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異世界ソビエト高校   作者: 石田研
13/23

第十二話 べルネアル王国の旅へ

その日の夜、トンバ、俺達、三河、議員、俺、伊織、零香、等、

死に免疫が付いた者たちが、武装をそのままに1人の遺体を見ていた。

「やはりなこの赤いのが奴隷の腕輪だ、

最近は色塗ってんるんだなでこっちの壊れてるのが魔獣の使役する隷属の腕輪だ、

恐らくケルベロスは助けるふりして腕自体が取れるようにしたのだろう、

そうすれば契約が一時的に途切れ、その間に腕輪を壊わしたのだろうよ、

ベヘモス・コカトリス・上位のバイコーンと一番中でも頭がいいから

試したんだろうなまあそれよりこの遺体どうする?頭ねえぞ」

とトンバさんは平気で言うが俺達はかなり心に来るものが有る、

何せリアル日本人だし。

「と、取り敢えず回収して武装で何か隠された機能がないかオグ爺に見てもらおうかと」

取り敢えず俺は答えると。

「あ~魔法の呪い関連なら別口だ、南の道具屋でザボって爺さんが居る

ソイツに見てもらおう部下に呼びに行かせる、この要塞で一番腕がいいからな、

その後はどうするよ」

「はい、装備は剥がして遺体はしっかり包んで保管して、

もし帰れることになれば連れてて帰る無理なら墓をたてて帰りますよ」

「そうか、一応行っておくがこの周辺は俺の管轄だから墓とか立てたりするのは無理だ、

説明すると分かるだろうが1人に許可したらここいら一体が墓でうまるからな、

だから許可してない、だがお前らには貸しを2回のうち1回を、

こんな短時間で返してもらっちまったな正直助かった、ありがとう」

と言われた瞬間皆少しだけ嬉しそうに成ったがやはり違和感というか

葛藤が有るので微妙な顔になる

だが嬉しい事では有る、何せこの世界に来て初めて対等にありがとうと言われたからだ、

後ろで誰かが、ぼそっと「悪くない」と言った。

「それから、一応聞くがケルベロスの討伐なんて演ってゃあくれねえよな」

「アイツすばしっこいんですよ、すごく早い討伐するなら足を止めてくれれば何とかって

所ですかですが本当に早いです、驚きました」

「うーん確かに、アイツ早いんだよな、まあ後で何かいい案があれば呼ぶわ」

「ええそれでいいです、俺らまだ買うものが有るので」

「おうおうドンドン買ってってくれや」と笑って行ってしまった。

「本当に高田さんなのですね」「ああ、戦ってたしな間違いない」

「嫌味を言って来てやな目の方でしたがこうなってしまうと流石に哀れですね」

「そうか?因果応報だろう」と誰かが言うが

「オイだからって死ぬのが応報だとまでは言えないだろう虫の息ならわかるが」

「どっちでもいいい、とにかく回収だがどうする?」

「それだが乾燥ってスキル持ちが居るそれでさ」「ああミイラねそれでいいか」

「良いだろう」「だよな」「じゃそれで行こう」と装備を俺が剥いで財布を回収する、

「おいこれめちゃくちゃ魔石有るぞ、分配してくれ」「OK分かった分けてくる、

と議員の男が持っていった、一応監視で伊織を付けたが、

そして来たのは「ええと確か議会の書記の山志田だったか?」

「はい山志田です、何か乾燥させて保管すると聞いたのですが」

「あ~この死体だ高田のでな、頭部が見つかって無い、まあ探して入るんだが、

でこっちを腐敗する前にって話だ、ヤッてくれ、う、死体ですか~気持ち悪いんですよね~」

「とにかく頼む」「はい」乾燥させると出てきた水気がシュウウと

ガスが抜けるような音と共にして次第に枯れていくような見た目の物になってしまった

と言ってものの10分で完全に木みたいに成った、

それを俺が王国から支給されてた一番汚い毛布で包みロープで縛る。

「出来たがどうする伊達に閉まっててもらうか嫌がりそうだし、俺なら嫌だが」

「それなんですが、ザボって凄い魔法使いが来るので待ってから埋めるか、

どうするか決めるって話でして、」その後俺は待ってるとサボって言う人が来た。

「全く鬼人はコレだから忙しないな、でお前らが行ってた勇者の死体を持ってる奴らか?」

「はい、一応ですが」「わしゃがサボだ」と言うが歯が悪いのか発音が聞き取りづらい。

「あ~きょら、多ジュ拘束みゃ法ってにょがのが付いて早いはにゃし

奴隷にょ拘束みゃ法と命れいぇを自動で聞くみゃ法と、

みゃ獣を拘束するみゃ法の3つ重にぇだな」

と言うと持ってきた何かの瓶から水的なものを乾燥した遺体にかけると。

「みょういっかい乾燥するとええ、こりゃ聖水打で呪われん」という。


どうやら高田は呪まで罹ってたらしいホントに雁字搦めだったらしい、

あの国は酷いことをするとこの時立ち会った皆んなは知った。


「今もその魔法は効果が持続してるから効いてるらしく余りにも持っていたり

ストレージも危険だと言われ」とここに埋葬するのが一番と言われて、

荒野に穴をほって埋葬した、ミイラ化させて、包んで埋めた訳だ、


それから数日オグ爺にAK密かにを1丁だけ預けた、

この世界に広げるつもりはないが、いざって事があるだろうという考えだった、

また一番大きいライフルの弾丸に合わせたサボット弾用の針を発注した

(サボット弾とは弾より小さい針のような又は尖った物で徹甲弾のような物と思ってください)

