君と見る空
君とみた空はいつもと違って見えた。
なぜかはわからない
ただ君が近くにいるだけで空の見え方が変わったんだ
一人で見ていたいつもの空はただ広く
白い雲が青空をところどころさえぎる
僕の目には空がかすんで見えた
なにも感じず、なにも見えない
でも僕の目の前にいる彼女は空を見て笑っている。
誰かはわからないけど
ただ彼女をみているとなぜか自然と空が輝いて見えた
なぜだかわからない
なんで今僕は笑っているんだろう
なんで空が輝いてみえる
君はなんで空を見て笑えるんだろう
ただの青い空を
ただの当たり前な光景を
なんで僕は彼女を見て空が輝いてみえる
彼女が笑ってるから
いや彼女は僕と同じ空を見ていないんだ
彼女には空が笑えるほど輝いて見えているんだろうか
それとも別のなにかに見えているのか
僕は彼女に声をかけることはできなかった
でも僕には彼女が輝いてみえたから
ただこの瞬間を壊したくなかったから
僕が初めてみた輝いた空は僕の胸の中に一生残った
いつか彼女に声をかけられるのか
いつか君と一緒にこの空が見られるのか
きっと君と一緒にみる空は今よりもっと輝いてみえるだろう
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