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【2-3】インディ家へご招待

ようやく貴族様がお出ましです異世界って感じしますよね。

大筋は立てていますが細かい内容の設定などは要所要所考えているのでスローテンポになるかもしれませんがお付き合いください。


今後定期的に修正を加えますのでよろしくお願いします。

 俺らは食事を済ませ俺らはカウンターへシルさんとアリエルちゃんに挨拶しに向かった。


「シルさん、アリエルちゃん今日でアルトリウスを出ようと思います。お世話になりました」


「冒険者様!もう行ってしまうのですか?もっとゆっくりしていってくださいよ!」


「そうだよ、辺鄙な下町だけど少しくらいは観光する場所くらいはあるよ」


 歓迎されるのはとても嬉しいが、俺らはランデスにいち早く追いつきたい。


 正直な所を言うと今の成長速度ならタクヤ数ヶ月入れれば使い物になるが前みたいなコンテンツとしてゲリラクエストが出てきた時攻略に時間がかかってしまう。


 そのため優秀な盾役がほしいと言うのが本音だ。


「新しい武器も新調しましたし、いち早く別れた友人と合流したいのでのんびり観光するには少し時間が惜しいので申し訳ないです」


 俺がそう言うとアリエルは涙目になって俺の足にへばり付き、嫌々モードになってしまった。


 こんなになぜ懐かれているかと言うと昨日のあの出来事から俺が料理の手伝いをしたり、どうしてもと言うので狩りを遠目で見せていたらこの状態だ。


「まだ時間が出来た時に絶対に遊びに来るのでその時はアリエルちゃんに観光の案内頼もうかな」


 アリエルは涙目のまんま俺の脚から離れた。


「絶対だよ...?」


 あまりにも可愛いので連れて行きたくなった、幼女趣味はないが可愛いなら仕方ないよね。


「約束!」


 俺は指きりのやり方教えてあげてアリエルちゃんと指きりをして泉の宿を後にした。


「兄貴ぃ...俺ら入る隙間無いくらいにアリエルちゃんとラブラブじゃないっすかぁ~ロリコンだったんですか?」

「レン、お前リアルでは犯罪だからな分かってるだろうな」


 二人して非難の言葉を俺にたっぷりと浴びせてきやがった。


「いやいや、そういうのじゃないって確かに可愛いけど近所の家の子供って感じだよ」


「まぁいいっすけどぉ?あ~俺もあれくらい可愛いキャラクターと一緒にこのゲームプレイしたかったなぁ」


 なんだか腹立つ事をいわれた気がしたのでタクヤをパーティーから強制脱退させた。


「すいません本当にすいません僕は犬です犬ワンワン」


 脱退させた途端四つんばいになって頭をすり寄せてきた。キモチわるいからパーティーに追加した。


「本当に今のは気持ち悪いな、最初のキャラからぶれ過ぎだろ」


「この俺様に~」


 俺は爆笑しながら黒歴史レベルの台詞を言った。


「すいませんすいません本当にすいませんっす兄貴」



 くだらない会話と道中のクエスト、そのために必要な狩りを適度にしてイカサ大陸の王都に着いた。


 どうやらアルバート国も一応大陸の名前で、大きな王都が一つある、得に行く必要が無いようだったので寄ってないが一つの大陸に王都が一つ有るみたいだ。


 設定としては7つの大陸で一つずつ国として成り立っている設定らしい。いずれか戦争とかに巻き込まれたりしないよな...?


「すっげぇ栄えてるなぁ~プレイヤーが結構いるけどここ拠点に動いてる人が多そうっすね」


 確かにプレイヤーがかなり多い。それにどこかのゲームで見たことあるようなアバターをつけてる人もちらほらいる。


「他のゲームのアイテムやスキルを持ってこれる...そのシステムがこの近くで使える可能性があるな」


「実際どうなんだろうね~スキルっていっても俺正直全職業使えるからスキルは必要ない気がする...」


 町と町の間の移動手段が歩きしかないからその移動手段だけを確保したい所ではあるがそれ以外は正直制限があるなら実用的な物で戦闘スキルは必要ないと考えている。


「そしたらとりあえずシルさんからもらったインディ家の場所を探そうか?」

 