弾丸を1発だけでも用意できれば複製できると考えたからだ、そうすれば、

ここぞという時魔獣などに攻撃を与えられると思ったからだった、

また別の鍛冶をする防具職人の爺さんに現代米軍風のヘルメットを鋳型での製造を発注した、

ソビエト製は悪くはないが覆う部分が少し空き気味で矢とかの攻撃に少し弱い、

これは俺たちが出ていくまでという契約で作れるだけ作って貰う契約で頼んだ、

また背中から腰に当てての鉄板を(背当て)と呼称して生産もしてもらった、

これは蝶番風に中央から上下に折れるタイプでそれを細かく繋いで背骨風に縦に伸ばして

装備すると言う構想だ矢の攻撃を簡易だが防ぐ目的で頼んだ、

だが何時できるかわからないと言う、そこに関しては届けてくれれば良いと頼み

だがこの背当てという考えの装備は意外とドワーフにヒットした、

何でもそういった背骨の怪我で麻痺してリタイヤする兵士とかが多く、

皮鎧から上は一気に胴鎧なので矢の脅威にならないため見過ごされてきたらしい、

今後胸当てと一緒のセットで売る気だそうだ俺はそれとともに発注書の物品も更に追加した、

要は想定以上に装備がいりそうになって来たからだ、

また俺は一部知識としていろいろな軍事資料を溜め込んだスマホの充電を頼む、


宿の食堂の片隅で山田朱莉に充電してもらった。「悪いね」


「良いわ吹っ切れたしすごいんだよ、私、本気でやれば、

家庭用の電気を超える雷的なすごい電気流せるように成ってね…」


うん確かに吹っ切れた人っぽい顔してるなあ~

まあ俺に出来ること無いしなぁ、と思うしか無かったと思ってると山田さんは言う。

「ああ任せて、こう見えてレベルが上がって今+6なんです10まで行けば

進化するって噂だから攻撃系スキルやなんかに変化も期待出来るって聞いてるし」

「いや、それは聞いてないな一応周りにも聞いて置くけど余り期待しないほうが…」

俺はと頭の中で調べるように念じるとステータスが出てくる、

この世界ではステータスは鑑定出来る人しか見れないし召喚者は一部のみ見れると有ったが、

俺はレベルが上ったせいか念じる事で頭の中におもい描けるように

出てくることが出来るようになった、まあ周囲には見えない仕様だけど、

知れるっって便利だよね。

「あ~+3だよ、まだまだだな~、ただ剣術が少しあがったなもう少し訓練、

真面目にしないと上がら無いなぁ」


「まあ書類関連やってたり指導関連の人って上がりにくいって聞いてるし、頑張って」

「おう、ありがとう」「いいですよ」と言ってくれるやはりまだ学生気分なのだが、

どうにもお嬢様系らしいまあ悪い気はしなかった。

「それにしても戦い系もですね」

「まあね一度大怪我すると後が無いしすごく不安だからみんなを励まてくれると助かるな」

「そうですか?、まあ出来ることがあれば、あ充電出来ましたよ」

「お、ありがとう、これ契約金、じゃ」

支払いを相互に契約した契約金を払って宿を出た一応多めにしておいたよ、

俺は今回銀貨1枚の契約で大銀貨を置いて来た、銀貨には違いないだろ、

そして俺は武器マーケットの地下のドワーフの武器屋に直接行ける地

下通路から向かった、一応議長らを通じて提出した一覧の装備も来る予定だが

いつ来るかは分かっていないので今必要な分を買いに来ているのだが何せ防具は高い、

だが今回は議長を通じての分は無料で一式作れるが小物つまりサブ系や生活物資の

個人的なものは自腹なので今回で集めないとと奔走する生徒も多い、

