【2-7】ドーピングマントとミラードアーとじゃじゃ馬お嬢さん
チャットの種類がいくつか出ていますが。
全体チャット (みんなに見えるチャット)
システムログ (自分だけに見える取得経験値や、取得アイテムのログ)
パーティチャット(パーティーメンバーにしか見えないチャット)
今後 チャットの種類が増える可能性がありますがその都度説明書きを入れていくと思います。
Ps.1週間程度あいてしまって申し訳ありません海外出張のため書き溜めもなかったので遅れてしまいました。今月末にも海外出張があるのでその時までに3~4話は書き溜めしたいと思います。
その影響でもしかしたら1日1本の投稿じゃなくなるかもしれないですがこれからもよろしくお願い致します。
俺は27時間くらい掛かってしまったが、目標のスキルを自分の育てているキャラクターに覚えさせることが出来た。
「いやぁ~マゾ職業とは思っていたが、本当にマゾすぎてソロでレベルあげてるのアホになるわ」
俺がやっている職業は援護でも攻撃でもないような特殊なトリッキー職業だった。まぁもうやる事もないだろうしどうでもいいか。
後は一番大きな疑問だった点の持っていったアイテムは消えてしまうのかという事について調べるか...。
「仮に持っていったアイテムが消えてたらもって変える事は出来ないから実質消えてしまうのか...」
「命をかけてやってるゲームならNFMOに持っていってもいいけど数ヶ月遊ぶ程度のゲームで俺がメインでやってるMオンラインのお宝達を持ってくのは気がひけるな」
俺はいつもやってるゲームMオンラインを起動して確認してみたが俺が持っていった翡翠の耳飾はゲーム内に残っていた。
「残っている...と、なるとゲームのデーターを持ってくるというよりコピーするって考えが一番しっくりくるな」
必要な情報をそろえて俺はNFMOにログインするため親に挨拶し靴を隠しログインした。
「ごめん少し遅れた...結構マゾ職過ぎてキツかったわ」
俺はチームチャットでナメタとタクヤに伝えた。
「俺も一度ログアウトしてお前のいってたそのゲームを見てみたが少しの時間で手に入れられるようなスキルじゃないだろ?がんばった方だ」
「それより例のスキルはゲットできたか?とりあえずそっち向かうわ」
こいつ俺がこんだけ苦労して手に入れた"ミラードアー"。
Sオンラインの言った事のある町を移動できるスキルがあるからって褒め方が適当すぎるだろう。
「とりあえずこれで完了っと」
――Sオンラインゲーム【ミラードアー】を入手しました。
そうシステムログに表示され俺はスキルツリーとは別のタブのOtherタブを開いた。
「よし、ミラードアーちゃんとあるぞ...って!これじゃあ完全上位互換スキルじゃねぇ!?」
スキル説明は行った事のある町へ転移出来る(一部除外)パーティメンバー可能。と書いてあるがポークの町南西にあった盗賊のアジトと言った俺らがこなして着た主要マップにも飛べるようになっていた。
「あまりにも便利すぎる...頑張った甲斐があるな」
俺がミラードアーを手に入れて少ししたらナメタとタクヤ、それとアンドレアムさんが着た。
「お帰りなられたのですねレン様、無事仰っていたスキルは手に入れる事が出来ましたか?」
「手に入れる事できたよ、これでアイテムとスキル1個ずつ現段階ではもう持ってこれないね」
「俺はとりあえずスキルは持ってきていないが、装備を持ってきた」
ナメタは俺と同じくMオンラインのアイテム【ビルヴァーマント】を持ってきたようだ。
「マント装備っていう枠がないから装備できるか不安だったが、アバターとして処理されているみたいだ」
「マジカヨ...お前マジでやばいの持ってきたな...」
俺がびびるのも無理はない俺の翡翠の耳飾はたかが20万程度の値段と言えてしまうレベルの激レアアイテムだ...。
「と、なると補正尽き激レアアバターとかRオンラインゲームから持ってこれたらやばくないか?」
最強補正アイテムに最強補正アバター...今じゃもっと強いアバターがRオンラインにはあるんだろうな。
「ビルヴァーマントって因みにどんな効果なんですか?」
「「攻撃スキルのダメージ全1.5倍」」
「やばいっすね...」
1.5倍というと響きが小さい数字でわかりにくいかもしれないが俺が現状の装備で1.5倍の攻撃力を同じスキルで出すには多分STRと言った基礎ステータスの攻撃に関与するパラメーターを今の3倍以上あげなくてはいけない。
「もともとこのゲームステータス、攻撃インフレしてるゲームじゃないからこれをもってこれたらヤバそうだから持ってきた」
「それにお前がメールでアイテムはコピーされると言ってたからついさっき決めたばかりだ」
値段は考えたくないがこのアイテムのユニークスキルみたいなもんで全攻撃スキルが1.5倍な上にこいつのは...。
「もちろんだが破壊覚悟強化+15までやってるよ7以降は5%10%15%って最大45%まで破壊確率上がるが俺は勝った」
1個買うのに大学の1年間の学費の半分くらいするんだぞ...アホかこいつは?
