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【2-8】残念お嬢さん

「じゃあようするにこのお嬢さんと俺が以内間の1日弱い魔物狩りに行ったって訳か」


 どうやらこのミアリス嬢にその魔物狩りと言う名のデートで大分気に入られてしまったみたいだ。


「兄貴このナメタってやつなかなかの策士っすよ、ナメタ途中からお嬢さんの事忘れたように見せかけていたっ!何するんすか!」


「見せかけてない急にそこにポップしたから危なかったから助けたんだ」


 あーようするにピンチの所救って王子様キター!っていうテンプレ展開ですか...。


「とりあえずその気に入られた所まではわかったけどなんで俺らのこの先の冒険についてくるとか言い始めてるんだ?」


「私は強い人と冒険をしてみたいの!武道会は今回は出れなかったけど4年後の武道会はナメタに勝って出場するのよ!」


「この通りでとんだバトルジャンキーなお嬢様だったんだよ...」


 そうは言ってるがミアリスお嬢さんの顔は完全に恋する乙女の顔になっている。


「う~ん吊橋効果ってのも相まって惚れられた感じ?狩ってたMOBの名前を聞く限り少し奥までいったんだろ」


「そうっすね...」


 一応この前の話を聞く限りNPCはNPCとして俺はもう扱える気がしない...。


「一応無理しない範囲で連れていく事はできるけど...プレイヤーと違って死んだら終わりだからなぁ...」


「本当にプレイヤーの方々は永遠の命がお有りなんですね...噂には聞いていましたが本当にすごい存在です」


 アンドレアムさんはそうボヤいていたがこの人はどうやら先祖がゲームマスターだがなんかしら関わってる人だからそういうお話でボンヤリしてしまう残念キャラらしい。


「ミアリス、この方々は私達一般人には到底追いつけない存在ですよ、迷惑かけるのはやめなさい」


「嫌だ!私だってまだまだだけどちゃんと冒険者だもん!覚悟はもうできてるわよ!」


「俺は別にいいが、ギリギリの戦いだったら足手まといをカバーしきれないぞ」


 あ、いいんだ以外だなぁ。ナメタこういうのまじで嫌いそうだけど顔に負けたか?


「その代わりインディー家当主のアンドレアムさんにお願いがある」


「は、はいッ!」


「ここまで立派な屋敷はいらないが拠点としてここ王都ヘンリーに屋敷がほしい」


 確かに拠点の場所はほしい、ここから南へいけば海に行くこともできるし国同士が隣接してるため交通に関しては悪くない。


「だけどこのあたりを態々拠点にする必要はないんじゃ?レベリングそこまで途中から美味しくないはずだよ」


「う~んターミナルじゃないっすか?」


 あ、たしかにわざわざほこらを探してターミナル探すよりも使い放題のここを利用したらいいな。


「それにレベリングもお前のミラードアーがあるだろどこでもいける」


「俺タクシー代わりかよ...タクシーレンを個人事業として初める!1回の利用銀貨5枚!」


「高すぎない!?馬車は銅貨2枚よ!」


 なんでミアリスが反応するんだ。


「いや、冗談だろ気にするな」


「そ、そうなの...」


 やっぱりこの二人仲いいな...ミアリス可愛いしまだまだ小さいのに将来有望な体系だ。ずるいぞナメタ。


「私としては心配です...勿論レン様やナメタ様タクヤ様達を疑っているわけではありませんが一番下のミアリスを冒険者としてこの街から離れさせるのはとても心苦しいです」

「屋敷の件はミアリスを連れて行かなくても私の別荘として少し離れですが住み心地のいい屋敷がありますのでそちらを譲渡する事は可能です」


 確かによくよく考えてみたら俺も子供が出来た時こんな可愛い子供を魔物がいる世界に送り出すかと言われたら家に引きこもらせるよね。


「お父様...ですがお姉様は家を出たじゃないですか!?」


「シルは...」


「なぁナメタどれくらい連れていきたいんだ?」


「そうだなぁ、、、下心丸出しで申し訳ないが可愛い女の子がパーティーにほしい男色ばっかでつまらん」

「せっかくの異世界なら楽しみたいからすげー連れていきたいわ」


「「同感」」


 よし、俺らの意見は固まった。俺は連れてく気は"カバーが仕切れないレベルだったら"気が引けると言った。


「だったら俺らがまずミアリスをこのあたりでレベリングさせよう」


「だけど3人でやるのはあまりにも効率が悪いそしてミアリスは戦士職だ盾指向ではないがタクヤお前に任せた!」


「そこはナメタじゃないんすか?!なんで俺なんですか?!」


 正直ナメタと二人きりに4~5日も放置してたら既成事実が出来かねないので俺らではなくタクヤを指名した。


「そしたらタクヤこの前俺らが教えたレベルより低い物でいいからいろいろと教えてやれ」


「レベルはそんなに高くないから町周辺の低レベルの物から狩りを初め武道会までにこの町を安心して出せるレベルまでレベリングと教師役を頼む」


「それでどうですか?アンドレアムさん」


「う~ん...」


 それでもまだ心配そうな顔をしているアンドレアムさんに俺が最後の相談材料を出す。


「武道大会は3人一組で参加するものですよね?」


「はい」


「二人でも参加出来るんですか?」


「はい、出来ますが過去そのようなグループは見たことないですね、数が多いほうが有利になってしまいますので」


「ま...まさかッ!兄貴!」


「俺とナメタグループ、でもう一つがミアリス、タクヤグループで出場してアンドレアムさんが納得する成績ならどうでしょう?」

「実際に俺らの実力も見れて、ミアリスの特訓結果も見れるどうでしょうか?一石二鳥です」


 良くて2回戦突破かそのあたりかな?正直このヘンリー武道大会の詳細を調べてないので全くわからないが低レベルのミアリスを連れて上まで行けるとは思わない。


「わかりました...そのレベリング?とやらには私もすべて同行させて頂く条件をつけてなら許可しましょう」

「屋敷の件は帰ってくる頃には使えるように致します」


 屋敷も手に入れられて女の子も手に入れられたら最高だなぁ!おい!とか興奮してたがこのミアリスはナメタに恋しているのを忘れていた...。まぁいっか。


 何か静かだと思いミアリスをみたらナメタと特訓がよかった、とか冒険に出れるんだ等ブツブツ呟いて悶ていた。


 すごい美人予備軍で今は可愛らしいお嬢さんだからいいけど将来は残念美人になるだろうな。


 俺らはこうしてインディー家を出てナメタと俺は先を目指しながらレベリングをしに行き、タクヤとミアリスは近くの街でレベリングを初めた。

女の子要素ほしいですよね、欲しいです。

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