そして俺もそのサブ系として小太刀よりも短いが太い大型のバトルナイフと

今回特別に依頼した薄いが鋭利な投げナイフを頼んでる、

後ろに穴が有るので、聞くだけなら忍者が使ってたクナイ風だが、

抜いてしっかり見れば板に穴と反対側に刃がついてる完全な投擲用だと分かる、

そんな紛失をするかも知れない物でもドワーフの爺さんらは、

真剣に打ってくれてるので嬉しい上の武器マーケットで見た偽物は酷かったしね、

これでナイフとかが集まるので銃剣と普通の狩猟ナイフと投げナイフと来て

昨日の戦いで渡されたショートソードも合わせれば多分背中に装備を一部移さないといけない

だろうなと荷物をどう持つかと悩みつつ

その問題を解決すべく、この施設でも南側にあたるかなり離れた場所まで、

地下から上がって来たのだが…前回の下見で見た各種バック作成しますと

書かれてた看板が有った場所に向かったのだが、…無いね、

と言うか看板の場所を含めたええとのデカイ建物が半分無いんだけど、

と近くの現地人らしき人に聞く。

「ここにあった武器マーケットが丸ごと無いんですけどなにか知ってますか?」

「ああそれね何回も聞かて困ってるんだ、」

「じゃあ紙とかに書いて置いておけば、」

「そりゃ良いねそこの木の板取ってくれる、」「ええはい」

と木切れなどが散乱してる所から板を取るとその商人らしき男は、

火の魔法で木の棒を炙って炭にすると文字を書き始めた。

「いや~びっくりしたよいきなりドワーフの集団が来て良いやつだけ

残れるとか言いながら、駄目って行った店は壊されてさ、偽武器売ってた

店主や値段を誤魔化して売ってた奴らが要塞兵に連れ出されていったよ、

かなりの数の店主とかが一斉に連れて行かれたらしいよ、

そしてこの通りここに、なんとかと言う施設を作るとか行って、

マーケットの半分壊して帰って行ったんだ、何か酒が関わってるとか聞いたな」


俺はすぐに中に進み革製品作成屋(名前がわからない)を探して回ったら有った、

周囲の木の柱とかは壊れてたが店は空き地の一角に同じように集められた店があった、

そう、まるで周囲を引きちぎった風に各店が放置されてる風に残ってた。

「おお、店主無事か?頼みが有るんだが、この紙に書いた背負う黒革のバックを作って欲しい、

上下2つだ、後このベルトを革で作って欲しいんだ」

「お前さん無茶言うな、店がこんななんだぞ」と店主はうなだれてたが、

俺が注文すると怒りつつ言ってくる。

「でも商品作る機材とか普通に残ってますよね、木くず付いてますけど、出来ませんか?」

と金貨1枚を見せると、

「まあこっちも入用でね、やってやれない事はないだろうどれ設計図を見せないさい」

ところっと態度急変上機嫌で言ってくるので見せると。

「妙なもんだな」と変な顔をされた。

「駄目ですか」「いやな、背負ったバックが外れてショルダーバックになり、

つければ背負うバックそして、台革のベストは小物入れがたくさんで、

後ろ腰にも両サイドから荷物が取れるサイドバックをもう一つと来たか~、

つまり背中のバックは2個だな、でそっちはふつうの黒革のベルトだな、

うん、これはスグできるぞ、いやしかし、考えたがこりゃ一部欠点が有るぜ、

背中が革ってのは作れるが汗で酷い事になるぞ」と言うが。


「ああそこは綿のタオルを加工した物を背中の方まで垂らしておく方法で

常に交換する計画です」

「なるほど考えたな、それじゃあそれでいいか」「ええそれで良いですから」

