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私の家族

王太子_スフォルツァンド・リンス王太子殿下。




ミント色と翡翠色の間を取ったようなサラサラヘアに国王即位の絶対条件・輝く金色の瞳を持っている美少年。



優しい性格が特徴的なメイン攻略対象様。


弟さんの第二王子も金色の瞳とか何とかで貴族の中で最も力を持つ私に後ろ盾になってもらおうと浮上した縁談。




でも、ゲームの私は作り物のような王子の容姿に一目惚れ。



お茶会でウザがられるも権力を振りかざし宰相の父を後ろ盾にちょうどいい。といい婚約を決めた。



それに、国の母である王妃になれば今より豪華な暮らしができると思ってたんだよね。





アリスリア性格悪っ!つくづくそう思ってしまう。





私はベッドに寝っ転がって頭を抱えていた。




すると部屋の向こう側からバタバタと三つの足音が聞こえた。





「アリス~!大丈夫か!?」



「アリスちゃん?お体は大丈夫?」


「アリス。ごめんね。僕が見てなかったばかりに」




そして開かれた扉から美形三人衆が突撃訪問してきた。





まず、父のガーデス・シャーロット。

若いのに、立派に公爵家と領地を盛り上げたとして有名な我が国宰相。

星屑を詰め込んだような輝く銀髪に私とおそろいの清んだ瑠璃色の瞳が凛々しい、とんでもない美形だ。

そして、母・マリアージュ・シャーロット。

私の髪色・淡い金髪にどこか色気を漂わせる目元を彩る若草色の瞳。

こちらもとんでもない美形さんですね。

隣国の侯爵家の長女として生まれた母を父が隣国に出向いたとき持ってきてしまったらしい。

が当の本人である母も、「持ってこられちゃったの♪」と微笑んでいるラブラブようなのです。


私・アリスが美人として有名なほど顔が整ってるのもうなずけるような遺伝子の良さ。

そして最後。

ばつの悪そうな顔をしお母様とお父様の腕の中にいる美少年こそが、わがアリスリアの兄。


父や母の遺伝子を濃く受け継いだ超絶美少年。


才能も父から息子へ移ったかのような感じなので時期宰相&公爵とうたわれている将来有望な少年だ。



ここまで言えばわかるだろうが彼も、攻略対象だ。

顔は主にお父様似で同じくの輝く銀髪に、瑠璃色の瞳。

まだ可愛らしい瞳をしているが将来はこの可愛さを少々残した凛々しい美少年に成長するのだ。



私が嫉妬に狂いヒロインに水をかぶせ逃走したときに彼女の水を拭いたのがお兄様。

その時、ヒロインもハッ。と目を奪われてたな~。


「ごめんね。僕が目を離してたばかりに_こんなお兄ちゃんを許してくれる?」


そして今将来有望イケメンから手を握られている。




「許すもなにも!わたしがお兄様の言いつけを無視して壁に突進したんですよ?」



それにほら!と反応に困ったのでお兄様の胸に飛び込んだ。



お兄様の胸に埋もれながら

「大丈夫でしょう?」

とほほ笑む。



それにしても、自然な石鹸というかレモンというかライムというか~。


すんごい、良い香りがする。




「っ!うん。ありがとう。」




お兄様が顔を赤くさせてしぶしぶ了承する。



すると、





「あら~。仲がいいこと!お母様たちも混ぜてっ!」




お母さまが叫んで私たちに抱きついてきた。




「私も混ぜてくれっ!」




お父様までも?



でも、温かい。




こんな家族でよかった!













申し訳ないです!

最期中途半端でしたね?

家族が仲いいこと・兄が美形なこと。それが伝えたかったのです。

さて次の更新は明日!2話更新しようと思っております!


ではまた明日!



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