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壇教  作者: 月亜
1/1

悪夢の中で

ふと気づくと私は、机に座っていた。


空間は薄暗く心做しか周りに人の気配を感じる。


私の前方から声が聞こえる


癇に障る甲高い声


40代後半~50代前半の中年女性だろうか・・・。


視界がぼやけてる?あたりが暗いから?確証はない。


前方から恐らく中年女性が甲高い声を張り上げて


「ここ重要だからしっかり聞くようにテストに出すからね」


と言い放ち

スースースースーと布を擦る音がした。


テスト?ちょっとどういうこと?こんな状態でどうしろと?


そう考えているといきなりガタンと立ち上がる音がした。


次の瞬間あたりに少し光が刺した。


キョロキョロと周りを見渡すとどうやらここは教室で生徒は私を含め大体30人前後だと思う


完全に教室の隅々まで分かるわけではなかった。

まだ薄暗く見えにくい場所があるからである。


前方の中年女性は、どうやらこのクラスで講義をしている先生だった。

小柄で白髪混じりの軽くパーマのかかったベリーショート

化粧はケバく高齢線がくっきり浮き出ている。


真っ赤口紅に丸ぶち眼鏡


私が、想像した40代後半~50代前半まさにとその時思った。


教壇に立ち癇に障る声で講義を続けている。


ふと頭上に目をやると紐が垂れている・・・。


何これ?


周辺も見回してみるとやはり紐が垂れているようだ。

・・・。


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