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異世界ソビエト高校   作者: 石田研
23/23

第二十二話 べルネアル王国復興祭~設営~

「なあ、これってやっぱり?」「そうとしか言えん!」

と怒ってるのがルイ・ジャンで「どうすればこうなる?」

呆然とどうして感を出してるのがアーニャだ状況は変な方向に進んだ、

と云うのも俺達がいた所はやはりあの不思議な光る屋敷の跡地だったらしい、

正式には屋敷の有った場所だが全くの更地になってた所で

俺達はルイ・ジャン率いる班に助けられ他の下男や兵士たちも木板を加工した

傭兵団謹製のバックボードという赤く塗られたレスキュー用品でそれを

まるまるコピーしてこの世界で作って貰い装甲馬車の予備部品と一緒に仕舞って

あったのだがルイジャンには物の意味くらいは言って説明してたので、

それを持ってきたのだろうすぐに体の感覚がないというアーニャが載せられ運ばれていき、

次第に集まる下男らに他の下男や兵士を運んでもらったが、

屋敷跡から出た後3日前まで野営していた庭だった空き地に戻ると、

何故か普通に魔法の効きが戻り、「ホーリーキュア」と唱えると普通に効いた、

と俺はそれまではあの悪魔と言われてる存在が屋敷を持って行っただけだと思ってたのだが、

キュアをアーニャにかけてやっと普通の動ける状態になり落ち着くと

他の全員もキュアを掛けて行き他の下男や下女たちが軽いお粥的な麦粥を与えて

落ち着いた頃傭兵団と王国兵士が多数やって来た騎馬も数多く、

即戦闘態勢での救助で来てくれた「助かった、相手が悪かったせいで死にかけたよ」

と俺が言うと「よく生きてた、相手は呪術師であるか?」と来た近衛騎士団長であり

王の兄であるアルデート・フォン・べルネアルその人が聞いてきた、

「これは一体どういう事か?誰か説明いたせ」と言うよく響く声がしたので、

俺は近寄って話した、「閣下、コレなるは自称悪魔なる存在が、

屋敷ごと気に入ったと言い持ち去ったものです、

まるで人為らざる動きで音より早く動き屋敷の地下に有った秘密の部屋ごと持ち去りました」

「そなた正気か?」と何バカなこと言ってるって顔で、聞いてくるのでしっかり返答した、

「はい、本人も悪魔と言われていると言っておりましたし、異世界の武器も効かず」

「真か」と言い、う~んと唸って考え込んでしまったようだ、

そこで俺は近づいて耳打ちした、

「悪魔にディランダル王国に移ってくれるように依頼すると、既に向うは悪魔に負債があり、

不払いで債務不履行でありあちらの側の悪魔は怒っているとの事、

普通に悪魔と契約とかこのような事って有るんですね後悪魔が俺達の召喚に

関わってると聞き更にディランダル王国が嫌いになりました」

「どういう事だ?」「つまりですね、勇者の召喚で1人だけでは無く多数の異世界人を

呼べるのは召喚に必要な代償の女性だけでは足りないだろうという話を、

したことがありますが、悪魔が力を貸して金借と同じで代償の女性分を借りて

呼んでるらしいですその分を払わないので怒っていると、

ここに巣食ってた方は、気に入った屋敷に入ってくるのが煩いと怒り、

私が提案した屋敷ごと持っていくという案を採用して持ち去った、らしいです」

「それは本気か?」「記録もないのでそれは流石に信じてもらうしか無いですが」

「しかしその話ではあの国は」「不味いですよね?」

「危険過ぎる、我が国も巻き込まれかねん、王に説明するソナタらも来い、

おい、全員をここより王城へ移動させよ意識の無い者らも召使い成れば問題なかろうし

兵らも治療したいであろう運ばせよ」「はは」

と兵士らは泣きながら俺達も来いと言ってくれてお城に入ったんだが、

果たして良いのか悪いのかと姫の事を気にしていたが誰一人傭兵団側は言い出せず、

近衛兵らは忘れててお城に普通に装甲輸送馬車ごとそのまま入れたと言うか、

入ってしまった、正直普通に入れたので俺達は驚いていたのだが、

驚いていたのは俺達だけでは無く、お城に急遽呼ばれてた回復した、

王国一の宮廷魔術師や宮廷回復師、いわゆる神官の職業の人たちだった、

前々から弱ってた彼らの原因が、あの国ディランダル王国の工作だと知り、

この国は急遽国内に居る、旅の回復師や回復系が使える神官に、

支援を依頼、国のために働いたといえば箔がつくし代金ももらえると聞けば

快諾してくれて解呪系が使える宮廷の弱ってた宮廷魔術師や宮廷回復師、

を治療して更に不審物が有るかもと言った俺の話を一応調べようと、

お城内部の呪術具を探して見たらあっさり1つが見つかり、それではもっと有るのでは?

