私の家庭教師!
「お嬢様~!!入ってもよろしいですかっ?」
「セレア~!良いですよ!」
失礼します!と入ってくるセレア。
「で、どうでした_?????」
「それは_」
神妙な顔つきになるセレア。
「ゴクリ…」
「OKでしたよ~!!!!勉強嫌いで魔法の練習なんてもってのほかだったお嬢様が勉強なんて!と喜んでらっしゃいましたっ!
それに、腕のいい宮廷魔術師を呼べるそうですよ!」
「きゃ~!」
うれしくてセレアと抱き合う。
「セレア!ありがとう!よくやったよ~!!!」
「ありがたき幸せです~!明日から作法や勉学の先生はいらっしゃるようですので準備しなければですね!」
「うん!頑張ろうねセレア!」
私たちは手を握りしっかりうなずきあった。
▽ ▽ ▽
チリーン
屋敷のベルが鳴らされた。
「はい!ただいま行きますっ!」
ルンルン♪と鼻歌を口ずさみながら階段を駆け下りる。
玄関に美しい女性が二人で会談してた。
お母様と先生のかただ。
「お初にお目にかかります。シャーロット公爵が娘 アリスリア・シャーロットです。」
一応、ドレスをつまみ挨拶する。
「私こそお初にお目にかかりますわ。シュシュア・アデルスでございます。」
完璧なカーテシー。
「こんにちは。アリスリア?これから私と頑張りましょうね」
優しいほほえみとともに初対面は終わった。