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招待状

「う...」




「お嬢様!?お嬢様っ!」




「な、な~ぁに~?せ、セレアぁ~?」




「はい!はいっ~!私ですっ!旦那様と奥様レオノーラ様にもお伝えしてきますね?」




「う~ん。」




眠~い。





私なんで布団の中にいるんだっけぇ?





「アリスっ!もう心配かけさせないでくれ~!」




「そうよアリスちゃんっ!お母様も心配したのよっ!?」




「アリスっ!?あんな高等魔法を使って外走り回ったらフォルツでも倒れるからさっ!」




うっ。




この前もあったような美形三人衆からの攻撃。




「ふぁい~。申し訳ありません~?」




「さぁ。アリスっ?目を覚ましなさい?本題だ。」




「ふぁい?お父様?」




いきなり真顔にならないでくださいよぉ~




「お前の魔力についてなんだが水属性で異例の治癒魔法。それに合わせた高等な創成魔法。

規格外すぎてね?私もマリアもどうすればいいかわからないんだよ。アリスはどうしたいのかな?」




「お父様ぁ!私はお父様とお母様とお兄様と暮らしたいですっ!平和に!」




それしか望まないよっ!



婚約せず魔法学院に行かず断罪されず。




「っ~!うん。私が聞いたのがいけなかったね。ねぇ、マリア。」



「えぇ。ガーデスっ!お母様も貴方がいけないと思うわっ!」



「賛成しますっ!母上!今のは父上がダメですよっ!」



「マリア、レオ。意外に傷つくなぁ?」




お父様。美形がぁ!もったいないですよっ!

お母様も顔がとろけそうですから!

お兄様は顔がマジですっ!人殺めちゃいそうですからっ!




「それでぇ。まだあるんですよねぇ?」


まだ眠い私。



「えぇ!私から言いますわっ!

アリスちゃんて、ちょっと前まで我儘で傲慢。使用人さんたちをクビにするのが特技だったでしょう?」



うん。お母様。今ので目が完全にさめましたよっ!




「はい。そうです...」



「でもちょっと前からお勉強頑張ってマナーとか学習内容は完璧だと聞いているわ?

で~!ちょっと前にねライクから招待状をもらったの~!7.8.9歳の女の子は明日、お城に来るようにってね~!ちょっとしたパーティを午後の6時からするらしいからね~!」


お母様っ!嫌ですっ!確かゲームでは私がそこで王太子様を見て一目惚れ。

裏でいろいろやって攻略結婚。



しかもライクって国王様ですよねっ!?

この南の大国の国王を...呼び捨てっ...



「嫌ですよっ!?」



「そんなこと言わないで~っ!レオもついていくのよっ!?

ガーデスもお母様も!」



「えっ!お兄様っ!?トリア君?も来るのよっ?お話したいでしょ?」




「うんっ!はいっ!トリアとお話ししたいですっ!」






「じゃあ、決まりねっ?お母様とドレス選びよっ!髪型もねっ!」




そう意地悪っぽく微笑んだお母様にお布団から引きずられて自室から出される。



「マリア~!私も行くよっ!?」



「僕もですっ!母上~っ!」




もう、この後はお察し願いますっ。。。。。。。!!!!!



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