と探すと大量に出てきて焦ってすべてが回収して廃棄する作業をずっとした後、

今後はこういう事が無いようにと、宮廷魔術師たちが威信をかけて、

古い資料を探し当て、資料に有った呪系統を跳ね返す魔法を調べた結果、

このお城にもその効力が出る装置が有ることが判明再起動させるのに

躍起になってたらしい当然王都も呪具が無いかと調べられ、

その結果があのパニック状態だったらしいと後で聞いたが、

俺はそれよりも目の前の出来事に驚きすぎていた、そうその呪術を跳ね返す魔法装置が

再起動しており、

「お城にはその手の物を持ち込む事も出来ないことを確認したばかりなのに…」

と三河が呆然として当の呪われた姫様が入って来てしまっているのを、

見た宮廷魔術師や宮廷回復師があわてて、

「おい、コレは何たる事か我らの威信、今こそ見せつける時である覚悟を決めよ!」

と中央の白ひげの爺さんが大声でいい放ち、周囲の若い術師達が一斉に詰め寄り、

ホーリーデスペルを掛けまくったが近づいても異常も何ら反射されたりもせず、

普通な状態で俺は呪われる事がないので困っていると、

「導師様、何ら変化なく確認の手段もありません、どうしましょうか?」

と1人が後ろにいるおじいさんに聞くと「判らぬ」と言い考えこんでしまってる、

すると「私が確認します」と意を決した一度口輪を外して呪いを受けた、

年配の姫付きの下女が姫に触るも異常なしだったので、ルイ・ジャンが

自分でも対抗できないであろう物姫の首に付いてる謎の首輪とそれに繋がる

鎖から手枷足枷を一体化してるものを外した、

「何故だ、何故異常もジュが吹き出す事も無く全く異常がない、

ええと、姫は呪われていたよな?俺が知る限りお前が最後に馬車内を掃除した

後全くの手つかずそれから既に3日経った今日は4日め影響が出ても

可笑しくないし触っても普通と来てる何故だ」「何故って言われても……?あ!」

「どうした?」「そう言えばアーニャや他の奴を治療と解呪しようと

デスペル掛けたけど、あの屋敷内部では効かず跡では異様にかかりが悪くて、

変だと思ったけど何か関係有るのか?」

「それをもっと詳しく話せ」

「ここじゃちょっと別室借りれます?」と兵士に言うと

「良いだろう城御用達の商人の談話室が有る今開いてるから使っていいぞ」

と案内されてそこでルイ・ジャンを筆頭に宮廷魔術師や宮廷回復師、

が20人ほど集まり俺はあの屋敷に入った時のことから話て悪魔の事も話した、

ただここでは言えない悪魔の言ってた話しは、少しボカして誤魔化して言わず

帰って来てからのことも話すと、「過去に例がない事だ、取り留めがなくて分からん」

「そうだそうだ」と言われる始末、

そして次に「呼んでいるから来い」と兵士に俺は連れ出され、

俺は謁見の間にまた連れて行かれる其処にルイジャンも同席させると

俺が言うと謎か許可が出た、そこで連れていき俺は先程ぼかした所をゆっくり説明すると、

「それは本当か?本当ならあの国は大昔の大災害並みの事をしてる事になるぞ」

と焦るルイ・ジャンそしてキョトンとしつつ聞きたくないなぁ的な顔で聞く王様、

「大災害だと?我は知らんが、それはどのような事でしょうかな?」

「この国には伝わっていない?」

「申し訳ないが一部昔のゴタゴタでな失伝しておる帝国にもその点配慮して頂いてるが」

と王が嘆くとルイジャンが言う

「大昔の言い伝えでは、悪魔に借りを作ると代償に街が1つ一夜で消えたとか、

市民が一瞬で死に絶えたとか言われる事もあるし一番ひどいのは悪魔の祭りと言われる物だ、

悪魔が怒ると故意でなくとも自然に開かれるらしくてな裏には悪魔がいると言われる

当の国の国民を全員女子供ごと戦いに巻き込み戦争が起きる、

偶然が偶然を呼ぶ大戦争だそうだ国一つが一夜で同時に様々な要因で戦い出して

それが広がり、滅ぶと聞く」「それってディランダル全土で?」

「状況と、お前の話ではそうなるな、それに今は3カ国で小規模の戦闘中だろう?」