 俺らはどうやって探そうか途方に暮れブラブラ探していた。


 家紋のメダルを使ってどっかの案内所に行こうと探していた所だった。


「ッキャ!」


「すまない、大丈夫か?」


 ナメタが俺らより少し年下くらいの女性にぶつかってしまっていた。見た所名前の表示が無いのでプレイヤーではないみたいだがかなり可愛い。


「これはこれは失礼致しました。冒険者様かな?お怪我はありませんか」


「此方こそすまない、そっちの女性は怪我はないか?」


 すごいいいとこ出っぽいお嬢様だけど不祥事になったりしないよな...なんでこんなナメタはブレないで上から目線なんだろう。


「どこ見てあるいてんのよこのボンクラ!このインディー・ミアリスが許さないわよ!」


「ミアリス様それくらいにしてください。私達の不注意も有りましたしお互い様でしょう」


 確かにこのミアリスも町の広場で大道芸をやっているピエロに見とれてナメタにぶつかったように見えたし、この執事さんがいい人でよかった。


「先ほどインディ・ミアリスといいましたか?」


 俺の聞き間違いじゃなければこの家紋付きメダルはインディー家のメダルと書いてあってさっきイデンィという家名を聞いた気がする。


「そうよ!様をつけなさい様を!インディ・ミアリス様と呼びなさい!」


 この高圧的だけどすっごく可愛い系の美人さんで恨めない感じがすごい、どこかナメタと同じジャンルな感じする。


「この家紋付きのメダルに見覚えは無いでしょうか?」


「これは...!インディ家の家紋のメダル!これをどこで...?」


 ビンゴ!心の中で俺はガッツポーズをした。世の中こういう偶然って起こるから怖いよね。フラグもすぐ回収するし。


「アルトリウスの泉の宿と言う場所で働いている女将のシルさんからお手紙と一緒に頂きました」

「次の王都に寄る際に是非遊びに言ってくださいと伝えられています」


 俺は執事さんにメダルと手紙を渡した。


 まぁ遊びに行ってくださいとは言ってないが、迷惑かけにきましたとは正直に答えられないだろう。


「お姉さまをそんな馴れ馴れしく呼ぶんじゃないわよ!」


「兄貴多分っすけどシルさんの名前愛称か何かなんじゃないですか?」


「そうよ!お姉さまの名前はシルフィルス、インディ・シルフィルスお姉さまよ」


 とりあえずどこと無くシスコンの匂いが漂ってくる妹のミアリスだった。


「これはこれは...こんなシルフィルス様のお店でシルフィルス様がお世話になったのですね...」


「遅れました私はインディ家に勤めています執事のトーマスと申します。以後お見知りおきを」


 某機関車の名前だが、事故は起こしそうにないくらいの慎重派の執事さんだ。


「丁寧にありがとうございます。僕がレン、こっちがナメタ、こっちのガラの悪い人がタクヤです。よろしくお願いします」


「此方こそよろしくお願い致します。それでシルフィルス様かららしい手紙が入っていました」


 ニッコリとやさしそうな笑みをこぼしながら俺らとミアリスに手紙を読ませた。


『お父様、お母様、ミアリス、トーマス私は元気でやっています。少しお世話になった冒険者様達がいまして他の貴族達に囲われる前に私達で囲っちゃいましょう、名前はレンとナメタとタクヤ、そのお友達のランデス様という方もかなりの強いお方らしいです。私は家を出てから実家の方に迷惑を一度もかけていないのでお土産ついでに冒険者様を送りいたします。ついでに迷惑も10年分つけていた分一気に返済します。 シルより

追記 レン様は取っちゃだめですよミアリス分かりましたか?』


 う~んいろいろ突っ込みどころ多いけどあの女将がすげえ腹黒だと言う事が分かった。


「取るってなによ!お姉さま!こんな得に変哲も無い男私が好くわけ無いでしょう」


 そこも突っ込みどころだったがあえて突っ込まなかった。


「あの女将すげぇ人だな...今の今まで気づかなかったぜ...」


「ハハハ、シルフィルス様は相変わらずですね」


「そうね、これがお姉さまって感じだわ」


 シルさん本当はすごい人なのでは?なんであんな所で働いているんだろう。


「内容はともかく是非インディー家に遊びに来てください、シルフィルス様のお知り合いと聞いたら旦那様もお話を聞きたがると思いますよ」


「貴族の家っすよ!兄貴!行きましょう!」

「すこし事故見たいなもんだったが探していた場所が見つかってよかったな」


 まるで自分のお手柄だと言わんばかりのドヤ顔でナメタが言ってるがスルーしておこう。


「そうですね是非お邪魔させてください」


「分かりました。ではインディ家の馬車があちらにありますのでご案内致します、御者は私が致します」


 俺らはインディー家のお世話を受ける事になった。

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