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プロローグ
やぁ、よく来たね。
今日は君に紹介したい物語があるんだ。
面白いかは別として、興味深い作品だよ。
どんな作品かって?
うーん……説明は難しいな。
見てもらったらわかると思うよ。
それはいつからあるのかわからない。
けど、一つだけ言えることがある。
それは、その作品が他とは違う不思議な物語だってこと。
何が不思議なのかって?
うーん……だから説明は難しいんだってば。
え? あなたは誰なのかだって?
私は君だよ。
いや、君が私なのかもしれないな。