「ディランダルが滅ぶ?」「可能性だが……、確か国には国家間で通信できる、

非常用の連絡手段が有ると聞きます、是非帝国とお話を為されることをオススメします」

「うむ、それが良いだろう、するとそれが本当なら、悪魔は全部持っていくと

言ったと言うなら、帝国王女様の呪もか?」「あ、それかも」

と俺は次いでに?と不思議に思うが、「呪ごと全部貰って行かれたと?」と追求され、

「全部って確かに言ってましたけど、でもさすがに本当に全部ですか?」と悩む、

「そんな簡単にか?アレだけの呪だぞ、だが悪魔なら」とお互い悩み始めると、

「俺の攻撃を躱す相手だからなぁ?」「う~んそんな事って有りか?」と悩んでいるらしい

「だけどコレで姫の呪が消えたなら、あの呪を抑えてた鎖付きの枷も取ったのに

普通だってのも分かる話だろう?」

「ここの反呪の魔法のおかげかも知れないだろう」

「それは無いだろう、もしそうなら王子の呪はもう消えてても可笑しくない筈だ、

だが予想通り【王族】が呪の対象だったのか呪が未だに消えておらん、

幾ら解呪を掛けても駄目で今は腕の呪を抑える呪符と腕輪で、

固定して暮らしておるまあ全身呪われては居ないのが救いでな、

そこの部分さえ放置つまりは姫と同じく見栄え等を綺麗にしなければ

酷いことも起きず無事だ」

という王の兄アルデート様の言う話は何処か放置という感じがした時、

国王が「たしかにアレは不出来すぎた、后を無理に貰わねば良かったがな」

「たしかにな」と王族で納得してるからそれで良いのだろうと思ってたら、

説明してきた、「アレはなディランダルほどでは無いが、

小さな国でここからかなり離れたテッカーナと言う国の生き遅れた姫でな、

社交の折、残念なと一言うっかり私が言ったら押し付けられてな、

まあ王族で婚姻が無いというのは相手が居ないか問題が有るかの2つだ、

男なら気をつけろよ」「うむ酷いものでなメイドたちを暇だといびるわ、

金を使い遊ぶわでな、それだけなら良いが誰にでも声をかける癖がある、

まあワシに対する嫌がらせでな、実際来たら王妃に何をすると騒ぎ立てて大騒ぎだ、

謹慎させるたびに騒ぐでな」

「だからといって己の仕事はきっちりすると言い子は成したがアレだ」

「相手はしっかり決めるが良いぞ」と言って俺とルイ・ジャンに憐れむように言う、

いやそれはないでしょう俺ただの傭兵の平民だよ?ルイ・ジャンもなに一人で

「気を着けねば」とかぼそっと言ってるのよ、と不思議だと思ってたが、

それよりも姫はどうなるのだろう?「あの、姫は今後は?」

「それなら先程ウチのメイド頭があの姿を見て俄然やる気になったと言うか、

姫の姿を見て驚いて哀れんだのだろう、帝国風とまでは行かぬが、

丁度良い長い髪を生かして綺麗にすると息巻いておったが」

今、やる気って言ったよね、丁度良い~とか何か人形を綺麗にしたいとか分かるような

理解らないような不思議な感じだ、う~ん部屋とか綺麗にして達成感に浸る感じかな?

「それより綺麗にって呪は?」「何も言ってこない所を見ると問題が無くなったか?」

「あの呪を解呪するのは一苦労だと聞いたが悪魔なら掛ける方だから持って言ったか?」

「恐らくはあの国に有った何かで成した事なのだろう、

そのレベルだと国家規模、うちのが【王家】という認識で罹った以上は本人のした事だしな、

だがそのクラスの呪をもっていった為ら間違いなく悪魔かそれが王都のこの城の

庭先であるあの屋敷に潜んでおったとかあの貴族何をした?」

「ええと悪魔が気に入ってたあの部屋には~」と見たことを話すと、

「それ程度で気に入るとか分からん」「悪魔にも変わった奴がるのかもしれん」

と王族たちは何やらもあの程度とか言ってるが凄かったけどな、

日本なら発禁とか報道規制とかレベルじゃね?それを…この世界超やべえ、

やっぱりポーンな世界だね行きてるってだけでもこの世界じゃ良い方かも、

と思った俺だったとあれ?とふと気になって聞いてみた、

あの呪は発動条件が【王族】だった、どういう事だ?

