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命を惜しむな、名を惜しめ  作者: 但馬筆人
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引き付けろ

多門は手槍には目もくれず、振り向きざまに太刀を横一閃する。


すると、至近距離で構えていた弓兵の首が飛んだ。


そのまま、弓兵のみを狙い、自分の位置から一足飛びで斬れる敵だけ効率的に切り続けた。


五人ほど斬ったところで、少し距離がありこちらを狙っている弓兵に対して、手槍を投げた。


その槍は見事に敵の腹に突き刺さり、それを確認すると、弓と矢を拾い、一気に距離をとる行動に出る。


敵の弓の射程外まで行くと、残り少ない矢で、残りの弓兵五人を次々射殺していく。


粗方片付いたと思った矢先、後方に嫌な気配を感じ、振り返ると一人の兵士が槍を振りかぶっていた。


(流石にこの距離は届かないだろ)


とかなり距離のある相手に油断しないまでも届かないと断定し、弓を構えた。


しかし、敵兵が放った槍は、予測に反して、多門に向けて飛んできたのであった。


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