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【1-16】.フラグ回収班の朝は早い

遅れました、申し訳ないです。


「ジョブ全部30レベルだ、チートスキル持ってるのはいいけどジョブレベル全部上げるの面倒くさいな」


「まぁ、そうだな3つのジョブが2つずつ分かれてて、全部で6つに分かれてる上に中位ジョブは全部最大レベル50だしな」

「それにパワーレベリングがまた出来るのであればあんまり問題ないんじゃないか?」


 確かに今回は30レベルが適正の町でレベリングしてたが、丸二日で最初の魔法使い以外の戦士と盗賊がレベル30にできたね。

 10~15日程度あれば5つくらいレベルMAX出来る計算になるな、今回のようなパワーレベリングができるのであればの話だけど。


「パワーレベリング場とは言わないけど、効率がいい狩場があるならそこで狩りをとりあえずすればいいかな、最悪俺がソロで狩り出来る場所で一人で狩りすればいいし」

「レンやナメタ、タクヤが手伝う事が出来る時だけ手伝ってくれればいいよ」


「俺は兄貴がフレンドチャットで頼んでくれたらすぐ行きますよ、光の速さで行きます!」


 光の速さって、そもそもこのゲーム今のところ移動手段歩きしかないけどどうするんだ?

 それは置いておいて中盤ならまだいいけど、後半だったら俺が一人で狩りしたほうが今のタクヤを連れて行くくらいなら効率よさそうなのが問題だ。


「えー、まぁ中盤くらいの町までならいいけど、後半の所だったらまだまだ足手まといになる、っていうか俺が一人の方が効率がいいっていう結果になりそうだから連れて行きたくないな」


「そ、そんなぁ、じゃあ!今めっちゃ頑張るんで入れてください!頼みますよ!」


「まぁ、そんなくだらない話はどうでもいいとして、レン中位ジョブは何から行くんだ?」


「ヒーラーと後衛職をパーティーではメインでやりたいから魔法使いの聖職かな」

「下位職はヒールで十分だったけど本職の聖職でバフと回復とか最初に取るのが優先順位として高いかな」

「ヒーラー、魔法使い、ナイト、あとは適当に選ぶかなー」

「最悪そこじゃなくて、上位ジョブのレベル上げるようなところで中位のジョブをあげればもっとパワーレベリングできる可能性があるからそれもありだね」


「なるほど、もう本当にパーティーゲーだがソロで全部出来るようにするんだな、詰めていけばソロどころかパーティーでやること一人で出来るんだよな、人間技じゃないが」


 そうこう話してるうちに、ポークの町の転職屋についた、数日たっている事もあってちらほらとプレイヤーが見えるが、絡んでくる奴らはいなかった。


「こんにちはレン様、何に転職なされますか?」

 

 VRメニュー画面に選択肢が出てきて、とりあえず魔法使いに設定してからもう一度話しかけて魔法使い(聖職)を選んだ。

 魔法使いには二種類あり魔法使い(中位)と魔法使い(聖職)があるみたいだ。


「おめでとうございます、無事魔法使いの聖職に転職する事が出来ました、キャラクターメニュー欄のジョブをご確認ください」


「出来たいみたいです。ありがとうございました」


「ありがとうござました」


 中位の方は魔法使い(中位)限定攻撃スキルや聖職の方は魔法使い(中位)では取れない回復魔法、バフといったものが充実しているジョブだ。


「とりあえずランデスに追いつけるように速足でいこうか、タクヤもランデスもクラスレベルのテーブルとここの経験値が釣り合ってなくて全然上がってないな」


 俺とナメタが35、タクヤが33といった若干適正より高いくらいのレベルだ。クラスレベルの経験値テーブルは30を超えたあたりからこの辺では全然おいしくないみたいだ。

 ジョブレベルは俺が下位全部30になって中位ついて1レベルの時点でナメタのローグが10レベル、タクヤのナイトが8だ。

 なぜタクヤのレベルが若干低いかと言うと俺のスパルタ教育の副産物だ。


「それにしても毎日毎日クエスト終わらせてたから大分攻略ポイントなんだかんだ溜まったなな~お使いクエストが多いとはいえ、前提をこなしてく面倒なタイプじゃなくて1個で完結するものが多くて結構ポイント稼ぎは町に住みつくのもありだな」


