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お互い両想いなのに、彼女は俺がそこまで彼女を好きじゃないと思っているらしい!

作者: 七瀬
掲載日:2026/10/10





”お互い両想いなのに、彼女は俺がそこまで彼女を好きじゃないと

思っているらしい!“




俺は今の彼女と付き合って1年になるのだが、、、。

”未だ何もない!”

手も繋いだ事もないしキスもした事がないのだ。

ただ俺は”彼女を心から大事に想っているから手を出さないだけ!“

でも彼女はどうやら俺の考えとは正反対らしい。

付き合う前から俺にやたらとスキンシップも多いし......。

はやく俺に手を出してほしいみたいだった。




・・・まあ、俺だってそこまで好きじゃない女の子なら直ぐに

手を出しているかもしれない。

ただ俺は今の彼女と”結婚も視野に考えて付き合っているから軽い

気持ちでそういう関係にはなりたくないんだよな。“

俺の気持ちは彼女には伝えているのだけど、あまり彼女は納得して

ないみたいだし。

流石に”1年も彼女と二人で居ても何もないと俺もどのタイミングで

どうしたらいいのか分からなくなってきている。“

もうそろそろ”手を繋いでからキスぐらいまではしたいのだけど。“

俺は昔からこういうのに不慣れというか?

少し女の子への恐怖も感じている。



そもそも俺からしないのは? ”俺が初めて付き合った彼女に付き合って

直ぐにキスをしようとしたら? 当時の俺の彼女だった女の子から

本気のビンタをされたことが原因なんだ。“

その後は、”大泣きをされて俺はそれが大人になってもトラウマになって

いるのだろうと思う。“

だから今の彼女にはやたらと慎重になってしまうんだ。

だけど女の子が皆そういう訳じゃないというのもよく分かているつもりだ!




『”こ、今度さ! ふたりで泊まりで温泉でも行かない?“』

『えぇ!?』

『・・・い、イヤならいんだけど?』

『嫌じゃないけど、急にどうしちゃったの?』

『い、いや? 別にあんまり意味はないんだけどさ。』

『でも楽しみだな~ふたりで泊まりで温泉なんて初めての事だもんね!』

『えぇ!? い、行ってくれるの?』

『勿論! 彼女だし、一緒に行くわよ。』

『良かった、断られたらどうしようかと思った。』

『”なんで断るの? 私は玄他の彼女なんだよ!“』

『・・・そ、そうだよね、』

『”そういうトコロ、玄他のいいところでもあるけど、もっと自分に自信を

もってもいいんじゃない?“』

『ううん、そうだね! ありがとう。』

『”こんな風に私に気遣ってくれるところ、やっぱり玄他の事好き!“』

『・・・て、照れるじゃん!』

『照れてもいいよ、そういうところも好きだから!』

『う、嬉しいけど! 恥ずかしいな~。』

『玄他、案外照れ屋だもんね!』

『・・・ううん、』








 *






・・・それから俺と彼女はふたりで泊まりで温泉に来ていた。

一応、彼女が部屋についている小さな温泉がいいと言うので

そういう部屋を前もって予約しておいた。




『えーーーーーえ!? 凄く景色もキレイなトコロだよね!』

『そうだね、自然が満喫できそうな場所だよね。』

『部屋に小さな温泉がついてるんでしょ? 後で一緒に入ろうね!』

『えぇ!?』

『”何? 想像してんの! 玄他のエッチ!“』

『・・・・・・』

『”顔真っ赤だよ。“』

【ヒェッ】

『かわいい!』

『・・・・・・』

『取り合えず、荷物おいてこの辺の町を探索しない?』

『ううん。』





ふたりで荷物と泊る部屋に置いて、ふたりで旅館を出て散歩がてらに

町並みを探索する事にしたんだ。




『凄くイイとロコだよね! 近くにスーパーやコンビニもないし。』

『自然がいっぱいで長閑なところだなぁ~!』

『ううん! たまにはこういう場所もいいよね。』

『うん。』

『でも今日の晩ごはんって何が出てくるのかな?』

『海鮮じゃいないの? ココは海も近くにあるらしいし。』

『お肉もいいな~』

『”俺は万葉と一緒に食べれるなら何でも美味しいと思うけどな。“』

『嬉しい事言ってくれるんだね!』

『こういう何気ない時間も幸せだよ。』

『”私も玄他と一緒なら幸せかな。“』

『・・・万葉、』

『”だから今日は一緒に温泉に入ろうね!“』

『・・・うん、』

『”今! うんって言ったよ、約束だからね玄他!“』

『ううん、約束する。』

『なんか急に楽しくなってきたな~』

『・・・・・・』








 *








・・・その後は、みんなが思っていた想像通りの事になった。

食後に二人で部屋についている温泉に一緒に入って。

一緒の布団で体を絡め合いながら一夜が過ぎて行った。

次の日、彼女はいつも以上にニコニコしてずっと機嫌が良かったな。

こんな事ならもっと早く、そういう事を彼女にすれば良かったのかな

とも思うけど?

やっぱりこのタイミングでして良かったんだと思う!

”今まで以上に、ふたりの絆が深まった気もするしね。“

それにやっと俺の正式な彼女になった感じもしてる!

彼女と付き合って1年! 

俺には丁度いい彼女との距離感と関係性になったと思うんだ。




最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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