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少し遅れての投稿すみません
「こんっバカ!なんでよりによってこいつを呼んだんだよ?!」
「あれ、言ってなかってけ?」
「完全に初耳だよ」
爆発少女ことリズはこのフレデリーファイヤーで知らぬ者がいないといっても過言ではない超有名プレイヤーの一人である。
まあ、何が有名かと言うと、今の様に挨拶代わりに爆発は当たり前、戦闘中に仲間事吹き飛ばすのは朝飯前、少し前に寝ぼけてダブルレイドPTを極大魔法で木端微塵にしたと聞いたときは呆れてなにも言えなかった。
そんなリズとウェイルとダンは腐れ縁と言えばいいのだろうか、それなりに交流がある、だが今回は王称号限定のため称号を持たないリズは呼んだないんだが、なんでいるんだ・・・・おかげで完全に不意打ちの爆破だぞ、ダンがいなかったら危なかったし。
「流石ダンとウェイル殺す気で爆破したのに耐えたうえ反撃の準備まで凄い凄い」
「いやー、相変わらずリズの爆破はきついなー、あははは」
「お前らなー、はぁ、まあリズの爆破は何時ものことだから別にいいけどなんでリズがこんなとこにいるんだよ? 初期町の近くに用なんて・・・ああ、ダンに呼ばれたのか?」
「ん、そうだよー。ダンからメッセ着て私が行く途中で拾ってほしいって呼ばれたから迎えに来たのー」
「いくって何に? わざわざこんな場所まで来て参加する程のイベントってまさか」
「そう、私も参加資格の王称号貰ったよ」
「なんだ、ウェイル知らなかったのか?
「ダンは知ってたのか。 でもさ、最近入れ替え戦なんてなかったよな?」
王称号を手に入れるには定期的に行われてる王座入れ替え戦で依存の王称号持ちを倒して継承しなければいけないはずなんだが。 あれはそこそこ大きい大会だから俺が知らないなんて事はないはず。
それにリズは大会に興味がないって今迄一度も参加してなかったはず。
「いや、リズが持ってる王称号は武具系じゃないぞ」
「武具系以外の王称号なんて聞いたことないぞ?」
ダンが言う聞いたことない話にウェイルは首を傾げる。
「あのねー、この前ダブルレイド吹き飛ばしたときに、運営からメッセがあったの。 その時一緒に王称号も送ってきたー。 ほらこれー」
相も変わらずリズはやる気のない口調でオープンメッセを見せてくれた。
なんと内容は運営から余りの所業と他の冒険者に対する圧倒的被害更に運営陣に笑いをくれたことに対していろいろ書かれていた。そして最後にこの称号がこの世界で一番似合う者が他に考えられないともあった、そしてその称号は・・・
「王称号【魔王】って完全にふざけてんだろこのゲームの運営陣?!」
「そんなことない、私にぴったりな称号。 運営いい仕事してる」
「ひっひひ、俺はその話聞いたとき笑いが止まらなくて警告でて強制ログアウトしてもん。 思いだしただけで笑いがあはっは」
本当にバカなのか、笑い過ぎで強制ログアウトとか聞いたことないぞ。てか、リズお前この内容見る限り
他のデカいイベントで結構な事やらかしてるだろ・・・・このバカとリズの天然地雷もとい爆破癖は今さらだし、運営陣の悪乗りも今さらか、なんでこのゲーム過疎らないのかがわからん。まあ、このノリが好きなやつが多いのも事実だしな、もうほうっておくしかないか。
それはさせておき今はリズが来てくれてのは大きいな。
リズの飛行魔法で空から行ければなんとかなりそうだな。
「リズ早速で悪いんだが時間もないしエリアフライを頼む。空から行けばギリギリ間に合うはずだ」
「ん、任せて。最速爆速で向かうからまっかせてー≪エリアフライ≫≪マジックバリア≫≪ボムアップ≫≪呪
文省略≫」
あ、あれ、なんで爆破強化に魔法体制強化更にクイックスペルまで使ってんだ・・・飛ぶだけなら飛行魔法で十分じゃ。
ウェイルの嫌な予感は次々と使われていく魔法&スキルにより嫌でもわかってしまう。
「リ、リズお前まさか!」
「よし。準備出来たよダン、ウェイルは任せた」
「おう」
「ちょ、ま」
ダンは同時に先ほど使った味方のダメージを一部自分に受けるスキル≪かばう≫と自分以外から受けたダメージを軽減する≪ダメージダウン≫を併用する。
この後何が起こるのかを知って全力で嫌がるウェイルを完全に無視するそして、準備ができたダンはリズに合図をすると、リズは魔法のトリガーを引く。
「い、いやだーーーー!」
「いっくよー。爆速飛行」
「ぎゃあああああああああ」
爆速で移動すること3分ついに目的地が目の前となっていた。
本来ならふフライを使っても10分はかかる距離を半分以下で到着するという驚くべき速度、たとえ道中他の冒険者らしき者たちやモンスターを吹き飛ばしたが小さなことなので気にしてはならない、ウェイルが精神異常で強制ログアウト一歩手前なのも些細な事なのだ。
「ん、見えてきた。この辺で止まるよー≪大爆破≫」
「「「ぎゃあああああああああ」」」
ブレーキ代わりに使った大爆破の影響で現地にいた冒険者が吹っ飛んでいく。
「な、何事だ!ってリズ!またお前か何度言えばわかる、止まるならもっと離れた位置で止まれといつも言ってるだろうが!私の鎧が汚れるだろ!」
