質問タイムはわちゃわちゃと
遅れてごめんなさい。書きだめが一切なくまた、今回のは書くのに時間がかかったため遅くなりました。引き続き読んでいただけるとありがたいです。
「はーい。突然授業内容変えてごめんね。でも翠宮さんと仲良くなる機会だから許してね」
少しおどけた口調で話す五十嵐先生。今から何するんだろうね?
「じゃあ今から紙を配ります。そこに1人1つ質問を書いてください。翠宮さんと........ってどっちも同じ苗字かぁ........よし!シキさんとシィアさん以外は取ってね。2人は家族だから質問しなくていいよね?あとシキさんは自分に質問する形になるから取らないように!!」
どんな質問が来るんだろう?こういうのってよく分かんないよね〜。
「先生どんな質問でもいんですか?」
「質問はなんでもいいです。が、シキさん答え難い事は答えなくて大丈夫ですからね」
さすが先生よく分かってる。一応この学校の先生全員に私に何があったのかを説明している。だからもちろん五十嵐先生も知ってるから、ああ言ったんだろうね?
「じゃあ後ろから集めて先生に渡してね〜」
みんな書くの速くない!?もう前に送ってる人がいるけどなんでそんなに速いの!?もしかして質問したいことがたくさんあるの........?私前に出たくないよ。みんなの前に立って視線をずっと向けられ続けたら多分泣いちゃう。嘘じゃないよ!本当に泣いちゃうよ!
「はーいじゃあ先生がここで発表していくね〜。じゃあまずは..........もともとはどこの高校にいたんですか?だって。シキさん答えれる?」
コクンと頷いて神にパパッて書いてシィーちゃんに渡す。シィーちゃんはそこから先生に持っていく。
『公立高校の広崎です』
「公立の広崎だって。広崎って言えばここよりもレベルが高いところにいたんだね〜。じゃあ次!..............彼氏はいますか?これはどう?」
そんなものいるわけがないよ。作る気もないしね。
『彼氏はいません。作る気もありません。過去に男の子に酷いことされたのでもう嫌です』
私自身あんまり男の子とは関わりたくないんだよね。怖いし、何するか分からないし、私だと力も体力もないから抵抗もできないしで、あんなことには2度とあいたくない..........。
「えーっと、シキさんには彼氏はいないって。でも作る気もないんだって。理由は過去に男の子に酷いことされてウンザリだからだって」
私に彼氏がいないって聞いた瞬間クラスの男の子は盛り上がったけどすぐに落ち込んだ。だって私が彼氏を作る気がないし、男の子が好きじゃないって言ったからね。
「はいじゃあ男子。不用意にシキさんとは関わらないことね。シキさんに嫌われるよ?今でも嫌ってるかもしれないけど。はい次行くよ。じゃあね.........これ!!えーっとね、趣味は何ですか?だって」
『私の趣味はお菓子作りと料理と読書です。本は基本的にどんなジャンルでも読みます』
「だって。女子のみんなはシキさんに料理教えてもらう?私も教えてもろうかな?じゃあ次は.......前の質問と被ってるからのけてっと.........はい!部活には入りますか?だって」
『入るつもりはありません。元々私は体力もなく、体調を崩しやすいので部活には入りません。それに体育祭もずっとテントの中にいようと思います』
「シキさんはアルビノだから身体が弱いから身体を動かすことは極力しないと........じゃあ次いくよ!!次はね............手首と首の包帯ってどうしたんですか?だって?」
『秘密です。これは説明しにくいことですし、何より私が思い出したくないです』
「質問してくれた人ごめんね。シキさん答えたくないんだって。じゃあ次が最後ね。思ったより被っちゃったし、似たようなのが多かったからね。じゃあ最後はこんな質問というよりお願いだね。私と友達になって下さい!!by水上さくら。じゃあ水上さん立って立って」
まさかこの質問タイムに友達になってって言われると思わなかった。でも言ってくれたのが女の子でよかった。これが男の子だったらどうしようかなって思ったの。
水上さんがその場で立つ。黒のショートカットで目はパッチリとしてるけど、おとなしい雰囲気を感じるな。
「シキさんはじめまして。千夏の妹のさくらです。姉からも仲良くしてねと言われ、私自身も仲良くなりたいなと思ったので、ぜひ友達になって下さい」
うーん、あまり表情を動かさない子なんだね。喋っててもなんか、淡々としてて物事に興味を持ってないというか、興味が薄いっていうのか分かんないけどそんな感じの子だな。
.........あっ!固まってる場合じゃない!!返事しなきゃ!返事はもちろんオッケー。むしろ私こそ友達になってほしいな。千夏さんの妹さんならなおさら!!
『こちらこそお願いします。千夏さんにはいつもお世話になってました』
「いえこちらこそです」
やった!柊さんと夕空さん以外のお友達ゲット!!これから仲良くできたらいいなぁ。
「はーいじゃあシキさんへの質問タイムはここまで。個人的に聞きたいことがあれば本人に聞いてね。でもその時は絶対シキさんを責めないこと。シキさんにだって言えないことあるんだから、聞けなかったりしても笑顔でいることね」
先生ありがとう!そんなことしてくる人なんていないと思うけど、もしなにかあっても先生が動くよりもシィーちゃんが先に動くから大丈夫です。もしかしたら私が気がつかないところでもシィーちゃんが動いてたり?
「じゃーこれからはちょっとしたゲームしよっか。近くの人と5、6の人グループ作って!!それとみんなシキさんもちゃんと入れてあげてね」
みんなでするゲームか..........なんか楽しそう!!こういう大人数でするゲームなんて初めてだから楽しみ!!
..............今度の高校は「私」に合うのかな?また前の高校みたいにならないかな?ここで仲間外れにされちゃったら悲しいな。
「シキさん私達も入れてくれる?」
夕空さんだ!!その隣に柊さんもいる!!
「シキさん私も入れて」
水上さんも来た!!これは期待していいのかな?
「私」としてはじめての高校生活。そんな高校生活が楽しくありますように。




