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STARS  作者: 西蓮寺太陽
4/9

第一章「日常」 第三話「校舎裏にて」

どうも西連寺太陽です。

次回からここの欄は前回までのあらすじにしようかと考え中。

 校舎裏に着くと、そこには耶俱矢さんが一人で弁当を食べていた。

「こんにちは」

  一言声をかけてみる。

「………」

 一回こっち見たのに無視された。完璧な無視だ。絶対気づいてたから今の。

 仕方ないので隣に腰を掛け、コンビニ弁当を開ける。耶俱矢さんが遠のいた。どんだけ嫌われてんの…

「あら、いたのね。こんにちは希君」

「白々しいな!」

「あら、私は今気づいたのだけれど?」

「はいはい、そういうことにしておきますよ」

 話しかけられたはいいがなんか悲しい。悲しいけどこれってあの耶俱矢さんなのよね…

「あなた、一人?」

「うん。いつもご飯は一人でここで食べてる。なんか落ち着くんだよね」

「教室に居辛いものね」

「え、なんで」

「だって友達いないじゃないの」

「おるわ!」

 僕にだって友達くらいおるわ!友達くらい…

  あ、あれ、急に自信なくなってきたぞ…

「と、ところであんたは何で今日一人でこんなところで食べてるんだよ」

「今日はちょっとね…」

「ふーん、そっか。僕はいつでもここでお昼食べてるからさ。いつでもおいでよ」

「うん、あんまり行きたくない」

「ひどいよ!?」

  いや、ほんとにひどくない…?

「さて、わたしはそろそろお暇するわね」

「あ、うん。また放課後」

「また後で」

 さて、昼休み終了まであと十分。コンビニ弁当は一口しか食べてない。

放課後部室で食うか…


*kaguya vision*


 ど、どどどどどうしよ…希君いた…

 いままでお昼どこにいっても見つからなかった希君が…!!

  明日からあそこで食べようかな…?

 でもでも!希君に会うためにわざわざ校舎裏で食べてると思われたくないし…

 そ、そうだ、お弁当作ってきてあげよう。いつもコンビニ弁当食べてるみたいだし…!(部室のごみ箱から調査済みよ!)

 よし、そうと決まれば明日はうんと早起きしなきゃ…!


 希君、喜んでくれるかな……


いよいよ物語っぽくなってきましたね!

なってない?そうですか、ごめんなさい…

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