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ゲーム設定 時々おふざけ

ペン?らしきものを持ち紙に書き始める。



『アリスリア・シャーロット 水の魔力持ち。

悪役令嬢。容姿端麗だが勉学も作法も未経験に近い。

傲慢で使用人を泣かせるのが特技。

王太子スフォルツァンドの婚約者。』



まず私。



水の魔力持ち。


莫大な魔力を持つ両親に生まれながらもヒロインの頭に半径3㎝の雨雲しか発生させられないってゆう。悲しい設定。



くそな製作スタッフめ...



話を戻してこの国は魔法大国。



光・火・水・植物・闇・土・風


7つの魔法属性に分類される。




特に光と闇はまれでその魔力保持者は魔法学院への入学が許される。



『魔法学院』



私たちの舞台。



この国は平民でも魔力を持っている。


でも、生活に使えるくらいな微力なもの。



でも、王貴族は強力な魔力を所有している。




その強力な魔力を生かすためにあるのが魔法学院。




でも、平民にも入れるほどの魔力を保有している人が10年に一度ほどの単位で現れる。



それがヒロイン。




思い出してすべて書き込んでいく。



『シャルロット・アリア 光魔法持ち。

愛されヒロイン。容姿端麗なうえに学習能力も並外れている。

無邪気で少し社交界の世界に疎い。』


そうなのだ、ヒロインは滅多に現れない光魔法の使い手なのだ。




それに加え、社交界に疎いことから攻略対象に無自覚ボディタッチ。



無邪気な笑顔で攻略対象をバンバン落としていくのだよぉぉぉぉぉ~



そしてすぐ顔を思い浮かべられる人。



『レオノーラ・シャーロット 水の魔力持ち。

お兄さんキャラの攻略対象。ヒロインより1歳年上。

アリスリアの兄。王太子の幼なじみ。

成績優秀・容姿端麗。並外れた魔力保持者』




うん。


兄弟だよね?




性格も違えば魔力量も天と地の差。


 


つ、つぎぃぃぃ~(現実逃避をお許しください。)


『スフォルツァンド・リンス 風の魔力持ち。

紳士的で優しい私が一番好きなキャラ。で、攻略対象。

ヒロインより1歳年上。魔力が桁外れで多い。アリスリアの婚約者。

容姿端麗・成績優秀』




私の婚約者(予定)の人。



頭もよく、紳士。



惚れない人がいるのか?はてはて。




『レオポルド・ファージア 火の魔力持ち。

軽いキャラ。人気な攻略対象。ヒロインより1歳年上。

レオノーラや王太子の幼なじみ。

容姿端麗。成績優秀』



軽いプレイボーイなのに、成績優秀で真面目な顔がカッコイイって有名だよね~。



ヒロインが泣きたい時に来るんだよね。





それがかっこよくて~って!


2枚目に突入してしまった。


 

さ!つぎつぎ!





『シュトリア・マルス 光魔法の使い手。

謎キャラで、自由人な攻略対象。

私より1歳年上なだけなのに宮廷魔術師。

容姿端麗。成績優秀』



そして、私の幼なじみなのだ~!



私に手を焼いていたな~。ほっほっほ。


そしてそして~!


私の義弟になる予定のあどけない少年。


私と同い年。



病弱でかわいらしい子。



音楽の秀才なんだよね~!


『シャルル・リンス 水の魔力持ち。

スフォルツァンドの弟にして第二王子。

可愛いキャラで、ヒロインや私と同い年。

兄と同様、桁外れの魔力保持者。』



そして~!攻略対象・最後の一人!




『リオン・スピネル 風の魔力の持ち主。

隣国の王太子にして、シャルルたちの遠縁の親戚。

剣術の力が並外れている。

レオノーラたちと同い年の、留学生』



クールな性格に強い正義感。

スフォルツァンドの次の人気キャラ。



ここまで書いて紙を見渡した。




「ふぅ~!書けましたっ!」




こぶしを突き上げて感動に浸っていた時、部屋の扉がノックされた。



















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