「おまけに基礎ステータスやらなんやらって付きまくってて違法ドーピングマントっていわれてる」
「兄貴の持ってる翡翠の耳飾もかなりドーピングなのにそれ以上とかヤバすぎっすよ...」
「それはそうと、タクヤとナメタスキルは持ってきたの?」
「いや、俺は持ってきてない」
あれ、ナメタの事だから攻撃マシマシと言われてる最強バフ持ってきてくれるかと思ったけどそうじゃないんだ。
「変えたりできないから慎重に少し選ぼうかと思ってね、攻撃マシマシもって来ようかと思ったけど止めた」
俺は利便性を求めてミラードアーをわざわざ別のいつもやっていない別のゲームから持ってきたが、確かにもう少し慎重に考えて他のスキルを持ってきたほうがいいかも知れなかったりするしな。
「俺はそうっすね、アイテムは兄貴たちほどじゃないっすけど俺がもってる最強の盾持ってきました」
タクヤはどうやらAオンラインゲームといったあまり最近人口の多くないゲーム出身らしい。
その中でもかなり上位の盾を持ってきたみたいだ。
「正直現金化できるほど価値があったり需要があったりするわけじゃないですけど手に馴染むっていうかなんというかって感じなんすよね~」
俺もお気に入りの装備があったらステータス関係無しに付けていたりするからかなり気持ちはわかる。
ステータス補正一部に最大強化と言ったところだ俺らのMオンラインではゴミ武器っていわれるがAオンラインではそこそこの装備と言ったところだ。
「スキルはエピックヘイトネスっていうのを持ってきました。強制的に一体対象に相手のヘイト値を最大値まで瞬時に上げるスキルッスね、Aオンラインではかなり必須のタンクスキルです」
正直そこまで重要ではないが相談を得にしていなかったから決めていたのだろう。そのゲーム特有のスキル回しっていうのがあるがきっとタクヤからしたらこれが一番大事なスキルなのかもしれない。
「なにがなにやらわからないですが、レン様たちお話は終わりましたかね?」
口には出さないが俺ら3人は全員「あ、アンドレアムさんいたんすね」と言った感じの顔をしている。
「それじゃあ今月末にあるヘンリー武道会に参加していただけるのですね?!」
「もちろんです、ですが俺らは一度また旅に戻りますがこのミラードアーというスキルで3人全員でインディー家の屋敷へ飛ぶことができるので5日後の夜0時に戻る予定ということで」
俺らはそれじゃあ、と言いインディー家の祠から出ようとした瞬間見たことあるような光景に出会った。
バンッと大きな音を立てて扉が開いた。
「私もその冒険に連れて行きなさい!ナメタとの修行はまだ終わってないわ!」
「お前いつからこのじゃじゃ馬お嬢さんにこんなに好かれたんだ?というより1日半程度で何があったし」
この先進みたいのに...前途多難な冒険になりそうだ...。
単語帳
基礎ステータス
STR=strength=力 (物理攻撃の基本ダメージはここ)
VIT=vitality=生命力 (HPなど)
DEX=dexterity=器用さ (クリティカルなどに使われる)
AGI=agility=敏捷性(回避率や瞬間的な移動スキルでこのパラメーターを使います)
INT=intelligence=知力 (魔法攻撃のダメージを上げたりする)
LUK=luck=幸運 (クリティカルやドロップ率などにつながる 大きく変動するものではないです)
現在出てるオンラインゲーム
NFMO:本作品メインのVRMMO? 転移方ゲーム
Aオンライン: タクヤがメインでやってるゲーム
Mオンライン: レンとナメタとランデスがメインでやってるゲーム
Sオンライン: ミラードアーが出てきたゲーム




