてハードルが高かった。


「ランデスお前も彼女いた事ないだろ、ナンパなんて無理だろ」


 俺はランデスに彼女がいなかったことを知っているので嘲笑しながらそう言った。


「ふん、所詮NPC!気合でなんとかなるさ~!」


「それじゃあ出発っすね!」


 俺とナメタは、え~~とかいいながらもクリスマスの浮かれた状況に飲まれていてついて行った。



「そこのお姉さんキレイですね!よかったら一緒にパーティーしませんか?」


「い...いえすいません...」


「これで30敗目だな」


 タクヤのナンパ術はあまりにも酷すぎて見ていられなかった。もっとましな言葉を俺らのほうが考えれるぞ...。


「じゃあもう無理そうだし帰ろうぜ」


「いや!兄貴とナメタも一人でもいいから声かけてきて下さい!!!」


「え~嫌だよ」


「駄目ですこれは流れです言って下さい!兄貴!」


「ご~ご~」


 ランデスは爆笑しながら俺の背中を叩いてきて、タクヤはナメタを説得していた。


「う~んまぁ一人だけだよ!そのかわり条件がある捕まえられたら俺に金貨1枚よこせ」


 ローリスクでおもしろ半分にネタ材料にされるのも尺なので金を要求する。まぁ俺らのナンパは100%成功するがな。


「じゃあ俺もその条件で飲んでやろう」


「わかったわかった、絶対無理だから~」


 ランデスはナメタのナンパが見られると思い爆笑していた。タクヤもそれに乗って悪い顔をしていた。


 ふん、こいつら浅いな俺はもう勝機しか見えていない。俺はナメタにウィスパーチャットで連絡をしていたのだ。


『わかっているよな?俺らはもう100%勝ちだ』


『あぁ、勿論」


 口合わせ通りにいけば俺らは金貨1枚ずつノーリスクで手に入れる事が出来る。


「それじゃあいってくるわ」


「絶対無理だけどいてら~」


 ランデスのやつ絶対痛い目合わせてやるあとでぶっ飛ばしてやる。なんかむかつくんだよなぁこういうノリのあいつ。


『じゃあナメタはあっちな俺はあっち』


『了解』


 俺らは口合わせ通りふた手に別れた。俺の向かう先はあっちで、ナメタが向かう先は屋敷だ。


「よ、イエスタとマイ!少し話いい?」


「あ~!!!!レン!あの時よくもぉ~!」


 マイはプンプンという擬態語をフルに活用した感じの状態でオコオコって感じの状態だった。


「まぁまぁ、マイ悪気は無いだろうしここは一つね?」


 さすが彼女持ちのイケメン話がわかるし気が効くなぁ。


「あの時はごめん、イエスタの言うとおり悪気はなかったよ」

「それでさ、せっかくクリスマス仕様だしさみんなでクリスマスパーティーしない?」


「え~今デート中なのに~~~」


 ッチと心の中で舌打ちをした。けどまだ俺は諦めないこういうタイプの女性は美味しい話があればホイホイついてくるのはわかっている。ちゃんと餌は用意してあるさ。


「俺の泊まっている宿の最高級クラスを今日特別に1日だけ借りるんだが...」


「ふ~ん?」


 よし食いついた!こういう現金なタイプ俺は嫌いじゃないぞ?けどこいつら二人セットだと少し面倒だけど、ここは金貨1枚のために我慢しよう。


「それでこの王都の夜景がびっくりするくらいキレイなんだ!二人のための特別セット仕様といわけではないけど思い出に残るクリスマスになるとおもうよ?」


「え~~!!いこうよ!イエスタ~!」


 チョッロ...w。


「マイがそう言うなら...それじゃあ連れて行って貰おうかな?食料や飲料こっちも用意しようか?」


「お、それは助かるなぁ~じゃあ後であの宿の最上階で!」


 俺は集合場所を伝え別れた。男もいるが一応女もいるしナンパに入るだろう。イエスタがこの町にいることはたまたま王都に入る前に検問所で見かけたためわかった。

 

『こっちは完了、そっちは?』


 俺はナメタにウィスパーチャットで連絡し状況を聞いた。


『こっちも完了だ、1時間後には金貨2枚だな、それじゃあタクヤとランデスがいる場所で集合だ』



「ぷぷぷ~二人共成果なしじゃ~ん金貨は無しだね~」


「まぁまぁ、とりあえずクリスマスパーティー用の部屋に戻ろうぜ」


 むかついたのでダメージは入らないがフルスロットルの集中力で全スキルをブッパしておいた。


「はぁ、こんな高級な部屋に男が4人...最高のクリスマスだな!メリークルシミマス!乾杯!」


「結局兄貴もナメタも連れてくる事できなかったんすね~なかなかゲームとは言えハードル高いっすね」


「アホめ...俺らの勝ちだ金貨1枚ずつ用意しな」


 そういった瞬間タクヤとランデスの顔に!?と文字に現れたレベルの表情をした。


 コンコンとノックがして約束の時間になった。


「ようこそ!クリスマスパーティー開場へ!」


「俺がとっ捕まえてきたのはマイ!」


「はろ~!わぁ~飾り付けもキレイだしベランダのデッキがすごいおしゃれ~!わかってるじゃないか~」


「ははは...沢山買ってきてしまったけど大丈夫だよね...?」


「ずるいですよ!!知り合いのプレイヤーを連れてくるなんて!」


「はじめましての方だね?どうもイエスタとマイです」


「リアル彼氏彼女のネトゲーマー...リア充だ...」


「こいつはタクヤ頭のネジが少し飛んでるから基本スルーでいいよ」


 イエスタとナメタはタクヤのコロコロと変わる顔や気持ちを見て笑っていた。クリスマス特別仕様の超高級宿にしたためイエスタとマイは満足気味だった。


「ナメタ!来てやったわよ!私のレベルを沢山あげてくれるって本当でしょうね!?」


 バトルジャンキーなミアリスには甘い蜜としてレベリングという物を用意していったのか...やるなナメタ。ついでに執事のトーマスさんも来ていた


「多分後でな」


「約束ですわよ!」


「お嬢様、程々にしましょうね」


 ナメタはこう言いつつちょっとした冗談のような約束も基本ちゃんと守るツンデレなのでどうせ明日あたり行くんだろうな。


「ちょ~~~!!!ずっる!!」


「さぁ金貨を1枚ずつ預かろうか!」


 タクヤとランデスの金貨1枚を早々と巻き上げ再度乾杯が行われた。


「みんな集まってくれてありがとう!それじゃあ今夜最高のクリスマスパーティーを繰り広げよう!乾杯!ハッピーメリークリスマスっ!」


「「「乾杯!!」」」


 それからかくかくしかじかありクリスマスパーティーは無事幕を閉じた。マイの酒癖が悪く途中イエスタとマイは退場し、それ以外のメンバーは朝まで楽しんだ。




私は仕事ですが...w

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