「おう、明日の今時きな作って置くよ」と確実にあの革のつなぎに装備してたら、

剣や銃とナイフだらけになった俺が汗で体中ひどい状態にと想像できて、

すごくヤバそうだった、だがそれがひとたびあの頑丈な戦闘服にすれば、

胸当てとかをつければすごく軽く移動して各種装備が革ポーチにはいってて

使いやすくて戦えるのだろうなと思えて、

理想と現実は必ずしも一致しないのだろうなと思い少し残念だった、

そして夜、町の喧騒はすごいテンションマックスだった、

何しろ誰かがウイスキーとかの情報を漏らしたらしく、

(まあ誰か情報を流したか検討はついてるが、)ドワーフと鬼人たちは

どちらがより多く飲めるだろうとか言い合ってる、まあココで殴り合いにならなければ

良いのだがと俺にいた席に伊織が来た。「やあ、青と黒の騎士さん」

と変なあだ名で声を掛けてくる。「何だそれ、変なあだ名つけるなよ、」

と俺が反論すると。「いやもうその話で大騒ぎですからな、○イッターとかで

流れるより早く流れてるですなもうさっき通った本屋じゃ、

[青と黒の騎士の悪魔退治]って名前で本が売ってるですな」

とにやにやしながら手を上げた伊織の手にはそのタイトルが書いてある本が有った。

「もう売りまくってて結構売れてたですななぜか敵が悪魔になってたですがな」

と言って俺が見ればどう見ても服装は俺に似た感じの美化された金髪の男が、

光った弓を持って、悪魔(黒い人形)を射倒してる姿絵が表紙の本を見せてくる。

「あ~もう装備変えるかな」と俺が嫌がると伊織は笑って言う。

「それは無理ですな、他の奴らは青色と黒の組み合わせ辞めてたみたいですしな、

いま逆に似た服や装備してた奴らが売りまくってて下取りに殺到してたですな」

と言うので一応俺も聞いてみる。「それじゃ俺が持っていったら?」

と聞くと隣で飲んでたドワーフが。

「本人じゃ買取拒否じゃろ」と他人事で行って歩いていった。

「もうダメだ」

「ですな、本屋が売ってるってことは製本元はもう出荷してるでしょうしな、

他の街に出回るのも時間の問題ですな、諦めるですな、ハハハ」と笑ってる。

「はあ~代わってよ、」と俺が言うが。


「嫌ですな、いくら同じ感じの戦闘服でも黒ジャケでは無いですからな」

「ぐぞう~」と唇を噛みながら悔しがってやった、が近くで聞いてた知らない男は。

「まあそれで良いんじゃね、他の街じゃ別人か偶然だ~で通すしか無いんじゃね」

と悪くないアドバイスを何故か軽薄そうな言い方で言ってくる、

恐らく異世界の言葉を翻訳してる時の齟齬らしいと最近分かってたので普通に納得。

「そうだよな別人、良いね」と言うと。

「そうは行かないな」と言ってきたのは何とトンバさんだった。

「我が国境要塞バグースがディランダル王国の勇者に攻撃を受けた以上は戦争だ、

少し早まったが予定されてたあの国との戦争は近年予算も付いて準備してたしな、

決定事項だ、ついでといった所で仕方がねえだがこの本が売れて、

こっちが正義だと知れればどうなる?」と言うので答える俺、

「味方につく国の市民は多くなる訳ですね、プロパガンダ本か~」

とトンバさんは二カッと笑って。

「だろうな諦めろ、そのプロパ何とかだお前らが着てた服のCCCP教団が始めた事だが

今じゃ少し廃れたがまだまだ効く常套手段だ、ウチの文官らが企画した作戦の一環と

思ってまあ我慢してくれ、一応国王に早馬でこの本と今回の内容を

伝えに行かせてあるし1人勇者も減ったから、

