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200文字小説集

夏の風に誘われて(200文字小説)

作者: 日下部良介

 香ばしく焼けたベーコンの香りに新鮮なレタス。

 低いボリュームでビートルズが流れる。

 窓から差し込む日差しは既に夏の装い。


 風に誘われるように僕は自転車にまたがる。

 住宅街を抜け出ると、水面の柔らかな光が僕を迎えてくれる。

 

 堤防に寝転がって、ただ海を眺める。

 不意に何かの影が僕の顔を覆う。

「気持ちよさそうね」

 そう言って彼女は僕の横に腰掛ける。

 僕が起き上がると、彼女はバドワイザーのプルトップを開けた。

「いいね!」





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― 新着の感想 ―
[良い点] また、バドワイザーですか? この時期、船で出ると気持ち良いですよ。 穂先を叩く犯人は、初夏の先触れ白いキス 焼こか、揚げよか、お造りか 泡立つ酒がまた旨し
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