↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/64

拡大

あれから、数か月。


ゼアークは特に目標もなく、モンスター同士を死なないようにしながら戦わせたり、弱いモンスターを進化させたり、普通に強いモンスターを作ったりしていた。


その中でも、この数か月の間で一番力を入れたのは、ダンジョンの勢力圏の拡張だった。


それは、ゼアークが作った知力の高いモンスターを大陸の各地に派遣して、ダンジョンを作らせるというものだった。


これによって、大陸にあるすべての国にダンジョンがあることになった。


南側の国に関しては、国の規模が小さい代わりに国が小さいので、1つの国に1つのダンジョンだが、北側の国に関しては、規模が大きく、数が少ないので、1つの国にいくつかのダンジョンが存在していた。


そして、ある程度お互いの邪魔にならないように、北側の国はダンジョンが国の真ん中と東西南北に存在するようにした。


このせいで、隣国のダンジョンと近くなってしまうということは発生したが、それでも国内ではダンジョンが一定に距離を保って存在することを可能にした。


そして、ゼアークが、すべてのダンジョンを見れるように作った監視室にいると、その変化は起こった。


「ん?なんだ!」


最初はただの地震だと思った。


しかし、このゲームには自信というイベントは存在していないし、それに、自身がもしも発生するとしても、陸のプレートと、海のプレートの境目から離れているこの場所ではそこまでの地震が発生しないはずなのだ。


そして…


「俺の管理しているダンジョンすべてで、同じレベルの地震が発生しているだと…」


それと同時に各ダンジョンの間隔まで離れていることまで確認が取れた。


「大陸が大きくなっている?

間隔は離れているが、別に大陸が分断されたわけではない。

もしくは、大陸ではなく、この星自体が大きく…」


そんなことを考えていると、いきなり体が重くなった。


「これは…星の拡大とともに、重力までもが…」


星は大きくなるほど、重力が大きくなる。


そのため、この星が大きくなっていることが確認できた。


しかし、その重力もすぐに治った。


「なんだったんだ今のは…とりあえず、ダンジョン間の距離を確認するか…」


ゼアークがダンジョン間の距離を確認すると、やはり感覚が大きくなっていた。


「やはり感覚が大きくなっている。

星は大きくなっているのか…」


重力は戻ったが、それでもしっかりとこの星が大きくなっていることが確認できた。


「今回の星の拡大によって何が起こったんだ…」


そんなことを考えていたが、拡大によって起こった問題は大陸中に巡らせたダンジョンによって知らされることになるのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。