こちらの戦いは長期間ずっと行って疲弊させる戦術も出来る、おまえさま様だ、

この国では英雄で行ってくれや」「わかりましたよ、全く」

と仕方なく答えるとトンバさんは。

「ガハハ、これでこの国は負けんよ、助かるぜさあ食ってくれってそれだけしか食わんのか?、

もっと肉食え肉、おい!グランの血のような赤い肉もってこい」

「は~い」とウエイトレスさんが声が聞こえないほど遠くにいるのに返事をして行った。

「獣人さんかな?」とおれは不思議がってると。

「ああ、ココの奴らは全員そうだ、何せ俺たちが一旦飲み始めるとなあ」

とトンバさんは言葉を濁した。

恐らくウエイトレスさんがなにか握ってるのだろう

「所でグランの血と言うほどって凄く赤いんですが?」

と聞くと「ああ、魔獣血には多少だが魔力が混じってる、

それが結晶化したものが魔石だ、だから特に力がつく飯の一つでな」

「そうなんですかな?」

「おう、他にも有るが流石に生はいかん、

腹壊すしなだからギリギリのもんで力つけるんだいっぱい食ってけ」

そう行ってトンバさんは仲間の所に行ってしまった、

といきなり居なかったはずなのに急に。

「ハイ、グランの肉ですよ」とウエイトレスさんが現れて、

俺を無視して肉が目の前に来る、量は4,5キロはある、

普通なら食べきれない量の肉だが何故か最近は食べられる、不思議だ、

しかもすごくいい匂いだ腹が減るすぐに肉にナイフを入れてた、

結果この日グランお肉を2皿食べていたほど美味しかったのだ、

そんな自分にびっくりしてた。


翌日町は灰色と黒の騎士で大盛りあがりで、

即席セットなる黒いジャケットとグレーのシャツに青いジーンズ的な立ち位置の

縫い物が売られ、まずは胸元からと紳士たちお土産や自分用で買いに来てた、

俺的には(頼む広めないで欲しいんだが、)と思うが駄目っぽい、

結局俺はそんな騒ぎを横目に見つつ、

カバンやや皮屋等関係各所に依頼してあった装備やバックなどを受け取り、

支払いをして荷物をドンドン受け取って帰った、

その後3日間短期集中のトンバさんが選んだ文官の人たちが文字、数字 

地理と常識を教えてくれる総合的学習に参加して少しずつだが知識を得る、

こうしてディランダル王国の攻撃がない事2週間、

昼は常駐の騎士から剣術で剣運び等を習う、ココで習ったことは少し驚きを俺に与えた、

また別件では、部品の構造を零香に真剣に学んだ石田が、この間に各種消耗系の物資の

複製すると息巻いてたのでかなり弾丸とかが増えてるだろう、

前回使った分で木箱20個分らしいので軽くても100倍は居るだろうしね、

と思ってたら王都手前の小さな街の軍隊の一部が戦争の為にやって来た、

更に周囲の国の情報収集目的の使者や個人で今のディランダル王国に

復讐するために来た復讐者などまたそんな人達に食料や物資を売りに来た商人などが

入り乱れ多数がこの要塞都市に集まって来てて、すごい人に成ってきた、

やっと3週間目に入る直前の土曜日俺たちはトンバさんと話し合ってた。


「で、この後正確には明後日だが、王国に戦争してきた報復で国境の砦に攻める、

一般市民はは叩かないがもう逃げてるという話もあるでだその城壁砦戦にお前ら出るな、

出られると逆にこちらが困る何せ、お前らはすごい力で攻撃力もすごい、

まあそうなれば他の町の奴らがやる気無くしちまうからな、

そこで内の兵の中で若いのにお前風な装備付けさせて戦わせるいい考えだろう!

