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ミラクルカウンター[未完]  作者: 次元レベル町内会長
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転生模様(表) いわゆるプロローグ

よくある女神系転生のテンプレのようなものです。

次話からでも大丈夫。

 転生した先は女神さまの家の庭だった。


 日本家屋な建造物の庭から見える茶の間。


 そこで女神さまは……


「……艦〇れ?」


「そう……アナタも提督なのね……」


 ノートPCで艦〇れやってました。


 何故に?




「かつて…アナタと同じ日本人の転生者が……この宇宙に呼ばれたわ……」


 察し。


「異世界のブラウザゲーができるのか。女神さまって凄いんだな……」


「対応したのは私ではないけれど……その転生者の記憶から再現し、構築したらしいわ……さすが、創造の加護の女神……さすがに気分が高揚します」


「怒られるから台詞パクらないで?」


「大丈夫。今からアナタが転生する世界も似たようなものよ……頑張って」


「まって。お願い、もうちょい俺に説明プリーズ」


 気が付いたらこんな状況になってた。


 別にトラックに轢かれたり病気で倒れたりしてないんだけど。



 ◇◇◇



「アナタは特に理由もなく異世界転移、そして死にました。なので転生しまーす……」


「すっごいストレートで簡潔ぅ」


「そんな哀れで矮小で愚かなアナタに私から加護を差し上げましょう……」


「辛辣なのか優しいのかコレわかんねぇな?」


「これぞツンデレ……」


 ゼッタイ違うと思う。


「私の加護は“反逆”よ……ピンチになるほど世界の全てがアナタを勝利に導くわ……」


「無条件じゃないのか。考えようじゃアリだけど」


 こちとら男盛りの大学生、多種多様な欲望にあふれる健全な男子だもの。


 そんな男がチート持ったらロクなことならんからね。


「そう……例えるならうっかり大破進撃しても……大破した子には一切攻撃が向かなくなり、敵の旗艦を全員でスナイプしてくれるようなもの……」


「提督にしか伝わらないチートの説明ありがとう。あと前提が辛過ぎてシャレにならん」


「あと……転生だから……この世界の存在に生まれ変わる……頑張ればアナタも魔法が使えるわ……」


 お? それは素直に嬉しいな。


 異世界ファンタジーならやはり魔法は使ってみたい。


 努力次第で使えるだけでも嬉しいものだ。




「私も……転生者を迎えるのは初めて……できる限りの支援はするけど……高度な柔軟性を保ちつつ臨機応変な対応を心がけるわ……」


「なるほど。その提督もしかしなくても銀河英〇伝説も読んでたな」


「それと……大事なことを一つ。一個人が世界に与える影響なんて……たかが知れているわ」


 世界の歴史、宇宙の流れという大きな視点からすれば、チート持ちだろうと例外ではないそうだ。


 さすが女神さま、考え方のスケールでかいわ。


「自由に生きなさい……アナタにはその権利があるわ……世界を理不尽に奪われたアナタには……」




 異界からの望まぬ転移を防げないこと。


 この世界で絶対的な力を持ちながら元の世界に還せないこと。


 そのことに対する罪滅ぼし、みたいなものらしい。




「まぁ、これは……アナタが無意味に不幸をばら撒いて悦に入る人間のクズでないと、そう確信しているからこそ……なのだけれど」


「人並み以上に欲望アリアリだと自覚してますが」


「女神基準では善人判定よ……何故なら私は世界レベル……いえ、宇宙レベルだから……」


 提督だけじゃなくプロデューサーもこの世界に呼ばれたんか。

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