第一章「日常」 第五話「来訪」
お久しぶりです
この話と、もう一つの「歪んだ果実」という話の最新の投稿日が一年違いの同じ日ということについさっき気づきましたw
今日は土曜日で学校は休みだ。こんな日は家でゴロゴロするに限る。
すると、ピンポンとチャイムが鳴った。
「来客なんて珍しいな」
今日は両親も仕事で家には僕一人だ。
「はい、どちら様ですか?」
「何様ですか?」
うん、この返しは明らかに耶俱矢さんだよな。
よし、覚悟を決めて…深呼吸。よし落ち着いてきた。あとは一言
「人違いです。かえって、どうぞ。」
「人違いも何も私まだ何も言ってないのだけれど」
よし、完璧。寝よう。
「ちょっと、聞いてるのかしら」
「聞こえてません」
「聞こえてるわよね」
「(聞こえて)ないです」
カチャカチャ…ガチャ
ん?ちょっとまていま不穏な音が…
「お邪魔します」
「なんで鍵持ってんだよおい」
「あら、私だって親族よ?」
「親族=鍵持ってるって発想はおかしくないですかね!」
「実際持ってるんだからそんなこと言われても…」
「そこに問題があるんだよ!!!」
せっかくの土曜日だというのにこれはひどい。
「まさか希君、あなた土曜日だからって一日中家に籠ろうだなんて考えてないわよね?」
「何で知ってるんだよ」
「あら、私希君のことなら何でもお見通しよ?」
「こえーよ」
せっかくのぱーふぇくとぷらんが台無しである。
「何でひらがななの…」
「だからなんでお前は俺の思考までよんでくるんだよ」
*
「さて、今日来た理由なんだけどね」
いうのが遅い。もうかれこれ3時間ほどコーヒーを勝手に飲み、お菓子を漁りでまるで我が家のように自由にしていた。
「今日は土曜部活をしようと思ってね」
「ほう、なにをするんだ?」
「?なにをって?」
「いや、活動、部活」
「星を見るのよ?」
「今は何時だ?」
「お昼の3時よ?」
「星は見えるのか?」
「見えないに決まってるじゃない、あなたバカ?」
おうおう、すげぇ腹立ってきたぞ。
「何でこんな早い時間にきたんだよ」
「出かけられたら困るなと思って。」
「俺が出かけると思ってんのか?」
「それもそうだったわね…
というかあなたそれ自分で言ってて虚しくならないの?」
「うん、なる」
でも事実だし。おれも引きこもりたくて引きこもってるわけじゃないんだよ!!!!友達がいないだけで、友達が……
「なんというか…ごめんなさい」
「やめて、そんな憐みの目で見ないで…」
15分くらいでかいた適当な話です。
この話ってどう完結するんでしょうか()