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ダンジョンマスター

「なんだったんだ今のは…」


そんなことを言いながら、4が目を開けると、そこは、さっきと同じようにダンジョンのようだったが、それでも確実に雰囲気が違っていた。


そして何より


「この部屋魔力濃度が高い!」


魔力濃度が高いというのは、言葉のままの意味で、その下手の魔力は濃度が高いということだ。


これによって、魔法を使うものはすぐに魔力の回復が行えるが、この濃度に耐えられないと、体が爆発四散することもある。


「何とか大丈夫な濃度か…」


4にとっても、ここまで濃度が高い部屋というのは、初めての経験だったが、それでも、実際にこの部屋にいると、何とか大丈夫なことが、間隔で伝わってきた。


「それにしても、どうやって変えればいいのか…」


そんなことを考えていると、この部屋に飛ばした張本人であるダンジョンの球体が飛んできた。


そして、その球体は4に思いっきりぶつかった後、4の体内に入ってしまった。


「うわ!あの変なの体の中に入ってしまった!

………なるほど?」


球体が体の中に入ると、その球体の情報と、これから自分が何をしなくてはいけないかが分かった。


「あの球体がダンジョンのコアだったのか…それで、攻略者である私に権限が移った。

この権限に関しては、現状、他の人に与えることはできなく、私の体はダンジョンマスター専用の体になってしまったので、最低でも1つ以上のダンジョンを持っていなくてはいけないか…」


そう、ダンジョンマスターというのは、ダンジョンから魔力をもらって生存をするものである。


そして、彼の体はあの球体を吸収してしまったせいで、ダンジョンマスターの体になってしまったので、これからダンジョンから出ることは許されない。


しかし、ゼアークのように地上に出る方法もある。


それは、地上をダンジョン化する方法だ。


ゼアークは戦争で得た領土に関しては、ダンジョンの範囲に組み込んでしまう。


そうすることによってダンジョンから抜け出す方法を作っているのだ。


他にも、ダンジョンから抜け出す方法に関してはあるのだが、それはまた別の機会に取っておこう。


話は戻って、現状、4がほかの人にダンジョンを与えることができないというのは、ダンジョンマスターは1つ以上のダンジョンを持っておかないといけないということだ。


つまり、4はほかのダンジョンを攻略し、同じようにそのダンジョンのダンジョンマスターになれば、そちらをメインにして、こちらをほかの人に渡すことはできるが、それでも結局ダンジョンマスターという種族から抜け出せなくなってしまったのだ。


「これではゼアーク様の命令が遂行できないではないか!」


一応、自身がダンジョンマスターになってしまった瞬間に、小さなモンスターを作ってゼアークのもとに送ったのだが、モンスターを作れてしまった瞬間に、自身がダンジョンマスターになってしまったということを再確認させられてしまった。


「仕方ない。とりあえずは勇者とやらが来るから、その者たちからダンジョンを守るのがダンジョンマスターの仕事だということも分かったし、ダンジョンマスターになってしまった以上、このダンジョンの強化から入るか…」


そういって、まだ魔力が足りないので、雑魚モンスターの量産から入るのだった。

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