「なあ、ルイ、1つ聞きたいが」「なんだ?」

「あの姫様の呪の条件は【王族】で有ってるよな?あの時呪が移りかけたあの下女の女性って

何者だ?王族なのか?、でないと発動しないんだったよな」と俺はそうなの?と聞くと、

「それか、忘れてくれていれば良いのに」と嫌な顔で言いつつ言う、

「あの下女は皇家の血を薄くだが継ぐ物だ所謂分家の分家と言うかなり薄い出だが、

今まで確証は無かったんだ、であの時呪われかけたので、

恐らくという話しでね、帝国には至急で確認して欲しい旨一方を入れたが、

姫共々未だに皇帝からの確認が取れて無いんだ、それで家の推進派からも、

今になって発覚しても困ると言われた、これは今現在は国家的秘密だ」

「ああ、向うもそういう事なのか、うちもしっかり確認はしておかねばな」

と王様があるある的だなみたいにそれとなく言う、どうやら王家あるあるらしい、

すると横に居た王の兄アルデートさんが、「いっそ綺麗にするか?」

と物凄く過激発言を言う、これも王家あるあるなの?と焦ってる俺を尻目に

ルイ・ジャンは言う、「まあ悪事をするなら綺麗にと言う所かと家の実家も

2代前の時に大粛清が有ったと言ってたしと帝国の凄い行為を暴露する」

「え~それって何もして無くても伴侶とか親族が悪だとみなされたら即じゃねえか」

と俺はさすが貴族と嫌そうな目で見ると、

「ふん、だから常日頃気をつけるのが貴族だ、今更だろう」というと、

「うん、ワシ決めた、反乱貴族が消えた今不良王家だけがのうのうと行きてるのも

良く無かろう」とか王様いつもとは別みたいにあっさり決めたらしく兄も動揺してる、

「おい良いのか?デルデート」「兄さま、良いのじゃよ、もう今更だろう」「分かった」

「あの~重要な局面ですが、隣のディランダルの方はどうするので?」

「ああ、傭兵殿、もう心配いらん、ソナタの組織の団長とやらと話しを詰めてな、

既に各国と調整は済んどる、いずれ上ごとごっそり差し替える事になっとるが、

今回の話では相手が相手じゃからなそれがどう出るかだろうなどこの国も自国の兵を

無駄死にはさせられん」「ですよね、でも悪魔が関わってる以上急に変な展開とか

有るかもしれんでしょう」とか言ってたら、

「あれ?なんだコレ?」と言いながら急に俺はめまいがして座り込んでしまった、

「おい、タツミ大丈夫か、あ~そう言えばさっき粥とか食べそこねてた

もう3日食ってねえしコレは貧血だな」「仕方ないの~そっちの部屋で休んどれ」

と王様にあっさり言われて俺は退席することになった、そして、

「アレ?、ここ何処だ?」「ああ起きられましたか」「え~と貴方は?」

「はじめまして、王城付きのメイドの、クララと申します今粥とお茶を温めますね、」

と言って魔法で火をつけ携帯用の油コンロで温め出した、

「クララさん今何時ですかね?」と俺は腕時計が狂ってて使い物になってないので聞いた、

恐らく悪魔の屋敷に居た時に狂ったのだろう別次元っぽかったしね、

今の腕時計は父に頼んで高校入学時に買って貰った2つの時計のうちの1つで、

サバゲとかによく使ってて便利な○ショックだ、コレが壊れるとか狂ったとか

聞いたことはない、一応もう一つ別メーカーのシンプルな、

ちょっと高い10万円台のを持って入るがそっちは普段使いじゃ無かったので、

この世界には無い、とクララさん予想外の事を言ってきた、

「正確な所は貴方の友人さんに聞かれるとよろしいでしょう、

一応今は日をまたいだ陽の曜日ですそろそろ日を超えて鐘一つという所かと存じます」

「そうか」と、俺は言ったが、この世界は基本時間は国の管理だ、

地球の中世なら教会とか自治組織だがここでは各国が転送魔法が使えるので、

同時にすべての国で同じ時間を共有してるので国主体で鐘を鳴らして対応してる、

鐘一つで2時間なので今12時から2時までの間と言う所らしい、

だが俺の時計は午後4時32分を指してる、

こっちに来た時に全員で変更したから有ってなきゃ可怪しいのだが違う、

と思ってるとドアが空いて珍しく伊織がやって来た、「やあ、お久ぶりですな」

