【1-15】俺は兄貴、カッコいい所見せるぜ
兄貴呼び、案外ネットゲーム世界では多いですよね、私もたまにそうやって呼ばれます、結構好きです。
タクヤのやつ兄貴だなんていい呼び方してくれるじゃねえか。それはそうとタクヤに対してこのスパルタ教育は結構良かったみたいで安心した。
まぁ、ランデスにはこの三倍のスパルタ教育したし、この程度で悲鳴を上げて投げ捨てるようじゃこれからランデスの代わりは勤まらないから俺らが逆に切り捨ててたしね。
「んーけど心構えや、俺に対するリスペクトはいいけど、本当にタクヤ他のMMOゲームやってたん?」
「急にどうしでですか?兄貴」
「あーまて、兄貴は俺も好きだからいいけど、敬語はやめてくれないか?普通にタクヤが敬語を喋ってるのが気持ち悪いわ」
「わかりまし...わかった、何であんなこと聞いたんだ?」
「いや、タンク何て結構やること単純だったり、タイミングゲーなだけなのにあまりにも下手くそだからさぁ」
「初めてタンクをやったのか、それともMMO事態が結構初心者なのかなーって、このゲームVRとは違うけどシステム補正がついてるから、それなりに下手でもなんとかなるはずなんだよね」
「さらっと酷いこと言うなぁやめてくだせぇよ...」
あ、また敬語がでた、まぁいっか。多分だけど体育会系みたいな世界に入り浸って育ってきたんだろうな、敬語使ってるタクヤは気持ち悪いけど、仕方ないな。
「けど出しかに今までタンクって言うのをやったことなかったですねえ、以前やってたのはタンクでも一人でダメージ出せたりするゲームだったんで、その要領でやってたら他のパーティーに捨てられちゃちましたね、へへへ」
「へへへじゃねえよ!あんなごみだったら、誰でも捨てたくなるわ!」
「ナメタが待ってから急ぐぞー。上手くなってくれればいいんだよ、そうすればランデスが帰ってきた後抜けても育場所があるだろ、あいつも他のパーティー入り込んでたら追い付くのに時間かかるし、今は集中して教えたこと体に叩き込んでくれ」
「あい...」
俺がランデスが帰ってきたらタクヤ解雇なのいってなかったっけ、そんなあからさまに寂しそうな顔しないでくれよなぁ。
「またランデスがいなくなったときタクヤを入れるための特訓でもあるから、気合い入れてけよぉー!」
「おう!!」
外されてもまたは入れることがわかったタクヤは顔をぱぁっと明るくして元気になった。
「単純だなあ」
∬
「結構遅かったな、狩りはじめようぜ」
「ナメタが早かったんだよ、じゃあ早速2グループ釣ってくるぞ」
そう言って最初から狙いを定めてた2グループの各親玉に弓を当てるち凄い勢いで走ってきた。
俺はタクヤの雄叫びの範囲に入る前にフレイムフィールドを各グループに放っておく、ここまでがテンプレートだ。
「おらぁ!」
流石になれたのか、俺に合図なしに雄叫びを使っていた。何時もだったらヘイト値を取らないようにするために、CDが上がった瞬間にまた雄叫びをしてから殴るのだが、ナメタが走り出した。
「俺がでかいやつ打ち上げたらそのまま片方のグループの小さい蛇集団にフレイムフィールドをしてくれ!後はいつも通りだ!」
そういってナメタがでかい蛇を打ち上げた。
「かっけぇ」
多分あれはムーンサルトかな?
打ち上げスキル初めて見たから迫力で見とれそうになったが、言われた通りフレイムフィールドを片方の小型蛇集団に撃った
「あ?各殺2発になってる、なるほどね。タクヤ!気にせず雄叫びだ!そんでその後でかいやつに挑発!」
タクヤは言われた通りやっていたが、雄叫びはタイミングバッチリだったが、挑発が遅れた上にシールドガードが遅れて大ダメージを受けていた。
「あーなにやってんだ、ヒール!多分回復間に合わないから自分でポーション飲んで!」
俺はそう指示してフレイムフィールドをもう片方に放ち殲滅した。ナメタの持っていた片方のでかい蛇は一人でいつのまにかに片付けていたみたいだ。
「まだまだだな、あいつも」
「仕方ないっしょ、このゲーム俺らが適応するの早すぎただけで、普通はあんなもんでしょ、多分ワンワンのお陰で火事場の馬鹿力の要領で体に叩き込まれた気がする」
「それもあるが、元々俺ら場数が違うしゲームだとわかってるこの世界だ、プレッシャーがないのもあって、好き放題できるのもでかい」
「とりあえず、あのでかいの俺バフとヒールだけの援護してタクヤにやらせてみようか」
「そのまんま援護してやるから一人でがんばれー!」
「えぇ!無理ですよ兄貴!!」
そう言いながらも二割程度の確率でジャストガードが出るようになっていた。その隙に攻撃を入れることができていないため、全然蛇の体力が減ることなかった。
ヒール入れていたが蛇のじ攻撃と毒に耐えきれずにタクヤは死にかけたところで変わってやった。
「へい!、見とけタクヤこうやんだよ!」
「兄貴ぃ」
そう、兄貴だからカッコいい所見せてやる。ヒールをかけて一命をとりとめたタクヤを横目に雄叫びを放った。
「一瞬距離とってぇ!魔法でダメージ!武器もちかえて、ジャスガ!、よしっ!そんでこの隙に連撃撃って、ジャスガ!っち」
「緊急回避で後ろに距離をとった後に、ファイアボールを撃って、その一瞬で杖盾スタイルから短剣盾スタイルにきり変えて、ジャストガードを発動させてコンマ数秒の一瞬の隙に連撃撃って、またジャスガを狙ったがミスしたなチート野郎なのに地味にださいな、しかも最後連撃のごり押しだし綺麗ではないな」
「解説どぉもぉ!!最後だけ余計だぞ!」
そう悪態を吐きながら俺はナメタとタクヤのもとに戻った。
「すげぇっす!兄貴俺の出来ねえことを簡単にやってのける、そこにしびれるあこがぁはっ!」
俺は最後まで言わせずアッパーを入れた。
「言わせねぇよ!!!とりあえずジャスガからの繋ぎはあんな感じだ。タイミングがシビアだから練習して体に刻み込めば案外すぐ覚えられるからコツをつかむところから頑張れ」
「で、タクヤとレンその兄貴ってのはなんなんだ?」
「なぁナメタさんよぉそれは野暮ってもんだぜ」
「そうだぞナメタ野暮ってもんだ、さぁ俺の戦士ジョブレベルマックスまでいくぞれっつらごー!」
今日の夜もまだまだこれから、3個目のジョブ戦士を30レベルまで結局寝ること無く、3人は蛇狩りをしていた。




