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うん?私が悪役令嬢!?

「ひやぁぁぁぁ!」




あれ?




私、神の手違いとやらで殺されたんじゃ?




「お嬢様っ!?お嬢様!起きられたのですね????」



「え、うん。」



何この声。



私ってもっと声低かったよね。



「お嬢様?まだ体調が?」



「い、いえ?それより鏡貸していただけませんか?」




「は、はい?どうぞ」



たれ目がちな女性は戸惑いながら鏡を貸してくれた。



「ありがとう」





そして、鏡をのぞいた瞬間。



「うっ」




とんでもない美少女がうつっていた。




腰ほどまである緩くウェーブがかった淡い金髪に、夜空の煌めきを集めたような深い青色の瞳。

これは、瑠璃色かな?


ニキビ一つない、真珠のような肌にほんのり桃色に色ずいた頬。

華奢な体になじむ、真っ白のワンピース。



紛れもなく、リアルフランス人形だ。






でも、これは私が死亡する前日まで何日もやっていたゲームのキャラだ。



『甘酸っぱい恋の物語』 通称・甘こい

可愛いかわいい、ヒロインが魔法学院に入って攻略対象たちを攻略していくという割と王道の王道な乙女ゲーム。

そのゲームの人気の理由。


悪役令嬢なくせして心は美しいとか、キャラが腹黒とか。


規格外な乙女ゲームなんだよね。


こんな天使の顔立ちをしている私もあと、6年すれば立派な悪役令嬢だ。



シャーロット公爵家と王太子の婚約者という権力を振りかざす傲慢令嬢。



そう、王太子と婚約。




って婚約!!??














前世の記憶を思い出してすぐ破滅の危機です_





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