「この町ももう用済みだ、先を行くぞ」


「へぃへぃ、クエスト攻略のポイント報酬見てからそういうのやるんですよねー、ランキングポイントリセット無かったら追いつくの無理だと思うんですけどー!」

「まぁまぁ、稼いだしとりあえず俺は手軽なクエスト受注して完了しながら行くぞー急ぎ足とは言え、連絡取れるわけだし無理に追いつく必要はないでしょ」


「あそこに見える大きな門あるじゃないですか、あそこ目指していきやしょう」


「そうだな、あそこの門がアルバート大国の関所みたいなところで抜けたらイカサ大陸だ」


 何だかんだ普通に会話するくらいまでタクヤとナメタは仲良くなってるのな、兄貴ちょっと妬いちゃうぜ。



「道なりに進むだけなのかーちょいちょいクエスト受注できるNPCがふらふらしてるけど兵士のポーションや食料が足りないだとか討伐クエストばっかりで楽だなぁ」


「ビックなクエスト俺も受けてみたいっす兄貴俺よりはるかにうまいタンクのランデスさんが死んでしまったクエスト受けた見たいじゃないですか、それくらいビックなの味わいたいっす」


 あーワンワンのクエストね、あれは初見殺しにも程があったわ~。


「関所が見えたぞ、なにやら問題が起きているみたいだな」


「う~んフラグ回収早すぎやしないですか?」


 お前が言うなよお前が、フラグ立てたの君ですよ!!

 俺は関所の検問をしている兵士に声をかけたらゲリラクエストの色、紫のクエストマークが浮かんでいた。


「あのぉ、どうかしましたか?ここを通ってイカサ大陸に向かいたいのですが、何やら騒がしいのでお声かけさせてもらいました」


 ここは一番交渉がはかどりそうな俺が先陣切って話に行くのが無難だと思ったので兵士さんに話しかけた。


「冒険者の方ですか?ちょうどよかった、それがこの先で何やら盗賊が団を組んでここ数日ずっと居座ってるみたいんですよ」

「ちょうど中位クラスになったばかりの冒険者さんたちがそれに絡まれて倒されてしまい、この町に戻ってきてしまう方々が多いのです...運よく切り抜けた冒険者パーティーもいるみたいですが少数ですね」


 そうしてクエスト受注するか否かの選択しが出てきたが一応受注しておいた。なにより攻略ポイントが1とか2じゃなく、30とゲリラクエストは貰えるポイントが多いのだ。

 最悪破棄してクエスト自体をやめればいいだけの話なのでデメリットがない。


「それより盗賊か...npcも手の込んだ事してんなぁ、多分数日たったらいなくなると思うけどどうする?」


「いきやしょう!俺の上達したタンクスキルを見せつける時が来ましたね兄貴!」


「う~ん、、、中位になったばかりの冒険者多分npc含めて襲ってるわけだから大分量が多いけど、俺ら適正よりちょっと上のレベルだしいってもいいかな」


 クラスレベルもジョブレベルも、俺は例外だけどナメタとタクヤは今の適正よりちょっとレベルが高いのでおまけに俺もいるので余裕だとおもう。

 実際クエスト攻略ポイントもおいしいし、経験値ももらえるし盗賊といったらお宝が目当てなので少し楽しみだ。


「俺は面倒だから経験値や報酬がまずいなら行きたくないがウルフキングの経験値を考えると経験値だけ考えたとしてもおいしいクエストだしな、ダメだったら諦めて素通りしていこう」


「おっけー、兵士さんとりあえず僕たちは盗賊を倒しに行く方針になったので、アジトの位置など大体でいいので教えて頂けたら助かるのですが」


「本当ですか!ありがとうございます。食料の流通など止まっていたのでとても困っていたのです、本当に助かります」

「盗賊のアジトの位置は噂によりますとここから南西に向かった山のふもと、あそこですね一番手前の山のふもとの洞穴をアジトにしているようです」


「わかりました、じゃあとっ捕まえればいいんですか?殺してもいいでしょうか?」


「確保してほしいですが、被害の事を考えると殺す事もやむを得ないでしょう、報酬ははずみますしもちろん盗賊が奪って行った金品や装備などはあなたたちの分配でも問題ありません」

 

 きたこれ!これをまっていたんだよー。


「それじゃあ南西の山目指して盗賊狩りとしますか、人型MOBは初めてだから緊張するなー」


「血とか生々しかったら俺、少しキツイっす...」


 ナメタは特に反応していないということはゲームだしと割り切っているのかな?俺もこんなこと言ってるが得にためらわず捕獲所か殺しまくると思う。

 タクヤは結構こういう所ピュアで、キツそうだったら引き返した方がよさそうかな、パフォーマンス下がって俺らまで墓落ちするの嫌だし。


「何かと問題が付き物になってるが、まあ経験値とか報酬おいしいしさっそく寄り道していきますか」


 ランデスと俺らがまたパーティを組むのはいつになることやら...。

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