まるで本の英雄譚と同じ場で戦えるって思えばやる気も起きるってもんよ、

あとお前ら授業で知ったと思うがディランダル王国ってのは本当に北東の端っこの端っこだ、

国土も小さい方だなそして周辺には俺たちべルネアル王国が有るし、

南西にはマッジュランド公国、北にはルックルド魔法国があるで東北には

「帝国」と言う国もあるまあ行かないと思うが、

帝国は徴兵するから傭兵が入るとすぐに捕まって徴兵されるらしいから行くなよ、

あと、聞かれて困ったが、

この世界には冒険者って奴らも居ないしその手のギルドも無いおそらくは嘘だ、

お前ら騙されてたんだろうあの国の事だきっと何かある後で調べておくが、

一応言っておくが冒険者なんて言ったらここじゃ旅人だろうと思われるぞ他は有るが、

それだって情報っ交換のためのよりあいだから必然的にお前らの立場は

傭兵団ってことになるな傭兵はギルドが有るし一応仲介と言って

魔獣の各部も買い取ってくれるし魔石の売り買いも多い、

で俺がこの要塞の傭兵団の認証役でも有るから予め傭兵団証を作っておいた持ってけ、

他の町に入れるし仕事の斡旋も有る取り合えすはこの要塞から出て

隣の錬金の街シャーラスに貴族が豪商を連れて逃げるって言うのの

護衛の仕事があるがどうだ?あの貴族は平民を下には見るが接触してこない、

領民持ちだからな平民を傷つけたら自分の領地で何を言われるか分からんから

何もしてこない精々文句を言われる程度だろう、で豪商だが、

どうも何か商売の種を見つけたらしくてな必死で隠してる、

豪商と言うが金持ってるだけの商人で帝国から来たとか言ってる変なやつだ、

そっちだけ気をつければ快適な旅だぞ、どうだ受けんか?」

「それ受けましょう良いですわね」「う~ん、皆には?」

「我々はもう傭兵団なのですよ、逃亡異世界人ではありませんの、でしょう?」

とすごく納得させるスキルを使うせいで俺は納得した。

「良いだろうそれ受けよう」「決まりねこれで他の子達も納得してるし貴方で最後だったしね」

「だが1つだけ言わせてくれ、そのスキル仲間に使用禁止な、まるで洗脳だ、

かなりレベルアップしてるだろうすごい力だった」

「ふふふそうなの今伯爵級までレベルアップしたわ」「戦ってないのにどうやってそんな急に」

「それは魔石よ私の場合は魔石を多く取り入れて魔力が満たされて、使えるスキルが

凄い魔力食いだから魔力があれば有るほどば多くの力を出せるの、

それを実行すれば今みたいになるわね、まあ、レベルが上がると言う

ゲームとかである形式みたいって嘘だけどまあ今は良く分からないけれど、

今はこの力を知って欲しくて他の皆んなは使わなくても賛成してくれたし、

後は街をさまよってて捕まらなかった貴方だけって事よ」

「そんな嘘を普通に信じさせるな、使うなよ」

「そりゃ使えば誰だって従わせられる立場だもの立場がギクシャクするのは嫌だもの」

こうしてべルネアル王国を旅もどきの逃亡が決まったそして俺は久々にオグ爺の所に行った、

まだ受け取ってない最後の装備2つを受け取りに来たのだ。

「相変わらず元気だねオグ爺さん」

「へ、爺さん呼ばわりするなおりゃまだ460歳程度だ600や

その上の支障にゃまだまだ行かねえ」

「えっとドワーフって確か最高で600程度の寿命だったと」

「誰がそんな馬鹿言ってやがる、一番上は700台じゃい

嘘つく奴あ焼きごてでぶっ叩いてやるから連れてこい」「はあ、で俺の頼んだ最後の装備は」

「ハッンできてら~持ってけ肘膝当て(クリーブ)と片手用の盾だが、しっかし持てんのか、

この盾は1つで12は有るぞ、何せお前らが持ってきた品質が良いだけで見た目は

ケバケバしいだけの全く使われてなかった酷い鎧一つから打ったもんだ、質はとにかく

硬くしなやかな鉄だからな、その分重いぜ」と俺は持ってみると結構重いが

装備してみると意外と良い。

「フンいっちょ前に装備すればそれらしくなるじゃねえか」