といつもどおり普通に入ってきた「ああ、久しぶり、暫く合って無かったな」

「ええそうですな、ほう、メイドさんの介抱ですか良い身分ですな」

と軽口を言って場の空気を軽くしてくれた、「そうか?死にかけたんだが」

「まあその辺で、今は朗報を持って来たのですな、まずあの国が遂に終わりましたな」

と何か凄い話をしてくる、「どういう事だ?、まさか本気の戦争か?」

「ええそうですなと言っても平民の人たちはほぼ無事ですが一部は残念ですな、

まず、勇者ら御一行が突然寝返ったですそしてディランダル王国の一部の平民が決起、

それを支援する形で同時に国境を面してる5ヶ国が平均2~3騎士団相当と聞きましたから、

大体2個師団規模が×5で10個師団くらいでしょうかねそれらが一気に全土を

蹂躙したのですよ、あっちはこの国と同等の国土だそうですから、

まずか違いなく全滅でしょうな今一気に攻め入り王都を全面攻撃中だとか、

まず国としては終わりですな、ただその後勇者ら一行が消えたそうで、

今各国の兵士たちに探すようにと全国で通達が出ましたな我々が知らない国でも


今頃探してますな」「そりゃいい話なのか?悪い話なのか?」

「忘れましたか?勇者は雁字搦めだった事」「あ!」

「ええそうですな、最初は3ヶ国の何処かが確保してたそうですが

消えたと緊急連絡が入ったと、この国にも連絡があり各ギルドにも通達が入りましてね、

私らも知る所ですよ、明日になれば勇者一行を見つける為の人たちが騒ぎ始めますな、

何せ賞金首ですからな向うに連れて行かれた彼ら1人に付き額は金貨100枚、

勇者らトップ組だけで見つけると一気に増えて白金貨4枚ですな」

「チョット待てそれじゃ連れて行かれたトップの勇者や英雄、聖女以外もか?」

「ええ全員が消えたという話です、トップ組は当然狙われ、

他の2割組も王国の管理する訓練所とか言う所から開放されたと言う話だったそうですが、

今は何処に居るかもわからないですな」「三河は何って言ってる」

「それを伝えて来てくれと言われて来ましたなウチラは独自の行動で予定通り移動すると」

「予定通りか~」「ええ」「じゃあ2割の連れて行かれた奴らと山田のオッサンは、

もう会えないかも知れないのか俺達はこの先移動し続けて仮の居住地を見つけても、

留まるかどうかという話だったし」「ええ我々は移動し続けるという

決定は変わってませんな、後ここに魔石を持ってきてるので置いていきますな、

食事は多めに食べてゆっくり寝ると良いですな」

「そう言えばさ、今何時よ?時計が狂っててさ」

「今は午前1時43分42、43、44、45、ですな」

「時計合わせられたありがとう」「良いですなそれと議長から伝言で

ここまで来た道順に伝言を残すそうですなもし連れて行かれた

2割組が見聞きすれば追ってこられるようにと」「それは良いかもな」

「ですな、では行きますな、ではでは~」と軽いノリで言いつつ出ていった、

この話は俺達にとってはかなり重い話だ、

嫌な奴らでも同じ日本人で卒業すれば立場も変わるかも知れない奴らだし、

連れて行かれた2割の生徒の方も、中の良かった奴も多い、

だが俺達は出発時に決めたんだ、進み続けるって、

でないと帰る手立てが見つかる可能性が異様に低くなる計算だし、

其処は帰らえないと決めたので、全員の意見が一致しない限り変わらない話だった。

「まあ湿っぽい話ですが、それぞれの行く道など人によって変わる物です、

決まってる以上はそちらが優先なのでしょう?ではコレで良いのでは?、

とにかく今日は休まれるとよろしいかと、

既に復興祭の設営まで話が進んで街では大規模な席作りや、

パレードの話も聞こえます、

貴方様らも楽しまれては?祭りが始まるまで後3日です、

それまでに回復して楽しんでいってください」とクララさんに言われ、

俺は魔石と粥を食べてお茶を楽しいで寝た。


取り敢えずここまで書いたものを乗せますが、これ移行しばらく他作品の方を書くので、

面白ければ、評価貰えれば続きを頑張って書きます。

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