「ん、アンごめん」
「「「いやいや、俺達吹っ飛ばされたんですけど!?」」」
「ああ、お前達居たのかダメだぞ? 爆音が聞こえてきたら全力退避するか防護呪文使わんと」
「そ、吹き飛ばされるほうが悪い」
「「「えええ」」」
「いいからお前達は持ち場に戻れ、こいつらの案内は私がする。それともお前体が爆破少女の相手をしてくれるか?ん?」
「「「いえいえ、命がいくつあっても足りる気がしないので勘弁してください」」」
「ならさっさといけ」
「「「へーい」」」
コントのような流れる会話が終わりその場を去っていく3人、そして残ったのはアンと爆速飛行でダウン中ウェイルと・・・
「ひー、やっぱリズの爆速飛行ははっやいなーー」
元気一杯なダンだけとなった。
「なんでダンはそんなに元気なんだよ、俺はもう無理だ・・・・」
「なんだ、なんだウェイル久し振りだっていうのにだらしないぞ。それに、これから歴史的な戦いだって言うのに12王最強がそんなんじゃ駄目じゃないか。少しはダンやリズを見習ってはどうだ?」
「あ、アンさんお久しぶりです。いやでもリズの爆速はシャレになってませんから。横のバカと一緒にしないでもらえますか。それに最強だって相性の問題ですよ、現にダンとは引き分けた訳ですし」
「ん、ウェイル強い謙遜しすぎよくない」
「そうだぞ、あの戦いは結局俺の負けみたいなものだったしな」
はぁ、なんでこの人たちはこんなに俺を持ち上げてくれるのかわからん。 そういえば他の人達が見当たらないけどどうしたんだろ。 アンさんが居るってことは場所は間違えたないはずだし。
「その話はもういいよ。ところでアンさん他の方々はどこに居るんですか? 見た感じ人がいるようには思えないんですが」
「ああ、そうか今来たばかりだしな。 実はこの近くで透過結界を張って拠点を作ってるんだ。今から案内する」
「そういう事でしたか。でも、今回はアンさんのギルド「風来坊」にダークさんのギルド「深淵の闇」もバックアップで参加してましたよね?規模だけでも200は超えると思ってたんですけどよくそれを覆える結界張れましたね」
風来坊は12王が一人要塞アン・ゼチーアを筆頭とした戦闘系ギルド最強格の一つだ。
構成員340人とうい規格外とも言える大型ギルドなのだが今回はリーダーであるアンさんの為に周りの雑魚だけでも潰して多少なれど力になりたいという有志が集まっていた。
まあ、雑魚と言っても並のプレイヤーじゃ歯が立たない強さなんだけど。
ギルド深淵の闇も同じようなものだが構成員の全てが盗賊という専門特化のギルドである、リーダーであるダークさんもアンさんと同じく12王が一人で今回の攻略に参加することになっていた。
そんな大型ギルドが二つも参加しているとのことなのでかなりの規模の野営となってると予想してたんだが、それを覆うことが出来る結界を張れる奴なんでかなり限られてる。
「お、その顔は気づいたみたいだね」
「参加するとは聞いてませんでしたが、杖王リーンさんそれとギルド「魔法の書」も参加しているんですか?」
「そうだよ。それにギルド「砂漠の行商人」ギルド「モンスターズ」他にも有名処のギルドが我々に協力してくれてる。規模だけで言えばそうだな、ざっと600人は超えてるんじゃないか」
「なっ、おいマジかよ。よく砂漠の行商人なんか呼べたな?」
「そういえば、ダンあのギルド詳しかったな」
「まあ、あのギルマスといろいろあったからな。他のギルドも俺が知ってるやつばっかりだし。流石アンさんだな」
「いや、実はだな私が呼びかけた訳じゃないんだよ。もちろん声は掛けたんだが一度断られていたんだが、先日急に協力がしたいとのメッセが来てこちらとしてはありがたかったので受けたんだが、なんでだろうな」
確かにこれだけの連合今迄に聞いたことないな、どのギルドも単独でレイドに挑めるだけの力があるはずだし、解放後の情報収集にしろ参加ギルドのほぼ全てに王称号がいるしな、アンさんの言う通り少し不自然な感じはするな。
「まあ、戦力増加に物資の安定にとデメリットはないわけですし余り深く考えなくて大丈夫だと思いますよ? どのギルドも王称号持ちのバックアップと報酬目当てなのがはっきりしてる分その辺をアンさんがしかっり仕切れば問題は起きないかと」
「それもそうだな。やっぱりウェイルが居ると安心するよ」
「そう言われると少し照れますねっと、ここですか」
「そうだ、私のPTに一度招待する受けてくれ」
結界魔法の中に入るためには術者本人から許可を貰うか既に許可を持ってる者からPTに誘ってもらい一緒に中に入ると出入りが自由になる特性をもっている。
「中に入ったら驚くぞ」
「え」
アンさんそんなセリフ共に中に入ると3人は声を失う。
なんとそこには野営をやってる者どころがテント一つなかったあるのは。
「な、なんで町が出来てる?!」
アンさんが茶化すように、子供のいたずらが成功した時のような無邪気な笑顔で迎えてくれた。
そして、あっけにとられる俺達3人に町の名前を教えてくれる。
「ようこそ冒険者が作った最後の町「ラストシティ」へ」
「そのまんま?!」
可能な限り毎日投稿していきます。仕事の都合で更新遅れてしまう場合もありますが何卒宜しくお願い致します。