そして、わたし/あたしたちは~そして結成に至るガールズ&もふもふトーク~
「それほんとに?! テンリュウ君マジメすぎ……
そんな男子ってリアルにいたんだね~」
「でしょでしょ? もう信じられないー」
「逆に言うとミクもすごいよ。愛が大きいもん!
はぁ。わたし、短気過ぎたのかなあ……」
「そんなことないって!
宿題も当番も、第一に自分のためにやるもんでしょ?
それを平気でサボろうとか。あまつさえ押し付けてくるなんて、ぶっちゃけここにいる価値ないし!
モモカはまちがってない。ぜんっぜん、まちがってないからね!」
「ありがと~ミクー! ほっとしちゃったー!!」
「ふふっ、よかった!
……あのさ、」
「あの、……」
「お先どうぞ」
「いえいえどうぞ」
「……じゃあせーので言おっか」
「うん。せーのっ」
「あたしとバディくまないっ?」
「わたしとバディくまないっ?」
――かくして、オコジョ装備の剣士とモモンガ装備の弓使いによる一ツ星バディ『おこんがー!』が誕生したのだった。
ふたりがこつこつと勝利を、さらには魅せる試合を重ね、学園公認アイドルバトラーとなる日まで、あともう少しである。
「そういえばモモカさ、モモンガ装備なんだよね。
これまであんま見たことなかったし、ちょっとよく見ていい?」
「いいよ! どうぞ!」
「うわー、かっわいい、もっふもふ……ってあれっ、耳とマントとしっぽでみっつあるの、けもパーツ?」
「あ、これね、マントはしっぽとセット扱いなの」
「へー!!」
「これね、モモンガだから四角だけど、ムササビ装備だと裾のとこがこう、三角っぽくなって五角形なんだよね。
ねえねえ、わたしもミクのしっぽみていい?」
「もちろん! はい!」
「あ、やっぱさきっちょだけ黒い! かわいーい!!」
「でしょでしょ?
冬毛なのに真っ白じゃなくって黒いとこあるってめちゃくちゃかわいいよね!」
「わかるっ!」
そしてふたりのもふもふトークは、いましばらく続くのであった――
おしまい!
『おこんがー!』結成秘話、以上三話でお送りしました。
ガッツリ不定期投稿となってしまいましたが、とても楽しんで書かせていただきました*^^*
お読みいただき、ありがとうございました!