と言うがこれ12キロ有るってとっさに動かして防がないといけない

盾装備が12キロ有るって結構おかしいんだけど、それに鎧1つまるごと叩いて打ち、

鎧を盾に形まるごと替えるって少しおかしくないか?と思いつつも、

見た目通りほぼなんでも防げそうだし日本刀を間近で見るような凄み?、

が物凄くしてくるだけに使えないとは言えなかった、

「最高だ、この凄みに答えられるだけ鍛えないと駄目だね」

「ハハハやっとやる気に成ったか精々その盾に合う男になれ成ったら見せに来い待ってるぞ」

と言われてしまった。「はい必ず見せに戻ってきますよ」等とつい言ってしまったり恐らく

スキルの正しい道の所為らしいつまり正しい行いに進む様になってきてるんだろう、

と思うことにした、何せスキルに引っ張られてるって情けないと思う、

そしてしっかりお礼を行って受け取って帰ってきた、

ちなみにお礼は酒屋でドワーフが好きだと聞いお酒だった、宿でブーツに事前に

付けてもらった固定具にクリーブを付け、後ろの金具に固定用の革ベルトと

をつけるそして肘にも付けてみるが、盾無しだといい感じだ、

だがあの盾は重すぎると思って見ると、

どうやら本当に1つの鎧を打ったわけではなさそうだった、だって装甲風の丸みのない

防弾片手盾を頼んだんだ厚みといい考えれば、恐らく10キロ程度だろうがそれでも重い、

腕の筋肉を鍛えないと駄目らしいとやっと諦めが付いた、


そして出発当日、の朝、異世界に来て残った生徒全員で装備を固めて

情報交換や武器の確認をお互いやってたりって話し合ってたり、

その武器良いなとか言ってるだけだけどねで当の貴族と豪商ってのは未だ宿と

貴族のお屋敷で寝てるらしいもう9時になる所なんだがなぁ、

で下働きの者たちが馬車の用意や食料の積み込みなどをしてる基本は

ここの世界で言う年寄りだまあココでは子供から働けるなら年寄まで

働かないと生きてはいけないし年金も何もセーフティーネットがないのだから

当然といえば当然だろう大体30代から40代が多いその年代になると

戦闘職は厳しいらしく兵士には採用されないとか精々傭兵として転戦するしか無いらしい

でこの世界の馬は気が大きいのか広場で堂々と横になってくつろいでる

俺たちは貴族が来る気配が無いのでのんびりだったそして準備完了したのだが、

馬車30台の大行列だもちろんそのうちの10台は俺らの馬車だし、

そしてこの馬車は今回の死闘で王国の使ってた奴らしく、

放置だったので手直しした接収した物で当時はキラキラで使えなかった奴だ

この要塞に来るまで俺たちが乗ってたキースさんのグラン商会は別馬車だったが、

今はもう各地に買付などで消えていた、でそれとほぼ同等の馬車に乗るのが

商人の下働きさんたち、いわゆるメイドや下男って奴だそう、

下男下女と呼ばれる人たちはいわば平民の働き手さん達で決して蔑視されてるような人でも

奴隷でも無いらしい、メイドや執事と言う名称の立場の人は言ってみれば、

貴族や商人に雇われてるエリート的な立ち位置らしい、

でその上を行く豪華な白い馬車が10台の内3台でそれ以外は逆に俺らより

少しだけだがボロかったまあ俺らのはあの王国のだし商人は金の力とくれば

見えと権力で生きる貴族しかも領地持ちと来れば節制が肝心いわゆる小都市の市長のような

立場だから物凄い金持ち風にも出来ないって奴だろうと見てたら、

すごく美人の貴族の女性がすごく美形な男性貴族に連れられて来て

馬車の乗っていくが最後に来たのが腹が出た中年貴族だった、だがよく見れば

腹になにか詰めてるというか布を巻いてる風だった、そこでやっと理解した、

ああ中年だから腹出てる様に振る舞わないと行けないのね、

仕来りなのかも知れないが大変だなあと思いつつ馬車は出発した。



(この要塞は正面を東側の隣国に向けて作られており西側がこの国へ入り口となります)

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